みなさんこんにちは、古着屋JAM京都三条店の坂井です。
11月も中旬、かなり冬の気配を感じる気温となってきました。
前回のブログではそんな季節に活躍するフェイクスウェードシャツについてご紹介しました。
気になる方はぜひこちらもご覧ください!
今回は英国老舗のBarbour (バブアー) 、特に International (インターナショナル) というモデルについて解説します。
ただいま古着屋JAMでは17周年を記念し、全店で感謝祭を開催、期間中に Barbour などのオイルドジャケットを大量入荷します!
お探しの方はぜひお近くの古着屋JAMへお立ち寄りくださいませ。
感謝祭の概要はこちらからご覧いただけます。
目次
【ブランド解説】Barbour とは
イギリスの国民的ブランドである Barbour はおよそ130年前、1894年に John Barbour (ジョン・バブアー) 氏によってイングランド北東部のサウスシールズで創業されました。
サウスシールズは北海に面しており、かつて炭鉱と造船で繁栄を誇った港街だったようです。
北海の不安定な天候の元で働く水夫や漁師、港湾労働者に向けて開発されたのが Barbour のオイルドジャケット、ビーコン (Beacon) と呼ばれるアイテムです。
このビーコンは仕様のマイナーチェンジを繰り返しながらも販売され続け、現在でも90年代のアイテムを中心に手に入れることができます。
生地の表面に油を塗り込み、表面に光沢や防水防風性・保温性をもたせた頑丈なジャケットで、耐久性に非常に優れています。
もともとは港で働く労働者に向けて開発されたオイルドジャケットですが、その後イギリス全体へ、現在では世界中で愛用されるアイテムとなりました。
その歴史を細かくみていきます。
【歴史】Barbour 誕生から現在まで
1894-1920年代
1894年、創業者であるジョン・バブアーがサウスシールズのマーケットプレイス5番地にJ Barbour & Sonsをオープンします。
1908年に2代目の社長となるマルコム・バブアー(Malcolm Barbour)氏が初の通信販売カタログを制作し、
1917年にはこのカタログが Barbour のビジネスの75%近くを占めるようになり、チリ、南アフリカ、香港といった海外からの注文もあったようです。
こうした通販を続ける事でバブアーの名は世界中に広がっていきます。
1930年代
ジョン・バブアーの孫にあたるダンカン・バウアーが1936年にモーターサイクル仕様のライダース・ジャケットを発表、これがインターナショナルというモデルです。
このインターナショナルは瞬く間に評判となり、1936年から1977年にかけてイギリスのインターナショナルチームがこぞってバブアーを着用しました。
1939年、ダンカン・バブアーが戦争に招集され、マルコム・バブアーとダンカンの妻ナンシーが経営を引き継ぎます。
彼らが開発したUrsula Suit (ウルスラ・スーツ)は、潜水艦部隊の標準装備となりました。
英国海軍のU型潜水艦のウルスラ号にちなんで名づけられ、艦長のジョージ・フィリップス大尉がこのスーツの製造に尽力したようです。
1940年代
第二次世界大戦で標準装備として採用されたウルスラ・スーツはもともとつなぎだったインターナショナルをツーピースに分割し、機能的に変更を加えたものだそうです。
戦後、1947年にインターナショナルのジャケット型が登場します。
スコットランドで開催された6日間耐久ロードバイクイベントに参加した全選手の97%が、Barbour International Jacket (バブアー・インターナショナルジャケット)を着用していたり、
その後、アメリカの俳優であるスティーブ・マックイーンが着用していたこともあり、バブアーはライダース・ジャケットの代名詞、そしてインターナショナルは圧倒的な人気を獲得していきます。
1960年代から1980年代
こうしてバブアーは機能的な英国アウターとしての地位を確固たるものにしていきました。
ちなみに1964年、東ドイツで開催された耐久レース「ISDT(インターナショナル シックス デイズ ドライアル)」では、アメリカ代表として出場した俳優のスティーブ・マックイーンがインターナショナルを着用。
このエピソードがきっかけでインターナショナルはバブアーを代表するモデルとして、今に語り継がれることになります。
1964年からは4代目のジョン・バブアーが経営を引き継ぎ、経営拡大のために英国の貴族階級がたしなむカントリースポーツ向けのアウターの開発に取り組みました。
※Barbour BEDALE RAB488954 ¥29,590 (tax in)
ジョン・バブアーは1968年に亡くなりますが、妻のマーガレットが意志を受け継ぎ、1980年に軽量なホースライディングジャケットのビデイルを発売します。
その後、1983年にはビューフォートも発表し、立て続けに大きなヒットとなります。
バブアーを英国の国民的老舗ブランドの地位へと大きく押し上げる出来事はこの頃起こりました。
バブアーの服作りの姿勢とその高い品質が認められ、イギリス王室御用達の栄誉を授かることとなります。
1974年にエディンバラ公フィリップから、1982年にエリザベス女王から、1987年にはチャールズ皇太子と、3人からそれぞれ御用達の認定を受けました。
この時期以降のバブアーのロゴにはこの3人の紋章が入っています。
イギリス王室御用達に認定されている企業や個人は800にも上りますが、3つ全てのワラントを授かっているとなるとかなり限られています。
1990年代から現在
2007年6月に開催されたイギリスを代表する音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」では、大雨にも見舞われる中、
アークティック・モンキーズをはじめ、多くの出演アーティストがバブアーを着用。ファッション以外のシーンでもバブアーは存在感を増していきます。
英国のファッションシーンは音楽との関連が強く、アーティストが着用したスタイルが大きなトレンドとして認識されることが多いです。
現在では古着でも人気の高いバブアーのオイルドジャケット。
先程もすこし触れたロイヤルワラントについて詳しく解説していきます。
余談にはなりますがこちらのブログでバブアーの年代判別について解説しています!
気になる方はぜひご覧ください。
【王室御用達】ロイヤルワラント
王室御用達について少し細かく解説したいと思います。
“Royal Warrant” (ロイヤル ワラント) と呼ばれる制度で、文字通り王室が認可する、商品や企業、個人を指します。
日本における皇室御用達と似た制度と言えるかもしれません。
先程も少し触れましたが、王室御用達に認定されている企業や個人は800にも上りますが、3つ全て授かっているというのは希少です。
3つ全てのワラントを所持している企業はわずか17社しかなく、その中でも衣料品の分野ではバブアーを含めて5社に限られており、
バブアーの他に Burberry (バーバリー) やDAKS (ダックス) といったいずれも伝統的なブランドが挙げられます。
Barbour の名作 “INTERNATIONAL”
※ 60’s Barbour INTERNATIONAL jacket スタッフ私物
類似のインターナショナルジャケットはこちらからご覧いただけます
Barbour の歴史でも少し触れましたが、名作とされているインターナショナル。
1936年に誕生し、現在でも幅広い世代から強い人気を誇っています。
古くから愛されるバブアーのインターナショナルの歴史とその特徴について各モデルとの比較も交えて解説していきます。
インターナショナルの歴史
繰り返しになってしまいますが、インターナショナルは1936年に誕生しました。
およそ90年近く前ですね。
ダンカン・バブアーがバイクレースのライダースジャケット用に、と開発したのがインターナショナルの歴史の幕開けとなります。
ダンカン・バブアーはバイクの造詣が深く、高機能かつ洗練されたデザインのインターナショナルは、トライアルレースのイギリスのナショナルチームにも採用され、
今では「全てのライダースジャケットの始まり」「ライダースの代名詞的存在」と称されるほどの人気を誇っています。
現在はベルト付きのジャケットとしての姿が知られていますが、一番最初はツナギの形でした。
その後、1947年に現在も知られる形のジャケットタイプのインターナショナルが誕生します。先程も少し触れたウルスラ・スーツの後継となるモデルですね。
1950年代〜1970年代に開催された6デイズ トライアルサーキットでは、ライダーのほとんどがインターナショナルを着用していたようです。
さらに1964年、サーキットに出場していたアメリカの俳優「スティーブ・マックイーン」がこのインターナショナルを着用していたことでも話題となりました。
1953年にはインターナショナルをもとに着丈を伸ばしたツーリングコートというモデルも発表されています。
ブランドとしての歴史もさることながら、インターナショナルの歴史を振り返るとその長さと重さを痛感します。
次にインターナショナルの特徴を5つに分けて詳しくみていきます!
インターナショナルの特徴
※ 90’s Barbour INTERNATIONAL jacket スタッフ私物
類似のインターナショナルジャケットはこちらからご覧いただけます
① 8オンスワックスコットン生地
インターナショナルの生地にはバブアーを象徴するワックスコットンが採用されています。
綿密に織られたコットン生地に、オイルを何層にも染み込ませた防水生地です。
着込んでいくうちに経年変化し、味わい深くなるのが魅力的ですね。
見た目は渋く、軽い着心地、しかし防水・防寒、そして耐久性にも優れています。
バブアーの他の定番モデルには6オンスのワックコットンが採用されていることが多いですが、インターナショナルには少し厚みのある8オンスのワックスコットンを採用しています。
もともとがモーターサイクル用のジャケットということもあり、より風を通しにくく、そして保温性を高める効果が期待できます。
② 印象的なデザイン
インターナショナルは高い実用性や機能性に加えて、特徴的なデザインが施されています。
フロントには大きめのフラップポケットを4つ搭載し、左胸のポケットは通称「マップポケット」と呼ばれています。
走行中でも物を取り出しやすいよう斜めにデザインされており、マチの付いたポケットで大容量です。
その名の通り、当時はバイカーたちがこのポケットに地図を入れて使っていたという説もあります。
他のポケットもマチが配された大容量で、中の物が出にくいフラップ仕様になっています。
③ ウエストのベルト仕様
インターナショナルにはウエストベルトが備わっている点も他の定番アイテムとは異なる特徴です。
これは単なるデザインだけではなく、バイクに乗っている際に風の影響でジャケットがバタつくのを抑えるために施されたディテールです。
バイクに乗る際はもちろん、タイトに着たいときは普段でもベルトをしっかり締めて、ラフに羽織りたいときは緩く結ぶこともできたりと、コーデに幅を持たせることができます。
④防風・防寒を考慮したディテール
もともとバイカーのためにつくられたモデルということもあり、各箇所に防風・防寒を考慮したディテールがちりばめられています。
襟部分の裏地にはコーデュロイを使用し、チンストラップも付いているため、首の上部までしっかりと覆うことが可能です。
風を受けたときになるべく寒さを感じなくするためにこのような仕様になっています。
また、袖口には2つのスナップボタンが付いており、用途に応じて袖を広げたり、狭くできます。
このディテールも風が袖口から侵入するのを防ぐためで、防風・防寒性を高めています。
⑤ 蒸れを防ぐベンチレーション
インターナショナルは防風性の高いしっかりとした生地、ディテールだからこそ、熱が中にこもりやすいという特徴も持っています。
そこで、脇下部分にはベンチレーションが施されています。
このベンチレーションによって通気性が高まり、蒸れを防いで快適な着心地を実現できています。
着ているときには見えない脇下部分にベンチレーションを設けており、デザイン性への強いこだわりも感じられます。
【比較】バブアーの各モデルごとの特徴
インターナショナルに限らず名作と言われるバブアーのオイルドジャケットは数多くあります。
今回はそんな中からいくつかをインターナショナルと比較しながらご紹介していきます。
BEDALE
BEDALE (ビデイル) は1980年に誕生しました。
1936年に誕生したインターナショナルと比較すると最近のモデルであることが分かります。
しかし、ビデイルもバブアーを象徴するモデルの1つとして非常に高い人気を誇っています。
ビデイルはホースライディングジャケット、つまり乗馬用のジャケットとしてリリースされました。
「ビデイル」というモデル名はヨークシャーデイルズへの玄関口になっている街の名前から付けられています。
ヨークシャーデイルズはイングランド北部のヨークシャー地方に広がる英国屈指のカントリーサイドで、画家のターナーや詩人のワーズワースなどロマン主義の作家たちも魅了した土地だそうです。
トップブランドからもコラボを熱望される代表的なモデルであり、一方でリペアやリプルーフを繰り返しながら、世代を超えて愛されるモデルでもあります。
ビデイルは伝統的でありながら同時に現代的な要素も持っています。
乗馬用ジャケットとしてライディングポーズを崩さないように着丈は短めにとられています。
スナップボタン仕様のサイドベンツは裾周りをすっきり美しく保つことができ、実用的なディテールがデザインアクセントとして生かされています。
この開閉可能なサイドベンツはもともと乗馬用に考えられていましたが、発売当時はスクーターに乗る若者からの支持も得ていたようです。
こういったディテールは実用性や機能性のために採用されていますが、現在のファッションとしても嬉しいポイントになっています。
フロントジップは上下からオープン可能のダブルジップ仕様。上側の引き手がリング状になっているのは、乗馬中に手袋をしたままでもジップの開け閉めを可能にするためです。
袖付けは肩を動かしやすいラグランスリーブになっています、袖口には吹き込む風を防ぐリブを採用するなど、細部まで機能性にこだわっています。
ビデイルについてはこちらのブログでより詳細に解説していますので、気になる方はぜひこちらも併せてご覧ください。
インターナショナルはバイクに乗る事を想定し、ビデイルは乗馬を想定してデザインされているため、着丈やポケットの位置が異なっています。
どちらのモデルも実際の機能性・実用性を重視してデザインされていますね。
GAMEFAIR
※ Barbour GAMEFAIR スタッフ私物
GAMEFAIR (ゲームフェア) は乗馬観戦用に作られたモデルです。
1960年代から1980年代まで販売されていて、その後廃盤となっています。
ゲームフェアはやや長めに取られている着丈が特徴的です。
ビューフォートのレングスを少し長めにとったようなバランスのため、スーツやジャケットといったフォーマルなアイテムとの相性も良いモデルだと思います。
全体的に大きめではありますが、裾に向かって広がる綺麗なAラインシルエットのため、野暮ったさはほとんど感じません。
比較的タイトなシルエットのインターナショナルとは変わってオーバーサイジングなモデルです。
スーツやジャケットとの相性も良いですが、もともとが乗馬観戦用ということもあり、田舎での活動のためにデザインされたゲームフェアは、現在の定番アイテムであるボーダーとビューフォートの先駆けとなったようです。
ボーダーとビューフォートに関してはこちらのブログでも詳細に解説していますので、気になる方はぜひご覧ください!
【番外編】ボロ・経年変化
※ unknown Barbour jacket スタッフ私物
番外編としてボロ、経年変化の激しい個体を紹介させていただきます。レザーやデニムと同じく経年変化もオイルドジャケットの魅力の1つです。
こちらは表面の破れも激しく、リプルーフも繰り返されているようです。
本国のイギリスでは港町やカントリーはもちろん、ロンドンやマンチェスターといった都市部でも一年を通して不順な天候となることが多く、厳しい寒さや雨・雪に耐えるアウターが求められています。
そういった環境では高価なアウター、というよりは雨が降っていようとガシガシ着て、リプルーフを繰り返して、破れたらリペアを施して、と着ることが多いようです。
破れている表地の間から裏地のタータンチェックが覗いています。
ここはあえて破れをそのまま置いておきたいです。
このようにある程度雑にリペアしてあるのも味があっていいなと感じます。
最新のファッショントレンドでもヴィンテージ加工や、古着を再現した色落ちのデニムなどが人気かと思います。
そいうったアイテムと組み合わせても面白いかと!
オイルドジャケットのお手入れ方法についてはこちらのブログでも紹介しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。
INTERNATIONAL JACKETアイテム紹介
それではバブアー、インターナショナルジャケットの細かいディテールについて実際のアイテムを参考にみていきましょう。
60’s 黄タグ インターナショナルジャケット
こちらは1960年代のバブアー、インターナショナルジャケットです。
いわゆる黄タグと呼ばれるタグが付いています。
袖口もスナップボタンで細かく調整ができます。
バイクに乗る際も安心ですし、普段使いでもシルエットを変えられるのはありがたいですね。
襟もコーデュロイの切り替えし、チンストラップもしっかり残っています。
斜めについているのがマップポケットです。
大ぶりなウエストベルトも残っています。
機能性を求めた結果のディテールではありますが、やはりファッションとして無骨さやシルエットの変化もあって嬉しいポイントです。
90’s キルティング インターナショナルジャケット
こちらはバブアー、インターナショナルジャケットの中でもかなり珍しいタイプかと思います。
先程の黄タグと比べると年代は浅いですが、表地がオイルドコットンのキルティング、裏地がフリースになっています。
黄タグの個体と比べると小ぶりですがマップポケットもしっかりついています。
近年のアイテムのためロイヤルワラントも3つです。
かなり珍しいタイプではありますが、60年代のアイテムと比べると少し着丈が長く取られていたり、
ウエストベルトやマップポケット、チンスト付きのコーデュロイ襟など、踏襲されているディテールがほとんどです。
コーデ紹介
今回はバブアーのインターナショナルを使ってユーティリティミックスを意識しながらコーデを組んでみました。
ユーティリティミックスとはワークやミリタリーといった機能性を兼ね備えた無骨なアイテムを上品にファッションへ落とし込むスタイルです。
インターナショナル×ブラックデニム
※ 90’s Barbour INTERNATIONAL jacket スタッフ私物
類似のインターナショナルジャケットはこちらからご覧いただけます
※ Levi’s silver tab baggy スタッフ私物
1つ目のコーデは先ほど紹介したキルティングのインターナショナルジャケットとブラックデニムで合わせました。
ジャストサイズくらいのインターナショナルジャケットに対してブラックデニムはバギーなシルエットを選んでいます。
そうすることでAラインシルエットが作れるため、落ち着いた印象を与えることが出来ます。
また、ダブルジップ仕様のおかげで下だけ開けて着用することもでき、武骨なアイテムながらスッキリさせることもできますね。
インターナショナル×スウェットパンツ
※ 60’s Barbour INTERNATIONAL jacket スタッフ私物
類似のインターナショナルジャケットはこちらからご覧いただけます
※ スウェットパンツ スタッフ私物
こちらも先程紹介した60’s のバブアー、インターナショナルジャケットを使ったコーデです。
使う色味を黒とグレーの2色に抑え、ジャケットも全て閉めることでかなりスッキリしています。
また、ボトムスにスウェットパンツを選ぶことでオイルドジャケットの無骨さを軽減し、コーデを全体的に軽くしてくれています。
入荷情報
L.L.Bean bird’s eye wool knit jumper
※L.L.Bean bird’s eye knit jumper VTG050755 ¥18,590 (tax in)
1980年代頃のL.L.Bean (エルエルビーン) からバーズアイのニットセーター、バーガンディの色味です。
ネイビーやアイボリーのバーズアイは見たことがあったのですが、こちらの色味、実際に見たのは初めてでした。
思っていたよりも派手さはなく、落ち着いた印象で使いやすい柄物という印象です。
サイズもしっかり大きいですし、女性でも男性でも着やすいビンテージかと思います。
40’s-50’s Strong Reliable coveralls
※ 40’s-50’s Strong Reliable coveralls VTG050875 ¥37,290 (tax in)
こちらもしっかりと古いカバーオールです。
デニム生地でヒッコリーストライプ、フロントに4つポケット、王道のビンテージではありますがどことなくストライプ柄のおかげで上品さも兼ね備えています。
日焼けによるフェードやペンキの飛びももちろんありますが、いい雰囲気を演出してくれています。
Polo by Ralph Lauren silk knit jumper
※Polo by Ralph Lauren silk knit jumper RAB529070 ¥9,790 (tax in)
こちらは安心と信頼のラルフローレンから変わり種です。
シルク100%のニットセーター、ちょこちょこ入荷することはありますし、存在自体が珍しいわけではないのですが、
生地がシルクなだけあって袖が伸び切っている個体や、首元がだるだるになっている個体が多いです。
そんな中でこちらは首も袖も伸びておらず、かなり綺麗なコンディションを保ってくれています。
なによりも着心地が最高なので、ぜひ1度お試しください。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
今回は Barbour のインターナショナルについてご紹介してきました。
英国トラッドを代表するブランド、アイテムですがタウンユースにも最適かと思います。
古着屋JAMでは全店で感謝祭を開催しており、オイルドジャケットの大量入荷中です。
気になる方はぜひお近くの古着屋JAMまでお立ち寄りください!
古着屋JAM京都三条店でも種類豊富に取り揃えております。
スタッフ一同、皆様のご来店お待ちしております。