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チャンピオンのリバースウィーブとは?~特徴やタグの変遷、コーデまで徹底解剖~

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1919年にアメリカで生まれた「Champion(チャンピオン)」は、スウェットシャツやスウェットパーカを代表にカジュアルスポーツウェアの第一線を今なお走り続けているブランドです。

その「チャンピオン」を語る上で、見逃すことができないものが「REVERSE WEAVE®(リバースウィーブ)」です。

定番アイテムの1つですが、革新的な技術を取り入れた「リバースウィーブ」には他のスウェットとは違う点がいくつも存在します。

今回は、そんな「チャンピオン」、「リバースウィーブ」について、その特徴や、歴史、おすすめコーディネートなどについて徹底解説していきます。

ぜひ、最後までご覧ください。

チャンピオン「リバースウィーブ」の特徴

革新的な編み地製法

古着屋JAMのリバースウィーブ
「リバースウィーブ」とは、1934年に誕生したチャンピオン社独自の衣類製法です。

当時のスウェットは、縦方向への縮みが出やすいという弱点がありました。

その弱点を克服するため、生み出された製法が「Reverse Weave®(リバースウィーブ)」です。
 
本来であれば縦に使用される生地を横に使用することによって、生地の縦縮みを抑える役割があります。

この” 縦と横を逆に使用する ”という意味から「リバースウィーブ」と名付けられました。

現在、「リバースウィーブ」製法は、「チャンピオン」スウェットだけではなく、Tシャツやパンツにも応用されています。

着心地と運動性を高めるサイドリブ

古着屋JAMのリバースウィーブ
「チャンピオン」「リバースウィーブ」は、縦方向への縮みを防止するだけではなく、横方向への縮み対策として、サイド部分へ特徴的なリブが両脇に施されています。

このサイドリブにより、伸縮性も向上し、一般的なスウェットよりもはるかに動きやすいというメリットを生んでいます。

さらに、アメフト用のトレーニングウェアとして開発された「チャンピオン」「リバースウィーブ」は、サイドリブ部分に「フラットシーマ」という技術を採用しています。

この「フラットシーマ」は、その名の通り、凹凸の少ない縫い目を作り上げることで、着用時の快適な肌触りの実現に成功しています。

厚みのある生地

古着屋JAMのリバースウィーブ
いくつもの革新的な技術のみならず、生地についても一般的なスウェットとは違う点があります。

それは、独特の厚みのある、ふっくら感です。

トレーニングウェアとして作られた「チャンピオン」「リバースウィーブ」には、頑丈さが求められます。

モデルや年代、原産国によって分厚さは異なりますが、「チャンピオン」「リバースウィーブ」のもつ耐久性は、一般的なスウェットとは一線を画す頑丈な素材であることが特徴です。

また、ただ頑丈な素材ではなく、ふっくらとした裏起毛の生地が着心地に、心地よさと保温性を生み、世界中の人々より愛され続けるアイテムとなっています。

【チャンピオン リバースウィーブ一覧】

チャンピオン「リバースウィーブ」タグの変遷

歴史深い「チャンピオン」「リバースウィーブ」には、主に襟元の3種類のタグから、その年代を判別することができます。

【単色タグ】【トリコタグ】【刺繍タグ】

ここからはタグの変遷について紐解いていきます。

【単色タグ】1970~80年代ころ製造モデル

古着屋JAMのリバースウィーブ 古着屋JAMのリバースウィーブ 古着屋JAMのリバースウィーブ

「チャンピオン」「リバースウィーブ」の歴史の中で、最も古いタグデザインが、この通称「単色タグ」です。

「単色タグ」には、赤、青、緑、黄(金)、黒の計5色があり、一部のファンの間では、”赤単”などと省されることもあります。

この「単色タグ」は1970年代~80年代に製造されたもので、その希少さから、マニアの中でも大人気のタグです。

「単色タグ」には、前期型と後期型があり、製造された時期によって素材やタグに使われる色が変わります。

【前期型】
年代 : 1970年~76年ころ製造モデル
素材: コットン90%・ポリエステル10%の混紡素材を使用

【後期型】
年代: 1976年~81年ころ製造モデル
素材: コットン90%・アクリル10%の混紡素材を使用 

大きな違いこそありませんが、ポリエステルに比べ、保温力や肌触り、着色しやすい点などがより優れるアクリル素材へとに変遷していきました。

【単色タグ「リバースウィーブ」一覧】

【トリコタグ】1980年代ころ製造モデル

古着屋JAMのリバースウィーブ
「チャンピオン」「リバースウィーブ」では、1980年代ころより、通称「トリコタグ」と呼ばれるトリコロールカラーでデザインされたタグが採用されます。

現行の「チャンピオン」「リバースウィーブ」のタグについても、トリコロールカラーを採用していますが、「トリコタグ」と呼ばれるのは、この80年代のものだけになります。

「トリコタグ」は、前期型、中期型、後期型に分けられます。

【前期型】
年代: 1981年~83年ころ製造モデル
素材: コットン82%・アクリル12%・レーヨン6%の混紡素材を使用

【中期型】
年代: 1983年~85年ころ製造モデル
素材: コットン90%・アクリル10%の混紡素材を使用 

【後期型】
年代: 1985年~90年ころ製造モデル
素材: コットン89%・アクリル8%・レーヨン3%の混紡素材を使用 

「トリコタグ」の時期から、「単色タグ」で見られたアクリル素材に加えて、レーヨン素材が使用され始めます。

レーヨン素材は、水に弱く、しわになりやいという弱点がありますが、吸湿性、放湿性に優れていて、独特の光沢感が魅力的な素材で、当時採用されていました。

【トリコタグ「リバースウィーブ」一覧】

【刺繍タグ】1990年代ころ製造モデル

古着屋JAMのリバースウィーブ
「チャンピオン」「リバースウィーブ」では、1990年代からのタグより、通称「刺繍タグ」に変わります。
この「刺繍タグ」は、「トリコタグ」同様に、トリコロールカラーでデザインされますが、「トリコタグ」に比べ、少し縦長になり、ロゴなどを刺繍であしらったデザインのものを指します。

「刺繍タグ」も前期型、後期型に分類がされます。

【前期型】
年代: 1990年代前半期製造モデル
素材: コットン89%・アクリル8%・レーヨン3%の混紡素材を使用

【後期型】
年代: 1990年代後半期製造モデル
素材: コットン90%・アクリル10%の混紡素材を使用 

また、この「刺繍タグ」期、90年代後期型の頃より、生産国が「USA製」から「メキシコ製」に替わります。

【刺繍タグ「リバースウィーブ」一覧】

このように「チャンピオン」がいかにして着心地を追求していたのか、充分に読み取ることがきます。

また、これらのタグデザインの変遷から、その大いなる歴史を紐解くことでできることも、「チャンピオン」が世の古着フリーク達から愛される所以です。

「チャンピオン」タグの変遷については、下記ブログでも、詳しくご紹介しております。

【古着辞典】チャンピオンのタグでわかる年代~リバースウィーブスウェット編~

チャンピオン「リバースウィーブ」種類デザインの数々

「チャンピオン」「リバースウィーブ」は、デザインも豊富に存在します。

「カレッジプリント」
「3連プリント・染み込みプリント」
「ワンポイントロゴ」「目無し」

その数あるデザインの中でも、特に人気のものをピックアップしご紹介します。

カレッジプリント

古着屋JAMのリバースウィーブ90年代 チャンピオン Champion UNIVERSITY OF NOTRE DAME ノートルダム大学 リバースウィーブ 刺繍タグ カレッジスウェットシャツ トレーナー メンズXL

「カレッジプリント」とは、アメリカの大学名がプリントされたもののことを指し、「チャンピオン」の代名詞といえるデザインです。

1930年に始めて大学名やナンバーが入る「カレッジプリント」が開発されましたが、もともとは大学が生徒に貸したウェアを管理する目的でした。

1950年代からは学生たちの日常着として販売され、それ以降大人気になったといわれています。

【カレッジプリント「リバースウィーブ」一覧】

3連プリント・染み込みプリント

古着屋JAMのリバースウィーブ80年代 チャンピオン Champion リバースウィーブ トリコタグ 染み込み 3連プリント カレッジスウェットシャツ トレーナー USA製 メンズM

通称「3連プリント」とは、その名の通り、フロントボディ部に3つ並んだロゴがデザインされたものを指します。

こちらの個体は、「3連プリント」を、「染み込みプリント」という製法でプリントされたものです。

染み込んだインクが出す柔らかい風合いが特徴の「染み込みプリント」は、人気のディティールになります。

【3連プリント「リバースウィーブ」一覧】

【染み込みプリント「リバースウィーブ」一覧】

ワンポイントロゴ

古着屋JAMのリバースウィーブ90年代 チャンピオン Champion リバースウィーブ 刺繍タグ ワンポイントロゴスウェット トレーナー USA製 メンズM

左胸のチャンピオンマークが配されたシンプルなデザインの通称「ワンポイントロゴ」。

チャンピオンロゴのさりげないアクセントが幅広い層より支持されています。 

【ワンポイントロゴ「リバースウィーブ」一覧】

目無し

古着屋JAMのリバースウィーブ希少レア 80年代 チャンピオン Champion リバースウィーブ トリコタグ 目無し 無地スウェット トレーナー USA製 メンズXL

通称「目無し」と、いわれるこちらは、いわゆる無地のものになります。

前述の「ワンポイントロゴ」に比べ、球数が少なく、希少なディティールです。

【目無し「リバースウィーブ」一覧】

チャンピオン「リバースウィーブ」を使ったコーディネート

ここからは、「チャンピオン」「リバースウィーブ」を使ったコーディネートを紹介していきます。

古着屋JAMのリバースウィーブモデル身長 170cm

「チャンピオン」「リバースウィーブ」のグレーのスウェットシャツは、勿論カジュアルコーデにピッタリ。
タイガーストライプのカーゴパンツのような、派手めなアイテムとも相性抜群です。

古着屋JAMのリバースウィーブモデル身長 170cm

「チャンピオン」「リバースウィーブ」スウェットシャツは、トラッドなコーデにもハマります。
スラックスやローファーなどのトラッドなアイテムと合わせて、伝統的なアメトラコーデの完成です。

古着屋JAMのリバースウィーブモデル身長 160cm

「チャンピオン」「リバースウィーブ」スウェットシャツはレディースコーデにもおすすめです。
スウェットシャツならではのビビッドなカラーは、コーデの主役になること間違いなしです。

古着屋JAMのリバースウィーブモデル身長 153cm

「チャンピオン」「リバースウィーブ」スウェットシャツを使ったレディースコーデです。
無彩色でまとめつつ、着丈で奥行きをつけたレイヤードスタイルとなっています。

【スウェットを使ったコーディネート一覧】

【チャンピオン リバースウィーブ一覧】

まさに”キングオブスウェット”チャンピオン「リバースウィーブ」

古着屋JAMのリバースウィーブ

いかがでしたでしょうか。

「チャンピオン」「リバースウィーブ」は、その着心地や耐久性を追求しながら、様々な改良を加えてきました。

その技術やデザインは現在でも色褪せず、一般的なスウェットとのクオリティは、一線を画しています。

同じ「チャンピオン」「リバースウィーブ」でも、デザインだけではなく、素材やタグを見ながらお気に入りを見つけることは、古着の醍醐味とも言えます。

そんな「チャンピオン」「リバースウィーブ」のスウェットを古着屋JAMでは多数取り揃えております。お気に入りの1着を是非見つけてみてください。

【チャンピオン リバースウィーブ一覧】

古着屋JAMのリバースウィーブ
【チャンピオン商品一覧】

古着屋JAMのリバースウィーブ
【スウェット商品一覧】

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