秋冬には欠かせないアイテム、”フリース”。ブランドでは、ノースフェイス(THE NORTH FACE)やパタゴニア(patagonia)が有名ですよね。そんな中から、今回はパタゴニアの”タグ”に注目!
タグといえば、先日「チャンピオン・リバースウィーブのタグ」について書かせていただきました。この筆者が、今回はパタゴニアのタグについて皆様にお伝えしたいと思います!
ということで、早速本題へGO☆
まずは初期の70年代から!
こちらは1970年代中期~80年代初期まで使用されていたパタゴニア初期のタグ。「白タグ」や「初期タグ」と呼ばれており、JAMでもなかなか出てこない希少モデル!
そして初期タグには二種類あり、雪山の背景に使われている空のデザインが違います。
▼オレンジの夕焼け雲が70年代の前半
▼青、紫、オレンジの3色が70年代の後半
そして80年代へと移り変わり・・・
こちらは1980年代初期~80年代後半まで白タグと入れ替わって使用されたタグで、現行タグと比べると大きなタグであることから「デカタグ」と呼ばれています。
デカタグには二種類あり「patagonia」の右横にRマークがあるものとRマークがないものがあります。
▼80年代前半の「Rマークなし」版
▼80年代後半の「Rマークあり」版
⇒パタゴニア・デカタグ一覧
⇒パタゴニア・80年代フリース一覧
80年代~90年代も注目ポイント盛り沢山!
こちらは1980年代後半~およそ1994年までデカタグに替わって使用されたタグ。サイズの点でも、デカタグに比べて小さくなり、現行タグとほとんど変わりません。パタゴニアの右横の”〇”の中もRとなっています。
下のものは「雪なしタグ」といい、山の上に雪が積もっていないタグ。よく見ると山の頂上一帯に描かれていた白線がありません!1992年~1994年ほどの3年間のみ使用されていましたが、雪なしになった経緯は不明。一説には偽物対策として製造されたのではないかと言われています。こちらも、希少なタグとなっております!
▼雪なしタグ
そして最後にご紹介するのは、およそ1994年から使用され始めた「Rなしタグ」と呼ばれる現行のタグ。よく見るとpatagonia右横の”〇”の中がRではなく”点”になっています。おそらく、Rを省略するため、点に変更されたのではないかと考えられます。
⇒パタゴニア・90年代フリース一覧
古着の歴史が詰まったタグは注目ポイントです!
古着好きの方には当たり前!のことかもしれませんが、振り返ってみると”タグ”って本当に奥が深い。配色や大きさの違いなどのディテールから、服の製造された年代だけでなく、時代背景も知ることができるなんてロマンを感じます!
今回初めて知った!という方はもちろん、前から知ってたよ~という方も、今年の秋冬はパタゴニアのタグに改めて目を向け、歴史を感じてみるのもいいかもしれませんね。
パタゴニアのフリースは、風の冷たくなる秋冬にぴったりなアイテム!あなたも年代物の古着フリースで今年の秋冬をあったかく過ごしてみてはいかが?
古着屋JAMでは、デカタグ、雪なしタグ、Rマークつきタグなど、年代物のレアな商品も豊富に取り揃えております!また、全品が海外でバイヤーによって買い付けられた1点物のため、お求めの方は早め早めのご購入をおすすめいたします!☆
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