次の流行はフレアパンツ?リーバイス517を使ったミックスカルチャーコーデ!

こんにちは!

古着屋JAM明治通り店の伊藤です。

4月を迎えて新生活がスタートした方も多いのではないでしょうか?

わくわくする一方、不安を感じたりと心が忙しない時期ですよね。ふと、道に咲いている桜の木を見上げたりするとぽかぽか軽やかな気持ちになるように、みなさまが穏やかで充実した日々を過ごせますように。

さて、そんな新生活とともに悩まされることの1つが毎日のコーデ問題。

そこで今回のマガジンでは、誰でも簡単にチャレンジできる「ミックスカルチャー」を意識した春ならではのコーデを、今年に入り注目度上昇中な「リーバイス517」を使って紹介させていただいております!

ミックスカルチャー?リーバイス517?となっている方もご安心ください。それぞれについても詳しく解説しておりますので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

また、今回の内容と関連したマガジンもございますので、そちらも合わせてご覧くださいませ。

[お知らせ]

ミックスカルチャーについて

まず、ミックスカルチャー(Mixed culture)とは何なのか?

基本は、異なる2つ以上の文化が混ざり合った状態や、その結果として生じる文化を指しています。

ファッション用語として使うとなると少しだけ意味合いが変わり、”異なる要素を持つアイテムを組み合わせ新鮮なスタイルを生み出すこと”または、”音楽やアート、現代のユースカルチャーなどの要素を組み合わせたファッション”のことを指します。

ミックスカルチャーで今トレンドなものをあげると、全米最大のスポーツイベント「スーパーボウル2025」に登場したラッパー、ケンドリック・ラマーのコーデ。モータースポーツを思わせるレザージャケットに、セリーヌのライトウォッシュなフレアパンツとナイキのスニーカーの組み合わせは瞬く間にインターネット上で話題となりました。

どうやってミックスするのが正解なのか悩んでしまう方もいらっしゃると思いますが、アイテムの年代、ジャンル、シルエット、本来の用途が一致しない同士でも軽快かつ自由にピックアップし、自分が好きなものを好きなように合わせることこそがミックスカルチャーであり、ファッションを楽しむということではないでしょうか。

リーバイス517とは?

 

前述でお伝えしたケンドリック・ラマーの影響もあり、フレアシルエットである「リーバイス517」の人気が再燃中です。

ここでは、リーバイス517を基にフレアパンツの歴史と、リーバイス517の特徴を解説させていただきます!

リーバイス517の歴史

1970年代

リーバイス517は1971年に誕生した世界で初めてのブーツカットジーンズで、ブーツカット(ブーツを履くための裾の広がりを目的としているものの名称)の先駆けともいえるモデルです。そして、当時アメリカでムーブを起こしていたヒッピーカルチャーの定番アイテムとして、1970年代以降から2000年にかけて親しまれていきました。

ポイント

70年代のリーバイスジーンズは、バックポケットの裏側がシングルステッチになっています。シングルステッチとは1本の糸で縫う縫製方法のことで、ポツポツと編み目が一列に並んでいるのが特徴です。

2000年代

2000年代に入るとテーパードやスキニーなどのフレアとは対極のようなシルエットがトレンドになりました。これまでヒッピーカルチャーや音楽とともに広まり、これらと結びつきが強くあったフレアパンツは一定の支持層はいるものの、若者の間で支持があるかというとそうではない時期が続きます。

ポイント

テーパードシルエット(リーバイス560)↓

スキニーシルエット(リーバイス512)↓

現在

現在はヴィンテージ/古着としても多く目にするアイテムであり、プラダなどのハイブランドがリーバイス517のようなフレアのパンツを出していたりとトレンドのシルエットに。ここ最近のフレアのムーブメントは男性から火が付いたものですが、90’sリバイバルやY2Kのトレンドも重なって、レトロで可愛いと取り入れる女性たちも増えています。

ポイント

90年代以降、リーバイスジーンズの製造国はアメリカではなくアジアで大量生産されるようになりました。そのため、古着でアメリカ製のものはかなり人気があります。

リーバイス517の特徴

脚長効果のあるハイライズ仕様

ハイライズとは股上が深いパンツのことで、これにより腰の位置が必然的に高く見えるため脚長効果がアップ。股下が浅いローライズよりフィット感も高いので、安心できる着用感がポイントです。

太ももから膝にかけてしぼられていて、裾に向かっては広がるフレアシルエット

517最大の特徴であるフレアシルエットはストレートやワイドシルエットのパンツに比べ、脚の低い位置まで裾を下げられるので視覚的に脚がすらっと見え、どんな人でもスタイルアップが狙えます。

着脱しやすいジップフライ

フライ(比翼)とはパンツの前開きになる部分のことで、517はジップになっています。リーバイスの原点である501などはボタン使用なので、比べると517の方がよりラクに脱ぎ穿きができます。

春のイチ押しコーデ4選

ここからは、古着屋店員が考えたリーバイス517を使ったミックスカルチャーコーデを4つ、ご紹介させていただきます!

men’s model(173㎝):Instagram

styling&photo:Instagram

セットアップ風コーデ

こちらはトミーヒルフィガーのダブルブレストが特徴的なデニムジャケットを使ったコーデ。

生地も薄く、淡いブルーの色味も相まって春先にぴったりなジャケットなのですが、単体だと組み合わせに少し難しさを感じるアイテムのため同じ色味のリーバイス517を合わせてセットアップ風に着こなしてみました。

スニーカーはボリュームのあるタイプだと517のフレアシルエットと相性が良く、すっきりとした印象を与えてくれるのでおすすめです。

着用アイテム

cap:ベースボールキャップ JAA000188 ¥4,400(Tax in)

jacket:デニムジャケット RAB648628 ¥7,590(Tax in)

tops:セレクトTシャツ RAB427536 ¥6,490(Tax in)

pants:リーバイス517 RAB488515 ¥16,390(Tax in)

shoes:スニーカー(ニューバランス) RAB293454 ¥14,960(Tax in)

80’sアメリカンコーデ

続いては80年代のアメリカンスタイル風コーデ。

目を引くプリントが施されたTシャツには、同じ色味がベースのチェックシャツとレイヤードすることで存在感と統一感がUP。Tシャツだけではまだ早い今だからこそできるファッションテクニックなのと、自分の個性も出せるのが魅力です。

アタリ強めなインディゴカラーのリーバイス517と合わせれば全体的にレトロ感じるスタイルが完成します。

着用アイテム

glasses:サングラス JAA000310 ¥5,280(Tax in)

tops:チーム系Tシャツ RAB685490 ¥5,390(Tax in)

layered tops:リメイク長袖ルーズトップス RAB655811 ¥6,490(Tax in)

belt:レザーベルト JAA000455 ¥4,950(Tax in)

pants:リーバイス517 RAB664922 ¥8,690(Tax in)

shoes:スニーカー(ナイキ) RAB220753 ¥9,460(Tax in)

ストリートコーデ

イエロー×ネイビーの配色がかっこいいスタジャンを使ったコーデ。

スタジャンもパンツもカラーの発色が濃いめなので、パッと見たときの印象がごちゃごちゃしないよう、トップスとシューズはブラックで揃えてあげるとコーデにメリハリがでます。

ここに、キャップや大ぶりのネックレスを足してあげるとストリートからラッパースタイルに雰囲気をガラッと変えることもできるのでおすすめ。

着用アイテム

jacket:ウールスタジャン RAB585305 ¥16,390(Tax in)

tops:長袖ロングTシャツ RAB170393 ¥3,960(Tax in)

pants:リーバイス517 RAB592934 ¥16,390(Tax in)

shoes:ブーツ(ドクターマーチン) RAB665953 ¥11,990(Tax in)

シンプルバイカーコーデ

最後はライダースジャケットが際立つシンプルなバイカー風コーデ。

ライダースは重厚感がありつつも無骨さは控えめでキレイめに着こなせるものをチョイス。

中のストライプシャツとネクタイは両方ともライトピンクのカラーで合わせ、パンツはライトブルーと、優しくシンプルな色合いでまとめました。

男らしくタフな印象になりがちなライダースですが、アイテムの組み合わせや色味の工夫でキレイめスタイルにもなることが可能です。

着用アイテム

jacket:ライダースジャケット VTG050898 ¥31,790(Tax in)

tops:長袖柄シャツ(ラルフローレン) RAB673531 ¥7,590(Tax in)

tie:USEDネクタイ RAB568419 ¥3,190(Tax in)

belt:レザーベルト JAA000451 ¥5,500(Tax in)

pants:リーバイス517 RAB592933 ¥16,390(Tax in)

shoes:ブーツ(ドクターマーチン) RAB665953 ¥11,990(Tax in)

あとがき

今回はリーバイス517を使用したミックスカルチャーコーデのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?

悩める春のコーデの参考に、このマガジンが少しでもお役に立てれば幸いです。

そして最後になりましたが、古着屋JAM明治通り店は先日1周年を迎えました!

これからも沢山の方に喜んでいただけるお店であり続けられるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます!

みなさまのご来店、心よりお待ちしております!

【春コーデ】古着屋店員が徹底解説!アーバン・スタイル&ミリタリーをシティに!

前回のマガジンはこちらから↑

 

店舗情報

古着屋JAM 明治通り店

住所

〒 150-0001
東京都渋谷区神宮前4-32-12ニューウェイブ原宿地下1階

電話番号

03-6721-1288

営業時間

11:00~20:00

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