U.S.ミリタリージャケット
150点大量入荷
米軍に絞り、ミリタリージャケットを約150点入荷致しました。歴史を象徴する名作を幅広く取り揃えています。地上戦の象徴であるM-65フィールドジャケット、パイロットのための難燃素材製CWUフライトジャケット、そして海軍甲板作業員用のA-2デッキジャケットなど、全てタフなミルスペック(軍規格)をクリアした本物です。
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ITEM
アメリカ陸軍(U.S.ARMY)の歴史は、1775年6月14日に大陸会議によって設立された大陸軍に始まります。これは、アメリカ独立戦争を戦い抜き、アメリカ合衆国の独立を勝ち取った軍隊です。その後、米英戦争、米墨戦争、そして国内を二分した南北戦争(北軍として)など、合衆国の拡大と統一の危機において主導的な役割を果たしました。20世紀には、第一次・第二次世界大戦で大規模な地上戦力を展開し、連合国の勝利に大きく貢献。冷戦時代は、朝鮮戦争やベトナム戦争、湾岸戦争などに関与し、冷戦終結後も対テロ戦争における中核的な地上戦力として、世界の紛争地域に展開し続けています。「この地を我々は守る」というモットーのもと、陸上における支配を担う最古の軍種です。
MODEL:M-65 Field Jacket
ABOUT:M-65フィールドジャケットは、アメリカ陸軍の戦闘服として、1965年に正式採用されました。そのルーツは第二次世界大戦時のM-43から、改良を重ねたM-51、M-59/60、M-63といった歴代のフィールドジャケットにあります。特にベトナム戦争で使用されたことで有名となり、スタンドカラーの襟元に収納可能なフード、大きな4つのポケット、防寒用ライナー取り付け機能といった高い機能性を確立しました。その完成度の高さから、2000年代まで現役で使用され、軍用を超えてファッションの定番アイテムとなっています。
アメリカ空軍(U.S.AIR FORCE、USAF)の歴史は、もともとアメリカ陸軍の航空部門としてスタートしました。第一次世界大戦を経て組織は拡大し、第二次世界大戦では「アメリカ陸軍航空軍(USAAF)」として、連合国勝利に不可欠な大規模な爆撃・航空作戦を遂行しました。終戦後、航空戦力の重要性が認められ、1947年9月18日に制定された国家安全保障法に基づき、陸軍から完全に独立した軍種として「アメリカ空軍」が設立されました。独立後は、冷戦下で核抑止の主軸を担い、ジェット機やミサイル技術を発展させ、今日に至るまで世界の空と宇宙における優位性を維持し続けています。
MODEL:CWU Flight Jacket
ABOUT:CWUフライトジャケットは、MA-1の後継として1970年代にアメリカ空軍と海軍に採用された、現代の標準的なパイロットジャケットです。1972年頃から導入され、最大の特徴は、火災時のパイロット保護を目的とした難燃性素材が採用されたことです。リブニットだった襟は折り襟に変更され、救命用だった裏地のオレンジ色は廃止されました。冬や寒冷地仕様で中綿入りのCWU-45/Pと、オールシーズン仕様で温暖地でも着用できる中綿なしの夏季用CWU-36/Pの2タイプがあり、高い安全性と機能性から現在も使用が続く傑作フライトジャケットです。
アメリカ海軍(U.S. NAVY)は、1775年10月13日に設立が承認された大陸海軍をその起源とします。独立戦争後、一時解体されましたが、通商保護のため1794年に常備海軍として再建されました。特に第二次世界大戦では、真珠湾攻撃の打撃から回復し、ミッドウェー海戦などの激戦を経て太平洋で制海権を確立、勝利に決定的な役割を果たしました。冷戦期には、原子力潜水艦と空母打撃群(Carrier Strike Group)を中核に、戦略的核抑止と前線展開を担いました。現在も世界最大の海軍力として、地球規模での海洋安全保障と戦力投射能力を維持しています。
MODEL:A-2 Deck Jacket
ABOUT:A-2デッキジャケットは、1960年代初頭にアメリカ海軍の艦艇乗組員(デッキクルー)向けに採用された防寒作業着です。前身である傑作ジャケット「N-1デッキジャケット」の後継として開発され、N-1のアルパカウールライニングを廃止し、より手入れしやすいアクリルボアやフリースの裏地を採用しました。初期はコットン100%でしたが、後に耐久性向上のためコットン・ポリエステル混紡地へ素材が変更されています。その堅牢な作りとシンプルなデザインで、70年代から80年代にかけて広く使用されました。

