こんにちは、古着屋JAM堀江オレンジストリート店のおうたです!!
皆さんL.L.Bean(エルエルビーン)というブランドはご存じでしょうか?
今回はL.L.Beanのブランドの歴史やアイコンとなっているアイテムについてお話させていただきます。
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目次
L.L.Beanとは?
L.L.Beanってどんなブランド?
L.L.Beanとは、1921年にLeon Leonwood Bean(レオン・レオンウッド・ビーン)によって設立されましたアメリカのアウトドアブランドです。
レオン・L・ビーンは狩猟に出て足を痛めたことをきっかけに、ハンティングブーツの研究を開始し、いくつもの試作を重ねた末、新型ブーツを考案します。
メイン・ハンティング・シュー(現在のビーン・ブーツ)と名付けたこの自信作な新型ブーツを販売する目的で創業したブランドがL.L.Beanです。
斬新なアイデアで、瞬く間にハンターたちに売れていきましたが、当時の技術ではハードな山でのハンティングにブーツが耐えることができず、すぐに壊れ、売れた9割が返品となってしまいました。
そこで、レオン・L・ビーンは売った商品が気に入らなければ返品可能とする「100%満足保証」というサービスを始め、借金をしながらも商品改良を行っていきました。
この100%満足保証は、現在もL.L.Beanのポリシーとして引き継がれています。
「お客様満足度を優先する姿勢」と、それによって生まれた「頑丈な商品」が、L.L.Beanが100年以上愛されるブランドとなった理由と言えるでしょう。
Bean Icons
次に、L.L.Beanを語る上で押さえておきたい代表的なアイテムをいくつかご紹介します。
Bean Boots(ビーン・ブーツ)
まずはL.L.Beanの象徴、ビーン・ブーツについてご紹介します。
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ゴム製のボトムに革のアッパーを縫い付けることで、ラバーで水の侵入を防ぎつつ、レザー部分が柔軟性と適度な防湿性を実現させています。
開発当初から基本的な形を変えることはなく、もはやリアルなハンティングブーツとしての役目は終えているだろうが、そのトラディショナルでヘビーデューティーなデザインをはじめ、レザー部分やソールの交換&修理が可能で長く履けること、そして、いまだアメリカの自社工場での製造を行っていることなどから、アメリカンブーツにおける名品として広く親しまれています。
Boat and Tote (ボート&トート)
次は、誰もが愛用するボート&トートをご紹介します。
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クラシカルで洗練されたデザインは、すべてのカジュアルトートバッグの基本となる存在です。
ボート&トートはビーン・ブーツ同様、生粋のメイドインUSAで、アメリカ産のタフな24オンスコットンキャンバスを使用。ハンドメイドにこだわり作り続けられています。
ひとつひとつの仕上がりが微妙に違っていたり、少しミシン目が歪んでいたりするのも手づくりならではで、ボート&トートの魅力の1つです。
そんなボート&トートのルーツは氷を運ぶためのものでした。
1944年、氷を運ぶためのバッグとしてボート&トートの前身Bean’s Ice Carrier(ビーンズ・アイス・キャリア)の販売をスタートします。
素材は、厚手のオートミールカラーのキャンバス地で、溶けた氷が染み出さないよう底部分は2布を重ねた造りになっていました。
そして1965年に現在の商品、ボート&トートとして再登場することとなります。
Original Field Coat(オリジナル・フィールド・コート)
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ボディの素材はコットン100%のダック地が使用され、これは太いコットンの糸で織りあげた高密度の平織り生地になっており、しっかりとしたハリのある、丈夫なつくりが特徴です。
表面には撥水加工が施されているので、少々の雨をものともしません。襟と袖口には、コットンの16ウェールのコーデュロイ生地があしらわれています。
このコートの故郷であるメイン州の冬の寒さは厳しいため、身頃の裏地には起毛したコットンのフランネルを使うことで保温性が高められています。ただ、着心地のよさを確保するため、袖の裏地はナイロン素材に切り替えられています。
もともとはハンティング用のコートだったこともあり、機能的なディテールが随所に見られます。
もっとも特徴的なのは、両肩に縫い付けられたガンパッチでしょう。これは肩で銃を支える際、服の生地を保護するための当て布です。狩猟以外のシーンでも、バックパックやショルダーバッグのストラップで生地が傷むのを防ぐ役割が期待できます。
Chamois Cloth Shirt(シャミー・クロス・シャツ)
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レオン・L・ビーン自身もハンティングやフィッシングで愛用していた、1927年に登場した、「ビーンズ・レザーレット・シャツ」がその原点。鹿革のように厚く丈夫で、着るほどに鹿革のような感触になる、特別なフランネルとし1933年、「シャミー・クロス・シャツ」と名付けられ、販売されるとアウトドアマンの間でたちまち人気となり、ファンの間では「ビーン・シャツ」と呼ばれていました。
改良を重ね、丈夫なだけでなく、暖かくソフトな素材にアップデートされています。定評あるポルトガル産の7.5オンスのフランネルを使用し、熟練した職人たちが丁寧に起毛加工を施し、ソフトな仕上がりに。両胸のポケットは、オリジナルと同じ、アングルを付けたデザインのフラップ・ポケットがついています。
Scotch Plaid Flannel Shirt(スコッチ・プラッド・フランネルシャツ)
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シャミー・シャツと共にL.L.BEANのフランネル・シャツの歴史が始まり、1937年にスコッチ・プラッド・フランネル・シャツが誕生しました。
シャミー・シャツより薄手の約5.5オンス素材を使用し、より着回しやすいシャツをデザイン。生地の丈夫さと品質に大きな差を生む、短繊維綿より約6.4ミリ長い、長繊維綿を使用。両面に各8回にも及ぶ起毛加工を施し、最後には熟練者による、手による品質確認も行われています。
最後に&前回のブログ
いかがだったでしょうか?
今回はノースフェイス、コロンビア、パタゴニア等と並ぶアウトドアブランド、L.L.Beanの歴史やアイコンとなっているアイテムの紹介でした。
創業者がアウトドアライフを快適にするために作られてきたものたちが、今もなを、ほとんど形を変えずに生産され、アウトドア愛好家だけでなく、世界中の人に愛されていることはとてもすごいと思います。
それだけ愛されるのにも品質や、ブランドとしての思いが強く受け継がれているのだと感じます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
先週のブログでもアウトドアブランドについて触れているのでぜひ!
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