


時代を越える、古着の定番。
名ブランドの定番モデルを集めた「名作展-名品編-」。現代まで時代を超えて残る古着の定番アイテムをご紹介。時代を越えて愛される「古着の名品」の魅力を再発見してみては。
名 品
〔 バブアーの代名詞 〕

Babour | BEDAL
バブアーのビデイル
歴史
ワックスを染み込ませることで防水性と防寒性を備えたコットン生地はバブアーの代名詞であり、コーデュロイの襟、タータンチェッ
クの裏地など英国を感じる要素が詰め込まれている。なかでもビデイルは1980年に乗馬用として誕生以来、屈指の人気を誇るモデル。
タグの変遷
1982~1987
2 ワラント

初のロイヤルワラントから3年後の'82年にはエリザベス女王より2つ目の紋章が授与される。
1987~2001
3 ワラント

現在の最高位である3つのロイヤルワラントを見事獲得。名実ともに英国を代表するブランドとなった。
2001~
3 ワラント以降

1987年から現在まで3つのワラントを保持しつづける。時代ごとにデザインや素材は微妙に変更する。
1974~1982
1 ワラント

英国王室御用達を意味するロイヤルワラントをエディンバラ公より授かる。初のワラントタグが登場。
1982~1987
2 ワラント

初のロイヤルワラントから3年後の'82年にはエリザベス女王より2つ目の紋章が授与される。
1987~2001
3 ワラント

現在の最高位である3つのロイヤルワラントを見事獲得。名実ともに英国を代表するブランドとなった。
2001~
3 ワラント以降

1987年から現在まで3つのワラントを保持しつづける。時代ごとにデザインや素材は微妙に変更する。
1974~1982
1 ワラント

英国王室御用達を意味するロイヤルワラントをエディンバラ公より授かる。初のワラントタグが登場。
1982~1987
2 ワラント

初のロイヤルワラントから3年後の'82年にはエリザベス女王より2つ目の紋章が授与される。
1987~2001
3 ワラント

現在の最高位である3つのロイヤルワラントを見事獲得。名実ともに英国を代表するブランドとなった。
2001~
3 ワラント以降

1987年から現在まで3つのワラントを保持しつづける。時代ごとにデザインや素材は微妙に変更する。
〔 品格纏う一着 〕

Burberry's | Trench Coat
バーバリーのトレンチコート
歴史
1856年に英国人トーマス・バーバリーが洋品店を開業することに端を発するバーバリー。1879年には高密度の綾織り生地 “ギャバジ
ン” を開発し、1888年には特許を取得。その独自生地を用いて生まれたのが、今日ではトレンチコートとして親しまれるダブルブレ
ステッド&ベルテッドの防水コートだ。第一次世界大戦では英国陸軍省からの依頼により大量生産されると、民間へ瞬く間に広まった。
タグの変遷
~1950s

鎧を纏った騎士と馬のロゴは1900年代初頭に完成したとされる。ネイビーのレーベルに大文字でブランド名が刻まれたタグは1950年代頃まで使用された。
1960~’70s

頭文字の "B" 以外はすべて小文字に変更。"MADE IN ENGLAND"が記される。デパートや洋品店とのダブルネームは当時の別注オーダーである証拠。
1980~’90s頃まで

ブランド名の両脇にレジスターマークと「REGD」が付く。以降、2000年代頃からはブランド名のスペルにSが取れて「BURBERRY」となる。
~1950s

鎧を纏った騎士と馬のロゴは1900年代初頭に完成したとされる。ネイビーのレーベルに大文字でブランド名が刻まれたタグは1950年代頃まで使用された。
1960~’70s

頭文字の "B" 以外はすべて小文字に変更。"MADE IN ENGLAND"が記される。デパートや洋品店とのダブルネームは当時の別注オーダーである証拠。
1980~’90s頃まで

ブランド名の両脇にレジスターマークと「REGD」が付く。以降、2000年代頃からはブランド名のスペルにSが取れて「BURBERRY」となる。
~1950s

鎧を纏った騎士と馬のロゴは1900年代初頭に完成したとされる。ネイビーのレーベルに大文字でブランド名が刻まれたタグは1950年代頃まで使用された。
1960~’70s

頭文字の "B" 以外はすべて小文字に変更。"MADE IN ENGLAND"が記される。デパートや洋品店とのダブルネームは当時の別注オーダーである証拠。
1980~’90s頃まで

ブランド名の両脇にレジスターマークと「REGD」が付く。以降、2000年代頃からはブランド名のスペルにSが取れて「BURBERRY」となる。
〔 定番の大人カーデ 〕

LACOSTE | Cardigan
ラコステのニットカーディガン
歴史
フランスを代表する天才テニスプレーヤーでもあったルネ・ラコステにより1933年に設立。1970年代頃より生産されるニットカーデ
ィガンは、当時、最新の合成繊維であったアクリルを使用して、ウールのような柔らかい質感と保温性を持ちながら、速乾性にも優れ
た素材として、スポーツウエアとしても重宝された。
タグの変遷
1970s

ワニがタグの右側に配置されるようになり様々なバリエーションが生まれる。®マークの入らないものは、より古いものと判別できる。
1980s

1980年代になると基本的なデザインは変わらないものの、外枠や®マークがグリーンで統一。この頃はフランス製の最終期でもある。
1990s

1990年代になると生産はアジア生産などに切り替えられ襟タグもよりシンプルに。アイテムはよりカラフルなバリエーションが増える。
Early 1970s

1970年代初頭の襟タグ。ワニの中にブランドネームが入り、全体的に大きくデザインされている。下部分には「MADEIN FRANCE」表記。
1970s

ワニがタグの右側に配置されるようになり様々なバリエーションが生まれる。®マークの入らないものは、より古いものと判別できる。
1980s

1980年代になると基本的なデザインは変わらないものの、外枠や®マークがグリーンで統一。この頃はフランス製の最終期でもある。
1990s

1990年代になると生産はアジア生産などに切り替えられ襟タグもよりシンプルに。アイテムはよりカラフルなバリエーションが増える。
Early 1970s

1970年代初頭の襟タグ。ワニの中にブランドネームが入り、全体的に大きくデザインされている。下部分には「MADEIN FRANCE」表記。
1970s

ワニがタグの右側に配置されるようになり様々なバリエーションが生まれる。®マークの入らないものは、より古いものと判別できる。
1980s

1980年代になると基本的なデザインは変わらないものの、外枠や®マークがグリーンで統一。この頃はフランス製の最終期でもある。
1990s

1990年代になると生産はアジア生産などに切り替えられ襟タグもよりシンプルに。アイテムはよりカラフルなバリエーションが増える。
〔 不朽のスタンダード 〕

Levi's | 501
リーバイス501のデニムパンツ
歴史
リーバイスは、1853年に金鉱などで働く人のための作業着として誕生。1886年にはリーバイスを象徴する、ツーホースワークの革パッチを掲げ、
その規模を拡大していきます。馬の力をもってしても、絶対に破れないことを印すこのマークは、最強度を誇るウェアであると言うリーバイスの
絶対的な自信の表れです。
年代別ディテール解説
late'66 66後期
1976~1982

バックポケットの裏側の上部がチェーンステッチ。トップボタン裏には6の刻印が入り、記事は縮率8%のものが使用されている。まだらな縦落ちが特徴。
Redline レッドライン
1982~1986

やや細めのセルビッジ。ヴィンテージらしい色落ちが特徴。紙パッチが美しく残っているのは希少で、内側に付くケアラベルの裏側にある数字で、製造年月と工場の判別が可能。
Regular レギュラー
1982~2003

赤耳付きのモデルと並行し、1980年代の初め頃から脇割仕様も登場する。紙パッチ右下あたりにMADE IN U.S.A.の表記が入る。脇割仕様になったアウトシームで生地が柔らかく表側のアタリが出づらいのが特徴。
XX ダブルエックス
1946~1966

中央からややズレたベルトループ、表から見えない隠しリベットによるバックポケット補強、そしてトップボタン横に施された「Vステッチ」が特徴。
big E ビッグイー
1966~1973

赤タブの表記が大文字のEでかつ、トップボタン横の縫製は、Vステッチが前期、平行ステッチは後期のもの。またアウトシーム部分の縫製が両方ともシングルステッチ。
early'66 66前期
1973~1976

赤タブはまれにビッグEのものも存在。[66ビッグE]と呼ばれる。バックポケットの裏側・上部のステッチはシングルステッチに。トップボタンの裏側には6と刻印されている。
late'66 66後期
1976~1982

バックポケットの裏側の上部がチェーンステッチ。トップボタン裏には6の刻印が入り、記事は縮率8%のものが使用されている。まだらな縦落ちが特徴。
Redline レッドライン
1982~1986

やや細めのセルビッジ。ヴィンテージらしい色落ちが特徴。紙パッチが美しく残っているのは希少で、内側に付くケアラベルの裏側にある数字で、製造年月と工場の判別が可能。
Regular レギュラー
1982~2003

赤耳付きのモデルと並行し、1980年代の初め頃から脇割仕様も登場する。紙パッチ右下あたりにMADE IN U.S.A.の表記が入る。脇割仕様になったアウトシームで生地が柔らかく表側のアタリが出づらいのが特徴。
XX ダブルエックス
1946~1966

中央からややズレたベルトループ、表から見えない隠しリベットによるバックポケット補強、そしてトップボタン横に施された「Vステッチ」が特徴。
big E ビッグイー
1966~1973

赤タブの表記が大文字のEでかつ、トップボタン横の縫製は、Vステッチが前期、平行ステッチは後期のもの。またアウトシーム部分の縫製が両方ともシングルステッチ。
early'66 66前期
1973~1976

赤タブはまれにビッグEのものも存在。[66ビッグE]と呼ばれる。バックポケットの裏側・上部のステッチはシングルステッチに。トップボタンの裏側には6と刻印されている。
late'66 66後期
1976~1982

バックポケットの裏側の上部がチェーンステッチ。トップボタン裏には6の刻印が入り、記事は縮率8%のものが使用されている。まだらな縦落ちが特徴。
Redline レッドライン
1982~1986

やや細めのセルビッジ。ヴィンテージらしい色落ちが特徴。紙パッチが美しく残っているのは希少で、内側に付くケアラベルの裏側にある数字で、製造年月と工場の判別が可能。
Regular レギュラー
1982~2003

赤耳付きのモデルと並行し、1980年代の初め頃から脇割仕様も登場する。紙パッチ右下あたりにMADE IN U.S.A.の表記が入る。脇割仕様になったアウトシームで生地が柔らかく表側のアタリが出づらいのが特徴。
〔 アメリカンスタイルの象徴 〕

Ralph Lauren | Chino Pants
ラルフローレンのチノパンツ
歴史
1967年に創業者ラルフ・ローレンによるネクタイブランド「ポロ」から始まります。当初はエレガントでありながら洗練されたアイテムを目指してデザインされたものでした。やがて、ポロシャツをはじめとするスポーツウェアが人気を博し、ブランドの象徴となりました。
タグの変遷
Early 90's

アメリカ製のタグがつくモデルが最初期。その後、タグはボックス型のまま、生産は他国へ移行。サイド部分はダブルステッチで縫われ、パッカリングが生じる。ジーンズで言う赤耳に相当。
Mid 90's

タグは単色の横長デザインに変更。生産が様々な国へ移行し、中期にはマレーシアも含まれる。サイド部分は現行と同じくシングルステッチへ仕様変更され、パッカリングがなくなり、すっきりとした雰囲気に。
Late 90's

90年代中頃から後半にかけて、カーキやネイビー以外にも多彩なカラーがリリース。タグはトリコロールデザインに変更され、生産国もスリランカや中国に加え、インドやベトナムに拡大。
Early 90's

アメリカ製のタグがつくモデルが最初期。その後、タグはボックス型のまま、生産は他国へ移行。サイド部分はダブルステッチで縫われ、パッカリングが生じる。ジーンズで言う赤耳に相当。
Mid 90's

タグは単色の横長デザインに変更。生産が様々な国へ移行し、中期にはマレーシアも含まれる。サイド部分は現行と同じくシングルステッチへ仕様変更され、パッカリングがなくなり、すっきりとした雰囲気に。
Late 90's

90年代中頃から後半にかけて、カーキやネイビー以外にも多彩なカラーがリリース。タグはトリコロールデザインに変更され、生産国もスリランカや中国に加え、インドやベトナムに拡大。
Early 90's

アメリカ製のタグがつくモデルが最初期。その後、タグはボックス型のまま、生産は他国へ移行。サイド部分はダブルステッチで縫われ、パッカリングが生じる。ジーンズで言う赤耳に相当。
Mid 90's

タグは単色の横長デザインに変更。生産が様々な国へ移行し、中期にはマレーシアも含まれる。サイド部分は現行と同じくシングルステッチへ仕様変更され、パッカリングがなくなり、すっきりとした雰囲気に。
Late 90's

90年代中頃から後半にかけて、カーキやネイビー以外にも多彩なカラーがリリース。タグはトリコロールデザインに変更され、生産国もスリランカや中国に加え、インドやベトナムに拡大。
