GUNNE SAX(ガンネサックス)というブランドを知っていますか?
とってもフェミニンで可愛らしいワンピースが有名なこのブランドは、およそ10年で数々のワンピースを生み出し、あのジル・スチュアートも影響を受けたと言われています。
今回はそんなガンネサックスの歴史や特徴をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
ガンネサックスとは-女性の美意識に刺激を受けて命名-
ガンネサックスは、1967年、お針子をしていたエレノア・ベイリーとキャロル・ミラーによって小売店としてサンフランシスコで設立されました。その後すぐにデザイナーのジェシカ・マクリントックがビジネスパートナーとしてガンネサックスを経営します。
戦時中、貧しくドレスを着ることができなかった女性たちは、麻袋を縫ってドレスを作っていたという逸話に感化され、麻袋の英訳である「gunny sack」からブランド名が決まります。そしてガンネサックス初期は、実際に麻でドレスを製作していました。
ガンネサックス初期、麻袋を使ったワンピース。麻独特のザラついた質感が分かります。
ジェシカ・マクリントックは、中世ヨーロッパやルネサンスの文化からインスピレーションを受け、レースを用いてコルセットのようなボディスやパフスリーブなどのヴィクトリア朝様式のデザインを次々と取り入れます。
ガンネサックスは70年代のヒッピーカルチャーを代表するブランドで、現在でも世界中にコレクターが存在します。中でも「黒タグ」のついたワンピースは1969年の1年間しか製造されておらず、特に希少なアイテムです。
ガンネサックスの年代別タグをご紹介
古着で有名な他のブランドと同じように、ガンネサックスも”タグ”から、製造年代を見分けることができます。
1960年代
初期のタグはコレクターの間では「黒タグ」と呼ばれ、黒色のタグをベースにブランド名とデザイナーのジェシカの名前が刺繍されたデザインです。このタグが付くワンピースは、ヴィンテージワンピースの中でも希少価値がかなり高いです。
1970年代
タグのサイズが大きくなり、周りにデザインが施された女性らしい雰囲気のタグになります。ブランド名とデザイナー名が入るのは変わりません。
1980年代
80年代に入り、タグは長方形になりブランド名の下にはデザイナー名がフルネームで表記される様になります。
また、80年代以降は「Scott McClintock(スコット・マクリントック)」のブランド名が入るものもあります。
1990年代
このころになるとブランド名とデザイナー名の上下が変わり、デザイナー名が上に配置され、大きく表記されます。
ガンネサックスの中世ヨーロッパをイメージした代表的なデザイン
ガンネサックスを代表する2種類のワンピースをご紹介します!
① プレーリードレス
昨年から人気が再燃しているシフォン素材や小花柄などがメインのワンピースです。プレーリーとは、「prairie(大草原)」という英単語に由来しています。
② ヴィクトリア調ワンピース
イギリスのヴィクトリア女王が治めていた1837年〜1901年にできた様式である「ヴィクトリアン調」のデザインが感じられるワンピース。ウエストラインやレース、スカートのボリュームなど女性らしいキュートなデザインが特徴的。
ガンネサックスは見ているだけで幸せ!華やかワンピースで心も明るくなれる
とってもフェミニンでガーリーなガンネサックスのドレスは持っているだけでワクワクしちゃいますね♪暖かい日はいつもよりちょっぴり気合いを入れて、ガンネサックスをまとってお出かけしませんか?
古着屋JAMの商品は、全てが当社のバイヤーによって海外で買い付けられた一点物。気に入ったデザインのものがあれば、すぐにご購入いただくことをオススメいたします!また、販売するにあたり、入念なケア・検品を施しておりますので、お客様には安心してご購入いただけます。ぜひ、古着屋JAMでガンネサックスをお試しください!