みなさんこんにちは。
古着屋JAMアメリカ村店の上村です。
お盆休みも終わり、いよいよ秋の気配を感じる頃となりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回のマガジンでは、ローファーがはじめてという方にも分かりやすく、その魅力と選び方、着こなしのコツまでご紹介したいと思います。
過去のマガジンでもローファーに関連したマガジンをご紹介しているのでこちらもご覧くださいませ。
まず、ローファーの由来・起源などの歴史について説明したいと思います。
目次
ローファーの歴史
由来
『ローファー(Loafer)』の語源は『怠け者(Loaf)』という意味です。
その名の通り、『紐なしで気軽に履ける革靴』として誕生しました。
起源
1930年、アメリカの靴メーカー「G.H.BASS」がノルウェーのスリッポンをもとに開発したのが現在のローファーの原型になっており、これが現在のペニーローファーの元祖とされています。
1940年頃にはアメリカの学生の間で流行しました。靴の甲に1セント硬貨(ペニー)を挟んだことから「ペニーローファー」という名前が生まれました。
その後、ヨーロッパでGUCCIが金具付きの「ビットローファー」を発表し、ドレスシーンに浸透していきました。
日本では学生靴の印象が定着しましたが、近年ではストリートスタイルから古着スタイルまで相性が良いことから『大人の抜け感アイテム』として注目されています。
まずは知っておきたいローファーの種類
ローファーは、シーンやスタイルを問わず活躍してくれる万能なアイテムになっています
様々なデザインがあり、選ぶ形によって印象も大きく変わります。代表的な4種類をご紹介します。
・ペニーローファー
最もベーシックなローファーです。甲の部分に切り込みが入ったデザインが特徴で、幅広いコーデに落とし込めます。カジュアルからフォーマルまで、汎用性の高い一足です。
紹介アイテム
・SHOES『ペニーローファー』 RAB835017 ¥8,690(tax in)
・ビットローファー
金属の装飾があしらわれた、上品でドレス感のあるデザインが特徴で、スラックスやジャケットなど、綺麗目なスタイルと相性が良い形になっています。
紹介アイテム
・SHOES『ビットローファー』 私物
・タッセルローファー
フリンジ状の飾りが付いたクラシカルな雰囲気のローファーになっています。大人っぽさと個性があるので、ジャケットスタイルやトラッド系のスタイルに持ってこいの一足になっています。
紹介アイテム
・SHOES『タッセルローファー』 RAB713373 ¥10,890(tax in)
・ヴァンプローファー
装飾がほとんどなく、スリッポンのようなミニマルなローファーです。無駄のないデザインが魅力で、シンプルなコーデにおすすめです。
紹介アイテム
・SHOES『ヴァンプローファー』 RAB886545 ¥26,290(tax in)
失敗しないローファー選びのコツ
・サイズ感は「気持ちきつめ」が良い
ローファーは他のアイテムとは違い、履きこむことで革が伸び、自身の足に馴染んできます。
なので、はじめは少し窮屈に感じる程度がベストになっています。
・はじめてには「黒」か「ブラウン」を選ぶ
ベーシックな色味なら服を選ぶ際に合わせやすく落ち着いた印象なので、履きまわしやすく、長く愛用できるのでおすすめです。
・学生っぽく見せないために
スクール感が出ないように、革の質感やソールの厚みを意識し、少しツヤのある上質なレザーや薄すぎないアウトソールを選ぶのがポイントになってきます。
ローファーを使ったおすすめの着こなし術
ローファーは、コーデ次第でカジュアルにも上品にも様々なスタイルに使えます。シーン別に着こなしのポイントをご紹介します。
①カジュアルスタイル
Model:Tukasa 165cm Instagram:@t__tks101
ホワイトT+チノパン+ペニーローファー
シンプルな合わせにペニーローファーを加えるだけで上品な印象になります。ショート丈のトップスに太めのパンツを合わせることで今っぽさも演出できます。
他にも、ホワイトソックスを合わせると簡単に色合わせができ、バランスが取れます。
着用アイテム
・TOPS『半袖無地ポロシャツ』 RAB747555 ¥5,390(tax in)
・PANTS『チノパンツ』 RAB773769 ¥7,590(tax in)
・SHOES『ペニーローファー』 RAB886543 ¥11,990(tax in)
②ストリートスタイル
Model:Tukasa 165cm Instagram:@t__tks101
グラフィックT+バギーパンツ+ヴァンプローファー
ローファーは少し硬いイメージがあると思いますが、意外にもストリートスタイルにもばっちりと合います。
着こなすポイントとしては、ヴァンプローファーやタッセルローファーなどの少し個性的でボリューム感のあるローファーを合わせることで、遊び心がありつつも良い抜け感を演出することができます。
小物でローファーのイメージと反対のストリートアイテムなどを合わせても、コーデの幅が広がります。
着用アイテム
・TOPS『グラフィックT』 RAB845327 ¥8,690(tax in)
・PANTS『Levi‘s シルバータブ』 RAB883257 ¥16,390(tax in)
・SHOES『ヴァンプローファー』 RAB713373 ¥10,890(tax in)
・ITEM『キャップ』 私物
③ドレススタイル
Model:Tukasa 165cm Instagram:@t__tks101
シャツ・スラックス+ローファー+ヴァンプレザーアイテム
綺麗目にまとめたいときは、シャツやスラックスなどのドレスアイテムで合わせることで、よりローファーが引き立ち、洗練されたスタイルに仕上がります。
さらに、色味を揃えたソックスやベルトなどの小物で統一感を持たせると他と違った印象になります。
アイフェアをつけることで、より分かりやすくドレス感が増すのでおすすめです。
着用アイテム
・TOPS『長袖無地シャツ』 RAB832832 ¥9,790(tax in)
・PANTS『スラックス』 RAB842977 ¥8,690(tax in)
・SHOES『ヴァンプローファー』 RAB886545 ¥26,290(tax in)
・BAG『OLD COACH』 RAB193843 ¥19,910(tax in)
ローファーを、自分のスタイルの一部に
※古着屋JAMアメリカ村店店内
いかがだったでしょうか。
今回のマガジンでは、ローファーがはじめてという方にも分かりやすく、その魅力と選び方、着こなしのコツまでをご紹介させていただきました。
古着初心者から上級者にまでおすすめのアイテムになっており、ブランドによって色々なデザインがあるので、季節問わずに使える面白いアイテムになっています。
自分自身のファッションスタイルに合うお気に入りの一足を見つけに是非古着屋JAMアメリカ村店までお越しくださいませ。