モノの価値を知る大人のための「いま、欲しい古着 Vol.2」では、JAMスタッフ3名が「いま、欲しい古着」についてご紹介。古着の価値を知るスタッフが選ぶ、こだわりのアイテムにぜひご注目ください。
01
中原 真
古着歴を教えてください。
古着歴は10年ほどになります。
古着を好きになったきっかけは?
スケートボードで知り合った
先輩に連れられて古着屋さんに行ったのが始まりです。その古着屋さんがサーフ、OLDSKATE物とヒッピー系等に強い古着屋さんで、店主さんもロン毛にフレアデニム、ジャケットはノースビーチみたいな感じで西海岸の雰囲気に惹かれて、そのお店に通うようになりました。 その頃から自然と「古着」が好きになっていったと思います。
いま、欲しい古着は?
ズバリ、 コロンビアのアイテムです。 アウトドア系の古着をよく集めているのですが、本当に魅力的なアイテムが多いのでブランドごとに主にこれを集めようと決めています。コロンビアでいうと【PFG】と【DELTA MARSH JACKET】を集めています。
その古着が欲しい理由は?
「PFG」はその名の通りフィッシングラインなので、釣りをする上で実用的なディティールで、かつファッションアイテムとしてもすごくかっこいいので気に入っています。
例えば釣りをするときにルアーをセッティングすることがあるんですけど、その時に釣竿を固定するためのループがあったり、急な気温の変化にも対応できるように袖を固定して半袖にする機構が備わっていたりなど本当に多機能で。ちなみに半袖にするときは、袖を何回かまくって内側のループに通すと、アッという間に固定できるんですよ。
「DELTA MARSH JACKET」は色々なパターンの迷彩の種類があること、またライナーを使用することで3WAYアイテムとして使用できる点も欲しい理由の一つです。春先は「アウターシェル」、肌寒くなってきた際は「ライナージャケット」、真冬は「アウターシェルとライナーの組み合わせ」と3WAYで着用でき、着用期間が長いところも気に入っています。僕が古着を買うのはコレクションする為だけではなく、アウトドアでも実用的に使える物を集めるようにしています。アウトドアでも実用的に使えないと着る機会がほとんどなくなってしまうので(笑)そこにはこだわっています。
そのアイテムにまつわる話はありますか?
「PFG 90sウェーディングジャケット」を少し前に購入したのですが、タウンやウェーディング(河川や海に立ち込んで行う釣り)でも使用できるのでとても重宝しています。
色々と着回しが効くアイテムはありますが、流石に水の中とタウンで機能性を発揮しているアイテムは稀じゃないですか?(笑)
レアで球数が少ないのも気に入っているポイントです。
Profile
中原 真ストアプロダクトマネージャー
大阪府出身。
2014年に古着屋JAMに入社。
現在は、ストアプロダクトマネージャーとして主に物流業務を担当。
好きな古着はアウトドア。
趣味は釣り(ほぼ毎日)/自転車/キャンプ/スケートボード。
02
北村 剛大
古着歴を教えてください。
9年くらいになります。
いま、欲しい古着は?
いまはアウトドアかサーフ系ブランドの ”形” に絞って探しています。特に最近はTimberland(ティンバーランド)に目がないですね。
Timberland(ティンバーランド)のアイコンといえばイエローブーツですが、あえて違う「型」を探すとか、トップスやアウターのラインで探してみるとか、それでいて90sくらいが嬉しいですかね。なので見つけるのにはなかなかに苦労しております。服全然増えません(笑)
その古着が欲しい理由は?
昔は柄モノばかり着ていましたが、歳を重ねるといろいろと落ち着いていき、どんどんシンプルになっていき、柄物はほんとに時々しか着てなくて。 かといって個性は消したくないなぁって思った時に、シンプルなんだけど自分なりに拘って買い決めたポイントがあって、みたいな。そういうのが楽しくて、そこから探し続けています。
そのアイテムにまつわる話はありますか?
やっぱり見つけるのになかなか
に苦労するので、『よーし、今日はええの探すぞ~』と意気込んだものの、ただただ数時間経過しただけとかざらにあります。なのでいいモノに出会った時の嬉しさは半端なく、大切にしたい気持ちも強くなるので、めっちゃ丁寧に扱います。丁寧エピソードを一つ挙げるとすると、夏場は汗で服がびちゃびちゃになりますよね?
なので職場へは汗びちゃOKな専用服を用意して着ていき、着いたらお気に入りに着替える。というめんどくさい習慣を続けております。それ丁寧なん?(笑)って感じですけど。
Profile
北村 剛大CRMマネージャー
大阪府出身。
2015年に古着屋JAMに入社。
現在はCRMマネージャーとして、オンラインショップの保守管理、顧客管理を担当。
好きな古着は90sカジュアル。
趣味はサッカー観戦。
03
三井 政樹
古着歴を教えてください。
古着を好きになったのは24歳の時ですね。なので歴としては12年ほどになります。 初めは、ただ値段が安いというだけで物の価値などはあまり知らずに気に入ったものがあれば買うというような買い方をしてました。
古着を好きになったきっかけは?
万博フリマで知り合った方から古着について教えてもらったことがきっかけです。 また当時はヴィンテージアイテムがそこまで高額ではなくて、いいモノを安価で買うことができたことも相まって、その頃から古着を頻繁に買うようになりました。
いま、欲しい古着は?
年代問わずミリタリーやワーク系のアイテムが好きなのですが、最近は「デニムジャケット」や「カバーオール」を探しています。
その古着が欲しい理由は?
デニムジャケットはLevi's(リーバイス)とLee(リー)のアイテムを持っているのですが、どちらも70年代以前のものなので、シルエットがどうしても身幅が狭いんですよね。なので今は80年代以降の身幅肩幅に余裕があり、且つハンドウォームポケットがあるデニムジャケットが欲しいと思ってます。 また色味はブルーも定番でいいのですが、少しエッジを効かせたいのでブラックのアイテムがあれば間違いなく即買いすると思います(笑)
カバーオールは以前持っていたのですが、当時はそこまでしっくりきていなかったこともあり、いつの間にか手放してしまいました。 次はもっといいモノを買おうと思っていたのですが、機会がないまま過ごし、いつの間にか手が届かないところまで高騰してしまいました(笑)
これは1930年代のウォバッシュ生地のカバーオールで、ヴィンテージ古着の中でも最高級に希少価値の高いアイテムなんですけど、この状態で残っているのはほんと珍しくて。昔から憧れている一着ではあるんですけどなかなか手を出せるアイテムじゃないので、タイミングと懐事情が合えば買いたい一着です。
Profile
三井 政樹ECプロダクトマネージャー
大阪府出身。
2011年に古着屋JAMに入社。
現在はECプロダクトマネージャーとしてささげなど商品準備とバックエンドのサービス、販路拡大、CRMなど、ECを全体的に統括。
好きな古着はアメカジ系全般、ミリタリー、NBAなど。
趣味は子供を連れてドライブ、古着屋アンティーク屋巡り。