こんにちは!古着屋JAM京都四条店の高椋です。
気がつけばもう7月。いよいよ本格的な夏の始まりですね。
Tシャツ一枚で出かけたくなるこの季節、古着好きにとっては“お気に入りの一着”が本領を発揮するタイミングです。
今回は、古着好きなら一度は通る「チャンピオンのTシャツ」についての解説をしていこうと思います。
その中でもとくに人気が高く、最近の古着屋さんでよく見かける70年代頃〜90年代頃のモデルについて深掘りしていきます。
古着屋さんで見かけたチャンピオンTシャツ。「これって何年くらいのものなんだろう?」と気になったこと、ありませんか? 実は、タグやディテールをチェックすることで、かなり正確に年代が判別できるんです。
今回は、そんなチャンピオンTの時代ごとの「見分け方」「とディテールの違い」を分かりやすくご紹介! それではさっそく解説していきます。
目次
- まずは基本!チャンピオン(Champion)とは?
- チャンピオンのT-シャツの魅力
- 71年代頃~81年代頃「バータグ」
- 80年代頃「トリコタグ」
- 90年代頃「刺繍タグ」
- あとがき
- Post シェアする !function(d,i){if(!d.getElementById(i)){var j=d.createElement("script");j.id=i;j.src="https://widgets.getpocket.com/v1/j/btn.js?v=1";var w=d.getElementById(i);d.body.appendChild(j);}}(document,"pocket-btn-js"); 店舗情報
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まずは基本!チャンピオン(Champion)とは?
こちらは71年~73年頃の中期タグ。特徴としてはバーとサイズと素材表記の3点セットになります。
1919年、アメリカ・ニューヨーク州で誕生したチャンピオン。元々はスポーツ選手や大学のアスレチックチーム向けに、タフで動きやすいウェアを作っていたブランドです。
実用性の高さはもちろん、そのベーシックなデザインと着心地の良さが広く支持され、やがてカレッジカルチャーやストリートシーンでも大人気に。
今では「アメリカン・スポーツウェアの代名詞」とまで言われています。 チャンピオンの中でも特に有名なアイテムが、「リバースウィーブ」のスウェットシリーズです。
洗濯を繰り返しても縮みにくいよう、生地の織り方向を“逆向き”にしたというアイデアから名付けられました。
このスウェットは、耐久性とシルエットの美しさが両立された、まさに名品。
今でも復刻版や当時のオリジナルが、古着市場でも高い人気を誇っています。
チャンピオンのT-シャツの魅力
チャンピオンのTシャツは、アメリカンカジュアルのど真ん中です。
大学やスポーツチームや企業向けに作られていた背景から、丈夫で動きやすく、かつデザインはシンプルなのが多いです。
それゆえに、今でも幅広い層に愛され続けています。 特に70年代〜80年代のものは、プリントのかすれ具合、生地の風合い、そして何より「味」が違います。
90年代には現代でも流行り続けているビックシルエットの元祖とも言える代表的なアイテムの1つになります。
新品には出せない“着古されたかっこよさ”が魅力です。
タグとディテールで見る、70s~90sの年代判別ポイントを早速解説していきます。
71年代頃~81年代頃「バータグ」
1970年代は青単色タグ(通称「バータグ」「Champion」の筆記体ロゴが青で印字)。
チャンピオンの年代判別で最も分かりやすいのが「タグ」です。
77年頃~81年頃の後期のバータグ。素材表記の下に「FOR CAR SEE REVERSE」と表記があるのが特徴。
タグが進化するとともにディテールも少しずつ変化しているので解説してい行きます。
後期からコスト削減や耐久性、速乾性を上げるのために「コットン50%ポリエステル50%」が登場する。
時代背景
1970年代のアメリカファッションは、多様な価値観や文化が混在したため、多彩な色使いや、様々なスタイルが生まれた魅力的な時代と言われています。
ボディーの特徴
ボディの特徴としては70年代の時代背景もあり、現代のTシャツに比べて、かなりタイトに作られており、丈感も少し長めに作られているのがポイントです。
この年代までサイドシームで作られているのと袖にリブがあるのも特徴です。
着用アイテム
70s t-shirt「Champion」¥8,690(tax in)/RAB402930
80年代頃「トリコタグ」
1980年代前半〜80年代後半トリコタグ(三色タグ 青・赤・白の3色で構成され「MADE IN USA」の文字あり。
80年代には®マークの有無で判別できることも。 1980年代後半プリントタグから刺繍タグへ移行し始めるので洗濯表記なども増え、現代に近い仕様になっています。
ボディーの特徴
ボディーの特徴は、バータグと比べると全体的に緩めのシルエットになっていて、古着感ならではのヨレや味も残りつつラフに着まわせるのが一番の特徴です。
また素材表記がコットン100%、または88%コットン / 12%レーヨン(ヘザーグレー)などの素材は柔らかくて着心地が良いアイテムもあります。
着用アイテム
80s t-shirt「Champion」¥8,690(tax in)/RAB801889
プリントの種類
スクール物だけでなく、企業物や地域イベントTシャツなども徐々に登場 。
ラバープリントやフロッキープリントの登場により立体感のある手触りを演出する技法もこの時期に使われ始めます。
着用アイテム
80s t-shirt「Champion」¥8,690(tax in)/RAB801890
90年代頃「刺繍タグ」
90年代に入るとコットン100%が主流になります。
ブランド価値・高級感の演出
プリントタグ(バータグ・トリコタグなど)はコストが安く、実用的でしたが、時代とともに「安っぽい」「フェードする」という声も。 刺繍タグは高級感・耐久性が高く、ブランド価値を上げる目的がありました。 この頃、チャンピオンはファッションブランドとしての地位を確立し始めており、「より上質な印象づけ」が求められていました。
ボディの特徴
90年代のアメリカではヒップホップが爆発的に流行したと同時に、オーバーサイズで服を着るのがトレンドになっていたそうです。
そのため80sに比べて身幅を広がり、着丈も少し短めになり、ボックスシルエットの形が多くみられるようになりました。
90年代から左アームの所にチャンピオンのワッペンがついているのも特徴になります。
着用アイテム
90s t-shirt「Champion」¥5,390(tax in)/RAB245011
あとがき
いかがだったでしょうか。チャンピオンTシャツには、時代ごとの空気やカルチャーが宿っています。
小さなタグの違いや縫製の変化から見える、ブランドの進化とアメリカンカジュアルの歴史。
そんなディテールを知ることで、一枚のTシャツがより深く、愛おしく感じられるはずです。 ぜひ、古着屋で出会ったチャンピオンに「このタグは何年代だろう?」と目を凝らしてみてください。
そこから、新しいヴィンテージの楽しみ方がきっと見えてくるはずです。
古着屋JAM京都四条店でも種類豊富に取り揃えておりますので、気になる方はぜひご来店ください。 スタッフ一同、皆様のご来店をお待ちしております。
前回の記事はデニムショーツのついて記事を書いているのでこちらも是非ご覧になって下さい。
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