皆さんこんにちは。
古着屋JAM VINTAGE&SELECT仙台店の岡田です。
いよいよ8月に入り、夏の暑さも本格化してきました。
夏服が揃ってきた頃かと思いますが、ひと味違うアイテムが欲しいと感じる方も多いと思います。
そこで今回は、一般的なシャツとはひと味違う「ボウリングシャツ」の魅力についてご紹介いたします。
夏服に迷った際に参考にしていただければと思います。
目次
ボウリングシャツとは

皆さん、「ボウリングシャツ」をご存知ですか?
「ボウリングシャツ」は古着の中でもあまり聞き馴染みのないアイテムかもしれません。名前のとおりボウリングというスポーツと密接に結びつたデザインの服です。
まずは「ボウリングシャツ」の特徴を解説していきます。
ボウリングシャツのデザインに込められた意味
フロントには名前、背中にはチーム名や地域、その他の意味をもつ刺繍やワッペンが施されているところが最大の特徴。
形は開襟タイプが主流で裾はパンツに入れずに着ることを想定しているため、ボックスカットになっています。
腕や肩を動かしやすくするためにアクションプリーツが入ったものなどもあります。ボタンも特徴的なことがあり、ボウリングのピンやキャッツアイボタンが採用され遊び心が込められており、細部まで注目してみるとより楽しめるでしょう。
当時のヴィンテージのものはとろみ感があり上品な光沢を持つ「レーヨン」素材が多く使われていましたが、現在では手入れがしやすい「ポリエステル」や「コットン」素材なども普及しており、夏場でも涼しく快適に着用できます。
魅力的なデザインをご紹介

インパクトあるネコのキャラクターとボウリングモチーフを組み合わせた、遊び心溢れるデザイン。
立体感のある刺繡とポップなカラーリングがレトロなボウリングシャツならではの雰囲気を演出しています。ブラックのボディに映える個性的なデザインで、スタイリングの主役となります。

ボウリングのピンが勢いよく倒れる瞬間を描いた刺繡デザイン。
鮮やかなブルーのボディに白いピンとイエローのアクセントが映え、こちらもレトロなアメリカンテイストを感じます。胸元のワンポイントは主張が強すぎず、スタイリングのアクセントとして程よい存在感を演出してくれます。
ボウリングシャツの歴史
「ボウリングシャツ」の原型は1930年代頃から存在していましたが、決定的なスタイルが確立されたのは1950年代のアメリカ合衆国です。
当時、ボウリングが中流階級の社交場で大流行し、多くの企業や地域コミュニティがこぞってチームを結成し、「ボウリングシャツ」を着用しました。1950年代から後半から1960年代にかけて、ロックスターたちが着用したことで、「ボウリングシャツ」は単なるユニフォームの枠を超え不良文化やロックンロールの象徴として若者たちの間で支持を集め、アメカジファッションへ昇華しました。
ボウリングシャツの起源
「ボウリングシャツ」は1950年~1960年代のアメリカで起こったボウリングブームが始まりです。
アメリカでボウリングが大ブームになった背景には、いくつかの社会的な理由がありました。
まずは戦後の経済成長です。1940年代後半から1950年代にかけ、大きな経済成長を迎え人々の生活に余裕が出ました。仕事以外の時間を楽しむレジャー文化が急速に発展します。郊外の発展に合わせ各地にボウリング場が次々とオープンしました。
リーグ戦文化も広がり企業や地域ごとにボウリングリーグが数多く作られ、毎週決まった曜日に試合を行う文化が定着し仲間意識を高めるためにおそろいのユニフォームを着るようになり、ここから現在の「ボウリングシャツ」ブームが生まれました。
50年代にはテレビが普及しトッププレイヤーの活躍を見る機会が増えたことでさらに人気を集め、誰でも楽しめるスポーツだったことで社会現象となりました。
このブームの中で誕生したチームユニフォームがボウリングシャツへと発展していきました。
ファッションへの以降
なぜ、「ボウリングシャツ」がファッションとして取り入れられるようになったのでしょうか。
機能性だけでなくデザイン性とカルチャー性が評価されたことが大きな理由です。
音楽と映画での影響
エルヴィス・プレスリーやブライアン・セッツァーなどのミュージシャンや映画の登場人物が着用したことで「かっこいいアメリカンスタイル」のアイコンとして認知されるようになりました。
「ロカビリーファッションとしての独立」
ロカビリーとは50年代のロックンロールとカントリーが融合して生まれた音楽で、音楽を愛する若者たちの着こなしが「ロカビリーファッション」として広まりました。この時代は音楽との関わりが深い人物からの影響が大きかったのでしょう。
タイトなシルエットやフィット&フレアのメリハリある形状にレザージャケットや「ボウリングシャツ」、水玉模様などを取り入れた反骨精神とクラシカルな気品が同居するファッションが好まれました。
ヴィンテージ・古着でのブーム
1980年代以降、アメカジやヴィンテージファッションが人気になると、一点物の刺繡や配色を楽しめる「ボウリングシャツ」は古着の定番アイテムとして再評価されました。
シャツは元々アイテムとして人気がありましたが、ツートンカラーやパイピング、背中のチェーンステッチ刺繍など他のシャツにはないデザインなどの魅力も大きな理由なのかもしれません。
ボウリングシャツを使ったコーデ2選をご紹介
ザ・ロックンロールなボウリングシャツスタイリング



着用アイテム
おすすめポイント
「ボウリングシャツ」の赤と黒でまとめたスタイリング。襟にボウリングをしている人の刺繡があるのがポイントです。
大きく開襟している襟とバックサイドに黒のラインが入っているところがとボウリングシャツらしい印象を与えています。
50年代ロカビリーなボウリングシャツスタイリング


着用アイテム
おすすめポイント
50年代はタックインが主流で細目のベルトをつけることでメリハリをつけます。
シンプルなスタイリングですが、バックに大きな刺繍があることでボウリングシャツを主役としたスタイリングになっています。
あとがき
皆様いかがでしたか。今回はボウリングシャツについてご紹介しました。この機会にボウリングシャツというアイテムがもっと身近に感じて頂けたらと思います。
他のシャツとは違い、1枚1枚デザインやカラーバリエーションが豊富なので見るだけでもお楽しみいただけると思います。
ぜひこの機会にお近くの古着屋JAM VINTAGE&SELECTにお立ち寄り下さい。
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