「グッドレギュラー」
古着好きなら聞いたことがある言葉かと思います。
しかし、その定義までしっかり説明できる人は少ないのではないでしょうか?
今回は「グッドレギュラー」とについて徹底的に解説、古着屋JAMのとしての定義をまとめています。
ぜひ最後までお付き合いください!
また、気になる方はこちらの特集も併せてぜひご覧ください。
グッドレギュラー入門 これであなたもワンランク上の古着選びへ
目次
そもそもグッドレギュラーとは
結論から言うとグッドレギュラーの言葉の定義としては現在「明確な判断基準はなく感性に近い」というのが古着屋JAMとしての見解になっています。
ただその中でもグッドレギュラーとは何か、という質問に対しては今っぽさがありつつ、通常アイテム(レギュラー)の中でも少し違いがあるアイテムというものがグッドレギュラーであると考えています。
そもそもグッドレギュラーという言葉が世間に広まったのは今からおよそ10年ほど前、当時はChampion (チャンピオン) のリバースウィーブやLevi’s (リーバイス) デニムの赤耳、ミリタリーのファティーグジャケットなどのアイテムの一部がグッドレギュラーと呼ばれていました。
今ではそのどれもが「ヴィンテージ」として高値で取り扱いされるアイテムたちに昇華されていきました。
このことから「グッドレギュラー」が指すアイテムは時代によって変わると言うことができそうですね。
言葉の定義
前述した通りかなり曖昧な言葉なので定義するためにまずは分解してみましょう。
「グッドレギュラー」の「レギュラー」とは、そのアイテムをざっくりと年代で表すことができる言葉です。
ざっくり年代を表す言葉は3つ存在していて、「レギュラー」「ヴィンテージ」「アンティーク」とされています。
普段何気なく使っている「ヴィンテージ」という言葉は実はある程度しっかりと定義付けされています。
「レギュラー」は「ヴィンテージ」と比較するとわかりやすいため、今回は服の年代を表す言葉と比べながら解説していきます。
-1920’s アンティーク
アンティークとは一般的に「製造されてから100年以上経過した美術品や工芸品」と定義されます。
この定義通り、洋服に限らず陶器や絵画、家具なども含まれています。
今から遡ること100年前ですので、およそ1920年代よりも古いアイテムとなります。
1920’s-1970’s ヴィンテージ
ヴィンテージというと「高価」「希少」といったイメージを思い浮かべることが多いですよね。
そのイメージの通りではあるのですが、一般的に洋服でヴィンテージというと1970年代以前のアイテムを指します。
アンティークと呼ばれる年代が~1920年代ですので、ヴィンテージが指す年代は1920年代~1970年代となります。
ヴィンテージのアイテムは年代ごとに特徴が色濃く出ているアイテムが多く、それぞれの年代に流行ったスタイルやトレンドを感じることができます。
ヴィンテージ:アイテム紹介
古着屋JAM京都三条店の商品からヴィンテージアイテムを3点ご紹介いたします!
90’s champion reverse weave sweatshirt black
90年代のChampion リバースウィーブです。
少し珍しく、需要も高い黒ボディ。
先程も少しご紹介した通り、10年ほど前にはグッドレギュラーとして価格も今ほどは高くなく取引されていたようです。
USA製の個体もなかなか見かけることが少なくなってきました。
タグは90年代ごろ製造の刺繍タグが付いています。
アイテム詳細
90’s champion reverse weave sweatshirt black ¥33,990 (tax in) / VTG052376
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m-51 fishtail mods parka
今や代表的なヴィンテージアイテムにも数えられるアメリカ陸軍の名作、M-51 フィッシュテールパーカー、モッズコートとも呼ばれます。
正確には1950年代、アメリカ陸軍地上軍に採用された極寒防寒衣料の51年型モデルを指します。
M-51フィールドジャケットの上から羽織ることが可能で、
極寒期・極寒地帯の戦地での移動、早朝・夜間の警備等で着用されたていたようです。
当時、アメリカ軍が経験したことのないような極寒地で、通常の装備の上にレイヤーシステムを作る必要性から生まれたとされています。
後ろの裾が燕の尾のように先割れしていて、裾周りに縫い込まれているドローコードで下腿に巻きつけられる仕様「フィッシュテール」です。
魚の尾びれのように見えることからそう呼ばれています。
エポレットもしっかり残っています。
M-51の正式名称が “PARKA SHELL M-1951” ながら、モッズコートと呼ばれる理由は1950年代ごろのイギリスにあります。
モッズとは、1950年代から1960年代にかけてロンドン近辺の若い労働者の間で流行した音楽やファッションをベースにしたライフスタイルやカルチャーを意味しています。
言葉の由来はモダンジャズ、もしくは若者たちが自分をモダニストと呼んでいたからという説が有力で、モダーンズと呼ぶこともあるようです。
夜になるとクラブに集り、モダンジャズを聴きながら踊っていたモッズはいわゆるイギリスの不良文化のひとつです。
アイテム詳細
M-51 fishtail mods parka ¥48,290 (tax in) / VTG050921
70’s-80’s adidas track suit jacket atp
1970年代中頃から1980年代に生産された adidas (アディダス) のトラックジャケット。
ATPは”Association for Tennis Professionals”の頭文字を取った「男子プロテニス協会」を示している略称です。
adidasは1970-1980年代にATPのオフィシャルサプライヤーとして参加していました。
1980年代頃からこのATPのトラックジャケットをはじめとして、アーティストたちが着用することが増え、
adidasのブームが巻き起こっていきます。
タグを見るとレジスターマーク付き、トレフォイルロゴも刺繍されていることが分かります。
トレフォイルロゴが登場したのは1972年ですし、レジスターマークも1970年以降に付くようになります。
生地にはポリエステルとトリアセテートの混紡素材を使用していて独特の光沢と肌触りがあり、シワになりにくいのが特徴です。
1980年代、adidasがスポーツ選手以外で初めてHIP-HOPグループの「RUN DMC」とプロモーション契約を結びます。
音楽シーンで人気絶頂だったRUN DMCが大きな黒い帽子にadidasのジャージ、足元は紐なしのスーパースターといったスタイルで登場し、
それまでにHIP-HOPでは見られなかったスポーツミックスのスタイルを確立しました。
その後も1990年代に比較的細身のシルエットでadidasのトラックジャケットを着用していた Jamiroquai (ジャミロクワイ) や
日本のバンド “Suchmos” (サチモス) のボーカルを務めるYONCE (ヨンス) など、音楽シーンをけん引するアーティストによってファッションアイテムとしての地位を築いたアイテムかと思います。
アイテム詳細
70’s-80’s adidas track suit jacket ATP ¥27,390 (tax in) / VTG052198
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1970’s-1990’s ネクストヴィンテージ
ニューヴィンテージやネオビヴィンテージと呼ばれることもあります。
ネクストヴィンテージもグッドレギュラーと同じく定義が曖昧な言葉ではありますが、「ヴィンテージ」に分類できるほどは製造されてから時間が経っていない古着を指すことが多いです。
価格の高騰が始まっているアイテムも多く、少し前までは「グッドレギュラー」として扱われていたアイテムがネクストヴィンテージと呼ばれるようになることもあります。
時間の経過とともにネクストヴィンテージから「ヴィンテージ」になるアイテムも出てくるでしょう。
ネクストヴィンテージ:アイテム紹介
00’s nirvana t-shirt black
1990年代初頭に爆発的な人気を博していたロックバンド NIRVANA (ニルヴァーナ) のTシャツです。
NIRVANAはアメリカのロックバンドで、オルタナティヴ・ロック、特にグランジの先駆者として知られています。
フロントマンを務めていたカート・コバーンはそのファッションでも有名ですよね。
現在でもグランジ系として残るような大きな影響を与えています。
袖・裾ともにダブルステッチで比較的最近の個体です。
サイズ表記はSで小さめ、女性にもおすすめです。
男性もちょうどのサイジングで選ぶとAラインやIラインのシルエットが作りやすいですし、春・秋にはインナー使いもしやすくて便利かと思います。
2003年製のアイテムながら相場は¥10,000前後まで上昇しています。
年々価格が高騰していくまさにネクストヴィンテージかと思います。
アイテム詳細
00’s nirvana t-shirt black ¥13,090 (tax in) / RAB458534
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80’s towncraft open-collar L/s shirt
綺麗な配色の開襟シャツです。
TOWN CRAFT (タウンクラフト) は1927年にアメリカの大手百貨店J.C.ペニー (J.C. Penny) が展開していたプライベートブランドです。
BIG MACやPAY-DAYと並び、JCペニーの代表的なストアブランドとして知られています。
特に50年代から70年代頃のタウンクラフトは、当時のワークブランドとは異なる、新しい素材や装飾、デザイン性を重視した、大量生産の古き良きアメリカを象徴するアイテムとして人気があったようです。
しっかりボックスシルエットで使いやすく、薄手の生地で夏でも着ることができます。
TOWN CRAFT やBIG MACといったアメリカのストア系ブランドは全体的に価格がすごく上がってきています。
数年前までは¥10,000以下で手に入ったアイテムも軒並み高額取引されていますし、この辺りもネクストヴィンテージとして間違いないところかと思います。
アイテム詳細
80’s towncraft open-collar L/s shirt ¥10,890 (tax in) / RAB750243
80’s l.l.bean bird’s eye knit sweater
ほとんどヴィンテージとして語られることが多いですが、L.L.Bean (エルエルビーン) のバーズアイニット。
網目の模様が鳥の目に見えることからそう呼ばれています。
この模様はもともとフィッシャーマンズセーターとして寒さを防ぎ、漁師の安全を祈願するデザインとして愛されてきました。
L.L.Beanはこの伝統的な編み柄を採用しています。
古くから北欧やイギリスで愛されてきた伝統的な編み方であるだけにヴィンテージ感がかなり強いですが、年代をみるとそこまで古くはありません。
ただ、価格の高騰がすすんでいて、こちらもネクストヴィンテージとして間違いないだろうと思います。
アイテム詳細
80’s L.L.Bean bird’s eye knit sweater ¥22,990 (tax in) / VTG051627
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1990’s- レギュラー
「レギュラー」古着はおもに1990年代よりも最近のアイテムを指します。
ところで、レギュラー古着を「レギュラー」と呼ぶのはどうしてでしょうか?
英単語の “Regular” を直訳すると「いつもの」「規則正しい」という意味になります。
「いつもの古着」というとかなり違和感がありますよね。
日本語で「最近の古着」「普通の古着」とも言える「ノーマル古着」の方がしっくりはきそうです。
その経緯としては「レギュラー古着」という言葉が使われた1990年代当時、
海外から送られてきたベールに “Regular” と書いてあったことを受け、古着店のバイヤーたちがなんとなくそう呼び始めたことがきっかけのようです。
そんなレギュラー古着のなかでも「グッド」なアイテムを総じて「グッドレギュラー」と呼ぶようになりました。
年代が浅くてもビンテージに引けを取らない魅力的なアイテム、それこそがグッドレギュラーです。
今回は何をもって「グッド」とするのか、その基準までしっかりと深掘り解説させていただきます。
歴史的背景
言葉の定義で「アンティーク」「ヴィンテージ」「ネクストヴィンテージ」「レギュラー」と、年代によって分類する方法をご紹介いたしました。
この呼び方と対応してその洋服が作られた環境や背景、時代がそれとなくリンクしています。
その背景を知った際には「グッドレギュラー」が通常のレギュラー古着と比較して高く評価される理由もしっくり理解できるかと思います!
アンティーク・ヴィンテージ
アンティークは「製造されてから100年以上経過した美術品や工芸品」、ヴィンテージは1970年代以前のアイテムです。
当時は個人でのオーダーメイド、既製服ではなく1人1人のサイズや好みに合わせた洋服を作ることが主流でした。
しかし、18世紀後半から19世紀前半に英国で起こった産業革命によって、綿織物の生産過程におけるさまざまな技術革新や、なによりも蒸気機関の開発で動力源が刷新されました。
産業革命の影響はアパレルに留まらず、流通や交通、社会構造をまるごと変えてしまうような出来事です。
産業革命以前の手作業や、人が機械を操り調整しながら行なっていたものづくりから、生産工程全般を機械化することが可能になり、機械を中心に人も歯車の一部として働くものづくりへと変化していきました。
この変化によって大量生産で安価なものづくりが主流となり、また同時に起こった交通革命とも相まって新たな富とその分配構造が生まれ、新しい社会状況が形成されていくことになります。
19世紀後半には第二次産業革命が起こったとされ、アメリカを筆頭に大量生産・大量消費社会が構築されました。
洋服で言い換えると、アンティークと呼ばれるアイテムが製造された当時は職人の手仕事によって仕立てられた服が多く、本当の意味で1点モノです。
少し時代が過ぎてヴィンテージと呼ばれる1970年代以前、当時は第二次産業革命が起こる直前であり、アンティークと比較すると大量生産が行われつつも
現在の大量生産・大量消費社会に突入はしていなかった頃です。
つまり、アンティークやヴィンテージの洋服は職人の手仕事や1点1点作られていたことから高品質のアイテムが多いということができます。
これもアンティーク、ヴィンテージの古着が高い理由の1つで、単に希少性が高いだけでなく、縫製やパターンの取られ方、それぞれのクオリティが非常に高いです。
レギュラー
レギュラー古着と呼ばれる洋服が生産されたのは1990年代以降、世界中であらゆるものが大量生産され始めた時代です。
洋服も例外ではなく、大量に生産して価格を抑え、大量に消費、売れ残った商品に関してはそのまま捨ててしまう、といった業界構造ができあがりました。
洋服1着を作るのにかかるコストをできる限り抑えるためにこのような方法が取られていました。
つまり、レギュラー古着はアンティークやヴィンテージ古着と比べて圧倒的に量が多いです。
また、そのクオリティも決して高いとは言えず、同じようなアイテムが大量に世に溢れるような事態となりました。
「レギュラー古着」の時代背景としてはこのような経緯があり、大量の洋服が生産されていたからこそ、その中で「グッド」なアイテムが希少であるとされています。
「グッドレギュラー」が高く評価されている理由はここにありました。
グッドレギュラーの探し方
年代
先ほども少し触れた通り、「レギュラー」古着とされる年代に生産された古着が対象となります。
具体的には1990年代以降ですね。
当時は洋服も大量生産されていたため、古着でもこの年代のアイテムは膨大な数があります。
そんな中から限られた「グッド」なアイテムを「グッドレギュラー」と呼びます。
ただ、年代が浅くてグッドな古着がなんでもグッドレギュラーと呼ばれるわけではないため、もう少し細かくその要素をみていきましょう!
価格
「グッドレギュラー」と呼ばれる古着の中で、20,000円を超えるアイテムはなかなかないと思います。
レギュラー古着の中でも20,000円を超えるような高価なアイテムは存在していますが、たとえばデザイナーズ古着など、「スペシャル」に分類されるかと思います。
つまり、これまでの要素をまとめると「グッドレギュラー」とは
①年代が浅い
②価格が20,000円を超えない
という2つの要素が必要であることになります。
ただ、この2つだけですとほとんどのレギュラー古着が当てはまってしまいますよね。
そこでここからもう2つ、「グッド」と言われる要素をご紹介します。
トレンド感
「トレンド感」という言葉も曖昧で、トレンド自体が変化していくものではありますが、「需要が高まっているか」と言い換えると分かりやすいかもしれません。
みんなが欲しがっているアイテム、とも言えますね。
たとえばTシャツですとボーダー柄やひまわりのプリント、どこにでもあるようなスラックスの中でもワイドストレートのフルレングスなど。
少し前になるとテックに使えるシェルジャケットやノームコアな無地スウェットなどもトレンド感のあるアイテムでした。
つまり、古着でありながらそのデザインやシルエットが「今っぽい」アイテムです。
他とは違う珍しさ
最後の要素は「他とは違う珍しさ」となります。
レギュラー古着は大量生産されていた時代のアイテムですので、古着屋でも似たようなアイテムをよく見かけると思います。
たとえばラルフローレンの長袖シャツやハーレーのTシャツ、チャンピオンのスウェットなどになります。
カテゴリーとしてはよく見るアイテムの中でも、その他のアイテムとは少し違うデザインやサイズ感のアイテムですと「グッドレギュラー」とされることが多いです。
特にUS古着、アメリカ規格が多い古着では、日本人のサイズに合う小さめのアイテムであったり、ラルフローレンのシャツの中でも胸元のポニーロゴがない個体など、
他とは違う珍しさも「グッドレギュラー」の1つの要素として挙げられます。
グッドレギュラーの定義4つ
これまでに挙げた4つの要素
①年代
②価格
③トレンド感
④他とは違う珍しさ
まとめるとこの4つが「グッドレギュラー」の要素だということができます!
グッドレギュラーなアイテム紹介
古着屋JAM京都三条店の商品から「グッドレギュラー」なアイテムを5つご紹介いたします。
ぜひ、これまでにご紹介した4つの要素と照らし合わせてみてみてください!
BIG SMITH border pattern T-shirt
アメリカの老舗ワークウェアブランドであるBIG SMITH (ビッグスミス) からトレンド感のあるボーダーTシャツです。
ここ数年でボーダーTシャツをお求めの方が増えている印象ですし、グッドレギュラーの要素であるトレンド感はしっかり押さえているアイテムです。
首元はいわゆる「ボートネック」仕様になっています。
ボートネックとは船底のような形、鎖骨に沿って広く横に開いた襟元を指す言葉です。
バスクシャツでよく見られるディティールではありますが、こちらのTシャツにも採用されています。
どちらかというと、バスクシャツのデザインをTシャツに採用している、とまとめる方がしっくりくるアイテムです。
分厚いコットン地でラグランスリーブ、ボーダー柄とまさにバスクシャツのディティールを再現しています。
そもそもバスクシャツとはフランスとスペインにまたがるバスク地方にて誕生したとされるシャツです。
もともとは漁師や船乗りの仕事着として生まれましたが、後にフランス海軍の制服としても採用される由緒正しきマリンアイテムです。
そんなヨーロッパ由来のワークウェアをアメリカの老舗ブランドがTシャツとして生産している、という点は「他とは違う珍しさ」と言えます。
価格、年代ともにグッドレギュラーの範疇ですので、このTシャツを選んでみました。
アイテム詳細
BIG SMITH border pattern T-shirt ¥5,390 (tax in) / RAB751662
BIG SMITH のアイテムはこちらからご覧いただけます。
POLO GOLF Ralph Lauren L/S shirt
Ralph Lauren (ラルフローレン) から1987年に誕生したゴルフウェアラインである POLO GOLG
ゴルフコースでのファッション性を重視しているアイテムが多いです。
スラックス、ポロシャツといった定番アイテムが展開されていますが、個人的にはゴルフに限らず普段使いしやすいアイテムが多いと思います。
ボタンにも1つずつ POLO GOLF の文字、細かいところですもさすがです。
LOFTINGというモデル名、POLO GOLF のシャツでたまに見かけます。
襟はボタンダウンではないレギュラーカラー、「他とは違う珍しさ」ですね。
カジュアルなシャツでありながらドレスシャツのように上品な襟元です。
サイズ表記もLですし、幅広い方に着ていただけるサイズ感かと思います。
Ralph Lauren のシャツは大きいアイテムがほとんどですので、このサイジングも他にはない珍しさです。
Ralph Lauren のシャツとしてもかなり珍しいアイテムですし、白色のシャツ、として考えてもグッドレギュラーです。
アイテム詳細
POLO GOLF Ralph Lauren L/S shirt ¥9,790 (tax in) / RAB797260
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OLD NAVY logo sweatshirt
GAP (ギャップ) の姉妹ブランドである OLD NAVY (オールドネイビー) のロゴスウェットです。
GAPの中でも若者、特に10代をターゲットとしていますが、こちらのスウェットはかなり落ち着いた雰囲気。
GAPがグッドレギュラーとして確固たる地位を築いている中、その姉妹ブランドである OLD NAVY の注目度もじわじわと上がってきているように感じます。
ビンテージスウェットのようなロゴの入り方と、短めな着丈に余裕のある身幅。
古着でスウェットを探すとどうしても大きすぎるサイズが多くなってきますがこちらはサイズ表記がL、実際にはMサイズくらいの着用感です。
OLD NAVY のスウェット自体は特段珍しくはないですが、このサイジングとロゴの貼り付けは「他にはない珍しさ」かと思います。
アイテム詳細
OLD NAVY logo sweatshirt ¥6,490 / RAB671883
L.L.Bean full-zip mountain parka
アメリカの老舗アウトドアブランド L.L.Bean (エルエルビーン) からマウンテンパーカーです。
1912年にレオン・レオンウッド・ビーンにより設立された創業100年を超えるブランドで、Bean Boots (ビーン・ブーツ) やBoat and Tote (ボート&トート)といったアイテムが人気です。
こちらは他とは違う珍しさ満点のアイテムかなと思います 。
サイズ表記もMでありがたいです。
トレンド感のあるドローコードもしっかり押さえています。
いかがでしょうか?
この手のL.L.Bean のアイテムで考えると、ハーフジップのアノラック型の方が馴染み深いですよね。
こちらはフルジップで前が全て開くタイプです。
また、雨も弾き、梅雨に着やすいようなナイロン素材で鮮やかな青色。
他とは違う珍しさに溢れています!
アイテム詳細
L.L.Bean full-zip mountain parka ¥14,190 (tax in) /RAB760881
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RUSTLER black denim
デニムの三大ブランドに数えられるWrangler (ラングラー) の姉妹ブランドであるRUSTLER (ラスラー)
日本に上陸したことはないブランドのため知名度があまり高くはありません。
しかし、ここ数年での価格が勢いよく上昇していて、数年後にはデニムブランドとして確固たる地位までいくのではないかと思っています。
デニムに限らずボトムス全般、古着で探すとシルエットとサイズをぴったり合わせるのはかなり難しいです。
RUSTLER のデニムはほどよい太さのストレートで、かなりトレンド感のあるシルエットとなっています。
RUSTLER のデニムは補強用のリベットやポケットの飾りステッチもなく、フロントはトップボタンにジップフライといったミニマルでシンプルなデザインとなっています。
いい意味で表情が無いアイテム、グッドレギュラーという感じがします。
アイテム詳細
RUSTLER black denim ¥7,590 (tax in) / RAB790382
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あとがき
最後までご覧いただきありがとうございます。
「グッドレギュラー」とは一体何か、徹底的に解説させていただきました。
アンティークやヴィンテージとはまた違った魅力のある「グッドレギュラー」
古着屋JAMでは全店舗で数多く取り揃えております。
是非お近くの店舗までお越しください!
スタッフ一同、皆さまのご来店をお待ちしております。