宮田理江の古着DIVE
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連載企画
#13
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2026.9.30
1枚で着こなしが変わる!ヴィンテージスカーフの簡単アレンジ3選
こんにちは。ファッションジャーナリストの宮田理江です。
コーディネートに何か物足りなさを感じたとき、頼りになるのがスカーフです。なかでもヴィンテージスカーフは、今ではなかなか見つからない色使いや大胆な柄、レトロなモチーフなど、1枚ごとに異なる表情が魅力。古着と同じように、一点物を探す感覚でお気に入りを見つける楽しさがあります。
首に巻くのはもちろん、頭を包んだり、服のようにまとったり。巻き方を変えるだけで、同じスカーフがまったく違う表情を見せてくれるのも面白いところです。今回は、難しいテクニックを使わずに楽しめる3つのアレンジをご紹介します。
※掲載画像は、実際の商品画像をもとにAIで作成したイメージビジュアルです。
◆ループノットで首元にニュアンスある華やぎ


まずは、覚えておくと重宝する「ループノット」。スカーフの柄をきれいに見せながら、首元にほどよい華やかさを添えられます。シャツやニット、ジャケットなど古着の定番アイテムとも好相性です。
スカーフを細長い帯状に折り、片側にゆるめの結び目をひとつ作ります。首に巻いたら、反対側の端をその結び目に通し、好みの位置までスライドさせれば完成。結び目を少しサイドにずらし、左右の長さをあえてそろえないのが、こなれて見せるポイントです。
こちらのように左右で色が異なるヴィンテージスカーフなら、巻いたときに異なる色や柄がのぞくのも素敵。レトロな花柄が首周りを華やかに彩ってくれます。
着用アイテム
◆真知子巻きでレトロシックを今の気分に


どこか懐かしい「真知子巻き」も、レトロがトレンドの今だからこそ、新鮮なアレンジに。特にヴィンテージの花柄や幾何学柄は、この巻き方と相性抜群です。頭にふわりとかぶせるだけで、レトロシックなムードが漂います。
大判スカーフを対角線で折って三角形にし、頭を包むようにかぶせます。左右の端をあごの下で結び、全体のバランスを整えれば完成。きっちり覆いすぎず、額や顔まわりの髪を少しのぞかせると、今っぽい抜け感が生まれます。サングラスとも相性ばっちり。室内では頭から外して、そのまま首に巻き替えてまとえます。
着用アイテム
◆スカーフを服に変える、ビスチェ風アレンジ


ヴィンテージスカーフの柄をもっと大胆に楽しみたいなら、ビスチェ風にまとってみましょう。首元だけではなく広い面積で柄を見せられるので、一点物ならではのデザインが着こなしの主役になります。
大判スカーフを対角線で折って三角形にし、胸元を包むように巻いて両端を背中でしっかり結びます。正面の三角部分がきれいに落ちるように整えれば完成です。
Tシャツや薄手ニットの上に重ねれば、いつものトップスが新鮮な表情に。シャツやジャケットを組み合わせればモードなレイヤードスタイルに仕上がります。こちらのように馬や馬具を描いた柄など、ラグジュアリーなブラウスを思わせる華やかなデザインを選ぶのもポイント。スカーフの柄そのものが主役になり、ビスチェ風の着こなしが決まります。
着用アイテム
ヴィンテージスカーフのおもしろさは、同じように見えても、色や柄、素材感がそれぞれに違うところです。巻き方は同じでも、選ぶスカーフによって仕上がりのムードが変わるので、自分だけのスタイリングが自然と生まれます。
今回ご紹介した3つは、どれも折って、巻いて、結ぶだけ。難しいテクニックは必要ありません。3つを入口に、自分好みのスカーフアレンジを気軽に試してみてくださいね。
次回は、秋冬に欠かせないニットをピックアップ。古着ならではのバリエーション豊かなデザインをご紹介します。お楽しみに!
PROFILE
著者情報
ファッションジャーナリスト/ファッションディレクター
多彩なメディアでコレクショントレンド情報をはじめ、着こなし解説、スタイリング指南などを幅広く発言。複数のファッションブランドの販売員(店長)としてキャリアを積み、バイヤー、プレスも経験。自らのテレビ通販ブランドもディレクション。
趣味は国内外のヴィンテージ・古着店巡り。毎日ファッション大賞選考委員/Yahoo!ニュースエキスパート