皆さんこんにちは。
LOWECO福岡店のカイタです。福岡では早くも梅雨入りし蒸し暑い日が続いておりますが皆様はいかがお過ごしでしょうか。
福岡では最高気温25度を超える夏日となる日もしばしば見られ、早くも初夏シーズンが到来しました。
シンプルになりがちな夏のコーデ、そこで重要になってくるトップスのデザイン性に着目し、今回のマガジンでは、『一枚で決まるアロハシャツ』を紹介致します。
前回のブログでは「刺繍Tシャツ」について紹介しています。ぜひこちらもご覧下さい。
目次
アロハシャツの歴史
まず初めにアロハシャツの歴史について紹介致します。
明治時代以降日本は経済状況悪化により働き口を求めてハワイに移住する方が増えました。
現地でサトウキビ畑を始めるにあたって作業着に困っていた日本人がヨーロッパの船員が作業着として着用していたパラカと呼ばれる開襟シャツに目を付け、持参した和装の生地で仕立てた物が始まりと言われています。
和装独特の色や柄が現地の人々や観光客には新鮮に映り、アロハシャツの黎明期には和装用の生地を使って仕立てた開襟シャツが人気を集めました。
アロハシャツが登場した当時は総柄や上記理由により和柄が多く見られるましたが、次第に柄の配置やパターンのデザインは幅広くなっていきました。
古着屋がおすすめするアロハシャツ6選
オールオーバー(総柄)
1930年頃から作られ、アロハシャツの中で最も歴史があります。
シャツ全体に一定の間隔で柄がリピートするのが特徴です。
オリエンタル(和柄)
1930年頃から作られ、アロハシャツの元祖とも言える柄です。
40年代後半からはシャツ用にプリントした生地が使われていました。
ボーダー
1940年頃から作られ、縦方向に柄の連なるデザインが特徴です。
総柄の派生として登場し、50年代には定番として普及しました。
ホリゾンタル
1940年代頃から作られ、柄の上下を明確に表現している事が特徴です。
身頃の生地を横方向(ホリゾンタル)に切り出す手法が名前の由来になってます。
ピクチャー
1950年代から作られ、その名の通り、写真のように見えるプリントデザインが特徴です。
細かなドットで型を彫り、その上に色を刷り重ねて写真風に見せていました。
バックパネル
1950年代から作られ、背中全体を一枚の絵画に見立てたデザインが特徴で、裁断に制限があり縫製も難しく、ヴィンテージでは数が少ない為古着屋で見つけたら手に入れたいアイテムとなってます。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回ご紹介いたしました、アロハシャツに限らず古着には、それぞれルーツがあり、そこを知ると同じアイテムでも見え方が変わっていきます。
LOWECO福岡店では、アロハシャツを始め様々なアイテムを取り揃えております。
実物をお店で見て、自分に合った一点を選ぶ楽しさ、試着するまでの期待感をぜひ味わいにお越しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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気になる方は、ぜひご覧ください。