古着屋JAMでは毎月26日にヴィンテージ古着の大量入荷イベントである【JAM 26 ヴィンテージ市】を開催しております。
今回のマガジンではそのイベント概要と古着屋JAM京都三条店に入荷するヴィンテージアイテムを5点ご紹介いたします。
目次 [閉じる]
26市とは
イベント内容
古着屋JAMでは毎月26日にヴィンテージ古着を大量入荷しております。
実店舗とオンラインショップの同時開催となり、初めてヴィンテージに挑戦する方は勿論、三度の飯よりヴィンテージが好きな方まで楽しめる内容となっています。
もともとはオンラインショップ限定のイベントとして開催されていましたが、現在では全国の6店舗でも開催されていて、実際に商品を手に取ることができます。
この機会にぜひお近くの開催店舗へお越しください。
開催店舗
実店舗
札幌店
原宿店
心斎橋店
京都三条店
熊本店
福岡店
オンラインショップ
こちらからご覧いただけます
開催期間
実店舗
2月26日 (水) 11:00~
オンラインショップ
第一弾:2月26日(水)20:00 ~
第二弾:3月1日(土)20:00 ~ 3月9日(日) 23:59
おすすめ入荷アイテム
ヴィンテージ古着、と聞くと王道はアメカジ・アメトラ、デニムやワーク系、ミリタリーの古着を思い浮かべる方も多いかと思います。
そういったアメリカ由来のヴィンテージアイテムは無骨な雰囲気が強く、古着らしさを感じられる個体が多いです。
そんなヴィンテージ古着、実はヨーロッパにも数多く存在しています。
「ユーロヴィンテージ」と呼ばれ、機能性や頑丈さを兼ね備えながら、ヨーロッパならではの上品さを持ち合わせているアイテムが多いです。
ヨーロッパのヴィンテージ古着もアメリカと同じくワーク、ミリタリーといったアイテムが多いです。
しかし細かいディテールやサイズ感から綺麗な雰囲気を演出しています。
個人的には普段使いするならユーロヴィンテージの方が取り入れやすいと感じます。
そこで今回は26日に入荷するアイテムの中から「ユーロヴィンテージ」に特化しておすすめ商品をご紹介します。
こちらのマガジンではユーロヴィンテージについて詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください!
ユーロヴィンテージとは。今買うべきアイテムとその特徴を紹介。
70’s adidas tracksuit production ventex
水色と紺色のバイカラー、ジップの白色も映えていて良い配色です。
ヴィンテージのトラックジャケットはどうしてもサイズが小さいことが多いですが、こちらはおよそMサイズくらい、かなり着やすいと思います。
袖にはしっかりストライプ柄、首元は珍しく襟仕様になっています。
さらに細かく見てみると襟はニット生地で切り返されていて、70年代のアイテムにしては控えめな装飾。
こういったディテールはユーロヴィンテージならではの楽しみだと思います。
背面も丁度いいデザイン性です。
水色の面積がかなり広いですが、ステッチによる変化と、ベンチレーションが付いています。
ここのベンチレーションもニット生地となっていて、細かい作り手のこだわりを感じられますね。
こちらのマガジンではadidas ATP について詳しく解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
【徹底解説】”adidas ATP” (アディダス エーティーピー) のトラックジャケット。
アイテム詳細
70’s adidas tracksuit production ventex ¥24,090 (tax in) / VTG052113
00’s Rolling Stones L / S T-shirt
イギリス、ロンドンで結成されたロックバンド”The Rolling Stones” (ローリング・ストーンズ)
こちらのロンTは2005年に発表された”A Bigger Bang”というアルバムと、このアルバムに伴うツアーを記念したTシャツだと思われます。
年代でいうと比較的近年のアイテムですね。
しっかりコピーライトも入っています。
背面が無地、という点もバンドTシャツのなかでは少し珍しいかと思います。
使いやすくて助かるポイントです。
The Rolling Stonesと言えばこのロゴを思う浮かべる方が多いかと思います。
ロック界でもっとも有名だと言われることもあるこちらのロゴ、英語ですと”Lips and Tongue”、文字通り「舌と唇」という意味になります。
反権威主義の象徴とされることも多く、イギリスの古き良きカウンターカルチャーを感じられます。
背景や由来は気にせず、デザインだけを見たとしてもかなりおすすめできるアイテムです。
アイテム詳細
00’s Rolling Stones L / S T-shirt ¥27,390 (tax in) / VTG052074
00’s euro Levi’s 70506 made in the UK
先染めのブラックデニム、70506です。
3rd(サード)と呼ばれる70505の後継モデルとされている70506、4th (フォース)と呼ばれることもあります。
ユーロリーバイスとひとくちに言っても様々な国で生産されていますが、こちらの個体はイギリス製。
先染めらしくヴィンテージの風合いを濃くする色落ちを見せています。
70505と比較すると最も大きな違いはハンドポケットの存在です。
少し大きい作りになっており、様々なブランドにサンプリングされていることからも、デニムジャケットとして「完成形」に近いと思います。
内タグもしっかり残っています。
おそらく2002年製、比較的近年のアイテムですが、ここ最近かなり注目度が上がっているユーロメイドであること、球数の少ない先染めブラックであることなどから非常におすすめな個体です。
こちらの記事でユーロリーバイスについてさらに詳しく解説しております。気になる方はぜひご覧ください。
話題沸騰中!EURO LEVI’S(ユーロリーバイス)とは?夏に向けておすすめコーデもご紹介!
アイテム詳細
00’s euro Levi’s 70506 made in the UK ¥32,890 (tax in) / VTG052074
60’s- made in Italy leather car coat
イタリー製のレザージャケット、裏地はおそらく薄手のウール素材です。
ボロボロ、といえばそれまでですが、ここまでのフェード感が出ているレザーはなかなか見かけません。
もし古着のレザーアイテムでフェードやダメージが気になる方がいましたら自宅でもできるお手入れがおすすめです。
ヴィンテージのレザーはオイルやクリームでケアを続ける事で見違えるほど綺麗になることが多いです。
もともとの生地のクオリティが高いからですね。
ラグランスリーブ仕様、嬉しいポイントです。
ダブル仕立てとなっていて、トップボタンまで閉めることができます。
気分によって襟を大きめにしたり、小さめにしたりと調整ができるのも嬉しいポイントです。
茶芯とよばれるレザー生地のため、エイジングで徐々にブラウンが出てきます。
このままでも着たいと思えますし、ここから丁寧にお手入れをしてまだまだ育てていくこともできます。
こちらのマガジンではレザージャケットに使われる素材、お手入れについてご紹介しております。気になる方はぜひご覧ください。
アイテム詳細
60’s- made in Italy leather car coat ¥43,890 (tax in) / VTG050902
70’s barbour 1-warrant NORTHUMBRIA made in England
英国老舗のBarbour (バブアー) から70年代のNORTHUMBRIA (ノーザンブリア) です。
王室御用達の証明であるワラントがまだ1つであった時代の個体、50年も前に生産されたアイテムだけあって小さい穴や破れはところどころに見つかります。
個人的にはそれすらも味であると感じました。
もともとを辿ればイングランド、サウスシールズ発祥のブランドで、荒れる海の天候や寒さに耐えうるための機能的な洋服です。
頑丈なつくり、撥水性、当時は画期的なアイテムだったと想像します。
最近ではその高いファッション性も評価されています。
レザーと同じくメンテナンスと手入れを繰り返すことで独特の風合いを育てることができるオイルドコットン。
せっかくですし、ぜひヴィンテージで探してみてください。
こちらのマガジンではバブアーについて詳しく解説しております。気になる方はぜひご覧ください。
Barbour(バブアー)について徹底解説。知れば知るほど欲しくなるオイルドジャケットとは?
アイテム詳細
70’s barbour 1-warrant NORTHUMBRIA ¥51,590 (tax in) / VTG051311
あとがき
最後までご覧いただきありがとうございます。いかがでしたでしょうか?
今回は古着屋JAM京都三条店に入荷するヴィンテージアイテムのうち、ユーロヴィンテージにフォーカスしてご紹介しました。
26ヴィンテージ市は全国の6店舗、オンラインショップにて開催しております。
ぜひお近くの開催店舗へお越しくださいませ。スタッフ一同、皆さまのご来店をお待ちしております。