みなさんこんにちは。
古着屋JAM原宿店スタッフの白石です。
1月もあともう少しで終わりですね。
まだまだ寒い日が続きますが、春服を探されている方も多い時期ではないでしょうか？
そんな今の時期に狙い目のアイテムは、スウェットです。
そこで今回は、古着屋JAM原宿店のおすすめスウェットを使ったコーデを、シーン別に4つご紹介いたします。
ぜひご自身のスタイルに合った着こなしを見つけてみてください。
目次
[お知らせ]
前回マガジン
前回のマガジンでは、コートについて徹底解説しました。
是非、こちらも合わせてお読みくださいませ。
スウェットとトレーナーの違い
みなさんはスウェットとトレーナーの違いをご存知ですか？
なんとなく呼び分けているけれど、何が違うのかまでは分からない。
という方も多いのでは？
そもそもスウェットとは？
【スウェット】とは生地の名前で、綿を平編みにしたニット生地を指します。
表地と裏地の質感が異なっており、二重構造となっていることが特徴で、伸縮性に優れており頑丈、汗を吸収しやすい素材です。
その生地を使ったアイテムのことをスウェットと呼びます。
デニム生地のジーンズをデニムと呼ぶのと同じですね。
EAA404215/￥6,490(tax in)
そしてスウェットの語源は汗を意味する【Sweat】。
上記で述べた通り、吸水性に優れていて汗をよく吸ってくれることが由来となっています。
そしてスウェットとトレーナーは同じものを指しており、トレーナーと呼ぶのは日本だけで、一般的にはスウェットシャツと呼ばれています。
2種類の裏生地
スウェットには2種類の裏地があり、用途や季節によって使い分けられています。
この特徴を知っておくと、スウェット選びに役立つので、ご購入になる際に参考にしてみてください。
裏毛
裏毛とは、裏糸をタオル生地のようなパイル状（ループ状）に編み込み浮かせた生地のことで、裏パイルとも呼ばれます。
吸水性に優れているという点が魅力です。
ほど良い厚みがありますが、着ぶくれしにくく、すっきりとしたスタイルが作りやすいのも特徴です。
厚みがそれほどなく、吸水性に優れていることから、スポーツウェアなどには裏毛生地が使われていることが多いです。
同じ理由からパジャマやルームウェアとしてもおすすめです。
裏起毛
裏起毛とは、裏毛の編みを起こしたものです。
生地にたくさんの空気を含むことで保温性が高まり、裏毛よりも感触が柔らかくふんわりとした着心地が特徴です。
保湿性や保温性がともに高いことから特に寒い時期の防寒対策におすすめです。
おすすめスウェットボディーブランド
シーン別コーデを紹介する前に、古着スウェットと言えばのブランドをご紹介させていただきます。
ラッセル・アスレチック/RUSSELL ATHLETIC
スウェットを語るうえで絶対に外せないブランドが【RUSSELL ATHLETIC】です。
RUSSELL ATHLETICとは
RUSSELL ATHLETICとは、世界で初めてスウェットを製造したブランドです。
ベンジャミン・ラッセルが創業したアスレチックウェアブランドで、当初はウールを使ったフットボールシャツを製造していました。
ウール製のフットボールシャツは摩擦によって皮膚が擦りむけてしまったり、汗をかくと着心地が悪くなってしまう性質があったため、コットン素材に改良されました。
そうして製造されたのが今でも多くの方に愛されるスウェットの原型です。
RUSSELL の魅力
①優れた吸汗性
②動きやすさ
③型崩れしない頑丈さ
RUSSELLのスウェットはずっしりとした重量感があり、大量の汗をしっかりと吸収します。
動きやすさと型崩れしない頑丈さも兼ね備え、さらに、洗えば洗うほどいい味わいを見せれくれるため、ヴィンテージスウェットが好きな方におすすめです。
もう1つは、1991年に登場したコットン50％・ポリエステル50％配合【ニューブレンド】です。
下着のように毎日脱ぎ着しても、色褪せが少ないのが特徴です。
コストパフォーマンスも高いため、手軽に高品質なスウェットをお探しの方にぴったりのブランドです。
ジャージーズ/Jerzees
JERZEESとは
RUSSELL ATHLETICが、1983年にプリンタブル・ウェアライン(プリント用の無地ボディ)としてスタートさせたのが【JERZEES】です。
バンドシャツTや企業向けTシャツ、スウェットのボディとしても多く流通しています。
JERZEESの魅力
①高い耐久性
②優れた保温性
③ライトオンス生地ならではの軽さ
JERZEESの8.0オンス(アメリカを中心に使用されている質量の単位。1オンス約28ｇ)のライトオンス生地を使用しながらも裏起毛なので保温性に優れており、涼しい日から冬の寒い日まで、長く着ていただけます。
脇に縫製の無い丸胴と呼ばれる作りをしており、脇下部分の生地の重なりが無い為、着心地がいいです。
また、脇下からテーパードがほぼ無く、裾までストンと落ちるシルエットがお好きな方も多いのではないでしょうか。
フルーツオブザルーム/FRUIT OF THE LOOM
FRUIT OF THE LOOMとは
1946年、M.J.ソフィによって設立されたUSブランドです。
1960年代より米陸海空軍や海兵隊、沿岸警備隊に供給しているトレーニングウエアは、現在も人気を集めています。
FRUIT OF THE LOOMの魅力
①厚手でありながら柔らかい生地感
②優れた伸縮性
③高い耐久性
FRUIT OF THE LOOMの中でも定番の【ヘビーオンススウェット】はしっかりと頑丈な生地感でありながら、ゴワつかないのが特徴です。
裏面にはパイル生地を使用しているため、肌触りが柔らかく、寒い季節にもぴったりです。
着丈の短めな個体が多いため女性でもオーバーサイズになりすぎずに着られそうです。
身幅が広いので、様々な体型の方に着ていただけます。
シーン別コーデ4選
古着屋JAM原宿店の、おすすめスウェットを使ったコーデをご紹介いたします。
スウェット×オーバーオールで作るリラックスカジュアルコーデ
着用モデル
157㎝
着用アイテム
・Tops：unknown/￥5,390(tax in)
RAB596993
・Muffler：unknown/￥3,190(tax in)
RAB578544
・Cap：PENDLETON/ペンドルトン/￥4,290(tax in)
RAB569369
・Bottoms：Carhartt/カーハート/￥13,090(tax in)
RAB386228
柔らかい色味のスウェットとオーバーオールにチェック柄の帽子と黄色のマフラーを合わせてメリハリをつけました。
全体的に大きめのアイテムを使っているので、帽子などのアクセサリーは小さめにすると、バランスがとれます。
ブラックスウェット×チャップスパンツで作るモダンウエスタン
着用モデル
183㎝
着用アイテム
・Outer：WOOLRICH/ウールリッチ/￥11,990(tax in)
RAB592043
・Tops：Jerzees/ジャージーズ/￥9,900(tax in)
RAB295778
・Bottoms：Levi’s/リーバイス517/￥22,990(tax in)
RAB488664
・Bottoms：unknown/￥22,990(tax in)
RAB488664
・Shoes：unknown/￥9,790(tax in)
RAB356730
チャップスパンツと腰に巻いたネルシャツでウエスタンな雰囲気を演出しました。
黒のスウェットをトップスに持ってくることで、上半身を引き締めてくれるため、足長効果も期待できます。
気軽に楽しめる！スウェットで作るカップルシミラールック
着用モデル
157㎝
183㎝
着用アイテム
Ladies
・Tops：Russell/ラッセル/￥6,490(tax in)
RAB579192
・Shirt：unknown/￥6,000(tax in)
RAB577190
・Bottoms：DIESEL/ディーゼル/￥11,990(tax in)
RAB486906
・Bag：COACH/コーチ/￥10,000(tax in)
RAB588174
Mens
・Tops：unknown/￥9,790(tax in)
RAB534896
・Shirt：unknown/￥6,490(tax in)
RAB524451
・Bottoms：unknown/￥7,590(tax in)
RAB480546
青色と黄色という対照的な色をベースに、それぞれがチェックシャツでリンクさせることで、カップルらしいペア感がでます。
スニーカーなどのブランドや色を合わせて、よりカップル感を出すのも良いですね。
古着女子のスウェットペアコーデ
着用モデル
着用アイテム
Left
・Tops：unknown/￥8,690(tax in)
RAB593965
・Shirt：LACOSTE/ラコステ/￥6,930(tax in)
RAB249685
・Cap：47/￥3,850(tax in)
JAA000268
Right
・Tops：Hanes/ヘインズ/￥6,490(tax in)
RAB507014
・Muffler：unknown/￥3,190(tax in)
RAB546556
・Muffler：unknown/￥5,390(tax in)
RAB546306
少しルーズなアイテムやヴィンテージっぽいアイテムを合わせることで、抜け感のある古着女子らしさを演出しました。
1色でもリンクさせることで系統は少し違えどペアルック感が出ます。
お手入れ方法の違い
洗濯時
スウェット類でも裏毛と裏起毛ではお手入れの方法も違います。
そこで、お気に入りのスウェットを長く使っていただくための、ケア方法をご紹介いたします。
裏毛のものはそれほど厚みがありませんので、特別気を遣う必要はありませんが、裏起毛の場合、厚みがあるので裏返さずにネットにいれて洗濯するようにしましょう。
濃い色の裏起毛が洗濯時に別の衣類に付着する場合があるので、洗濯の際は濃い色と白や淡色のものとわけて洗濯しましょう。
干す時
裏起毛は生地が厚く、冬場は乾きにくいため、途中で裏返し全体が乾くようにしましょう。
裏毛のものに関しては、吸水性は高いですが、厚みはないため、比較的早く乾きます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この記事を参考にお気に入りのスウェットを見つけてみてください。
また次回のブログでお会いしましょう。
お知らせ
JAM原宿店は、毎週「月、火、水、木」が入荷日となっております。
是非気軽にお立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ちしております！
店舗情報
住所
〒 150-0001
東京都渋谷区神宮前６丁目２８−５ 宮﨑ビル 地下１階
電話番号
03-6427-3961
営業時間
11:00～20:00
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