みなさんこんにちは。
古着屋JAMアメリカ村店の上村です。
春の風が吹くなか桜の花が散る頃となりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
今回のマガジンでは、これからの季節にバッチリとハマること間違いなしの万能アイテムバンドTシャツをご紹介したいと思います。
バンドTシャツは、他のTシャツに比べて男臭くて無骨なイメージがあると思います。
古着屋JAMアメリカ村店のスタッフの個性を生かし、【バンドTシャツを使ったコーデを4つ】と【服好き初心者から上級者まで使える着こなしのコツ】を紹介させていただきますので是非ご覧くださいませ。
目次
バンドTシャツとは
バンドTシャツの歴史は、1960年代後半から始まります。最初は、バンドファンがコンサートやツアーで販売される商品としてTシャツを購入し、そのデザインにバンドのロゴやアルバムアートを使用する形が一般的でした。
1970年代に入り「The Ramones」や「The Rolling Stones」などのロックバンドが人気になるとともにTシャツもファッションアイテムとして認知が広がっていきました。
今では、ACDCやNIRVANA、METALLICAなどが有名なバンドTシャツとして知られています。
この頃から、バンドTシャツは単なる商品にとどまらず、音楽カルチャーの一部としてそのデザインがアートという形で評価されることも多く、音楽だけでなくファッションの一部として今も愛されています。
バンドTシャツを着こなすコツ
バンドTシャツは、他のTシャツに比べて男臭くて無骨なイメージがあると思います。
下記の3つのポイントを抑えると今っぽく着こなすことが出来ます。
バンドTシャツを着こなすコツ①サイズ感にメリハリを
バンドTシャツも他のTシャツと同様にサイズ感が重要です。
ジャストサイズのバンドTシャツを選ぶことで、全体的に洗練された印象に。
オーバーサイズのバンドTシャツだと、リラックス感が出てカジュアルな雰囲気になります。
これ以外にもポイントとしては、合わせる小物によっても見え方が変わってくることです。
ジャストサイズのバンドTシャツは、モノトーンコーデにぴったりです。
肌寒ければアウターにデニムジャケットやブレザーを合わせても◎です。カジュアルでありながらもシャープな印象になります。
オーバーサイズのバンドTシャツは、パンツもオーバーサイズなものを選ぶと全体のシルエットがまとまって見えます。
上下オーバーサイズで足元にスニーカーを選ぶとカジュアルなコーディネートになりますが、レザーシューズを合わせることで足元にこなれ感が出て大人なイメージをプラスできます。
バンドTシャツを着こなすコツ②シンプルなコーディネートに取り入れる
バンドTシャツはそのデザインやロゴが目立つため、シンプルなコーディネートと相性が良いです。
例えば、デニムやスニーカーを合わせると、カジュアルでありながらもバンドTシャツが主役のスタイルが作れます。
カラーは白や黒などのベーシックなものを選んで、シンプルなアイテムと合わせると、Tシャツのデザインが引き立ちます。
Tシャツのロゴやデザインの色を小物で拾ってみるのもオススメです。
バンドTシャツを着こなすコツ③コーデのテーマを決める
バンドTシャツには、ロック、パンク、メタル、HIPHOPなど様々なジャンルがあります。選んだTシャツのジャンルに合ったテーマでコーディネートを考えると、全体的に統一感が出ておしゃれにまとまります。
例えば、ロックやパンクスタイルならレザーのジャケットやダメージデニム、ブーツを合わせて少し荒々しい感じに仕上げると、バンドTシャツの雰囲気がさらに引き立ちます。
デザインが派手なバンドTシャツを選んだ場合は、他のアイテムを落ち着かせて引き算を意識すると、バランスの良いスタイルになります。
バンドTシャツを使ったコーデ4選
上記のコーディネートのコツを踏まえて。古着屋JAMアメリカ村店にあるアイテムでコーディネート4つ組みました。
バンドTシャツ×スラックスを合わせたモノトーンコーデ
Model:Ranga 168cm Instagram:@ran__visnu
『着こなしコツ➁』を意識し、バンドTシャツとスラックスを合わせたシンプルモノトーンコーデに仕上がっています。
全体のカラーをブラックで揃えていることでバンドTシャツのデザインが目立たせ、存分にバンドTシャツの魅力を引き出せています。
ジャストサイズのバンドTシャツに細身のスラックスを合わせていることで、Iラインになっており、全体のスタイルがよく見えます。
シューズやバックなどのアイテムを黒色に揃えていることで統一感が増しております。
また、ハンドバッグにレザーアイテムを使っていることで、上品なイメージをプラスしており、まとまったモノトーンコーデになっています。
着用アイテム
・TOPS RAB679847 ¥10,890(tax in)
・PANTS RAB650967 ¥5,390(tax in)
・SHOES RAB676919 ¥20,790(tax in)
・BAG RAB193843 ¥19,910(tax in)
バンドTシャツ×ワークパンツを合わせたガーリーコーデ
Model:Kanna 157cm Instagram:@kan._.na21
『着こなしコツ①』を意識し、ジャストサイズのバンドTシャツとカラーのワークパンツを合わせたガーリーコーデに仕上がっています。
カラフルでインパクトのあるデザインのバンドTシャツなので全体のアイテムもカラフルにして統一感を出しているのですが、キャップやシューズの色味を抑えることで全体的な派手さを中和させています。
カラフルなデザインのバンドTシャツに薄めのピンクのパンツを合わせていることによって、カラフルに見えつつも落ち着いた雰囲気になっており、春を感じられる合わせになっています。
スニーカーでは少しストリート感が強くなってしまうので、あえてレザーシューズを合わせています。厚底ソールなのでよりガーリー感が増しています。
着用アイテム
・TOPS RAB669573 ¥4,290(tax in)
・PANTS RAB666175 ¥5,390(tax in)
・SHOES 私物
・CAP 私物
バンドTシャツ×オーバーオールを合わせた90s風B-BOYコーデ
Model:TOUGO 168cm Instagram:@15._coeur
『着こなしコツ③』を意識し、バンドTシャツとオーバーオールを合わせた90s風B-BOYコーデに仕上がっています。
オーバーオールを逆履きすることでダイナミックにポケットを見せることでき、あまり他とは被らないスタイルにもなっています。
同様にシューズのコルテッツを大胆に見せることで、90年代HIPHOPスタイルになっており、当時のカルチャーを意識した合わせになっています。
差し色としてバンドTシャツのレイヤードにスウェットやシャツを使う事で印象が明るくなり、コーデに個性やお洒落感を出すことができます。
バンドTシャツのデザインカラーとレイヤードアイテムカラーを揃えて色を拾ってもお洒落ですが、こちらのコーデの様に、あえて別のカラーを合わせることでまた違った雰囲気をを出せるので、おすすめの合わせ方になっています。
デニムハットとボストンバックを合わせていることでストリート感が増しており、90年代のHIPHOPを彷彿させるスタイルになっています。
着用アイテム
・T-SHIRT RAB382877 ¥6,490(tax in)
・SWEAT RAB659543 ¥6,490(tax in)
・PANTS RAB329509 ¥8,910(tax in)
・CAP JAA000038 ¥1,870(tax in)
・BAG RAB657050 ¥6,490(tax in)
バンドTシャツ×デニムパンツを合わせたポップストリートコーデ
『着こなしコツ③』を意識し、バンドTシャツとデニムパンツを合わせたポップストリートコーデに仕上がっています。
細身のバンドTシャツにオーバーサイズのデニムを溜めて履くことで、流行りのAラインになっており、スタイルがよく見えています。
ニットキャップを少し崩した被り方をしていることで、ボリュームと個性が出ており、全体とマッチしつつもよりポップさが増しています。
ニットキャップとレザーシューズを発色の良い色で合わせていることで、インパクトを出しています。
さらに、キャップとシューズに目が行くことで上下共にバランスの取れたコーデになっています。
着用アイテム
・TOPS RAB678549 ¥4,290(tax in)
・PANTS RAB627110 ¥13,090(tax in)
・SHOES 私物
・CAP 私物
自身のスタイルにバンドTシャツを取り入れよう
※古着屋JAMアメリカ村店店内
いかがだったでしょうか。
今回のマガジンでは、これからの季節にバッチリとハマること間違いなしの万能アイテム『バンドTシャツ』を使って、古着屋スタッフそれぞれの個性を出し、思わず外に出たくなるコーデ4選をご紹介させていただきました。
バンドTシャツは、古着初心者から上級者にまでおすすめのアイテムになっており、服好きなら一枚は持っておくべきだと思います。
自分自身のファッションスタイルに合うお気に入りの一枚を見つけに是非古着屋JAMアメリカ村店までお越しくださいませ。