みなさんこんにちは。
古着屋JAMアメリカ村店の上村です。
落ち葉舞い散り冬の到来を身近に感じる頃となりました。皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
今回のマガジンでは、デニムの王道『Levi’s』の主な3モデルのパンツについてご紹介したいと思います。
Levi’sの中でも、シルエットの違いによって印象が大きく変わるのがブーツカット・フレア・ストレートの3モデルです。この記事では、それぞれの特徴や歴史背景、そして現代の着こなし術までを徹底解説します。
あなたのスタイルにぴったりの一本がきっと見つかるはずです。
また、過去にも、Levi’s パンツに関連したマガジンを多数ご紹介しているのでこちらもご覧くださいませ。
目次
Levi’s(リーバイス) ブーツカット・フレア・ストレートデニムパンツ別比較

デニムの王道『Levi’s』は、労働着として誕生し、501をはじめ、70年代にはブーツカットやフレアなど多数な形が登場してきました。
今回は、数あるジーンズの中でも代表的な3つのシルエット『ブーツカット・フレア・ストレート』にフォーカスし、それぞれの特徴や違い、選び方のポイントを解説していきます。
1. ストレート(Straight)とは?


ストレートデニムは、Levi’sの原点であり、金鉱掘りなどの労働者向けに作られたワークパンツでありながら最もベーシックなシルエットです。腰から裾までまっすぐに落ちる形で、代表モデルは501になっています。
このシルエットの最大の魅力は、そのシンプルさと汎用性の高さです。体型を選ばず、どんなトップスや靴にも合わせやすいので、デニム初心者の方にも非常におすすめです。
無骨さと普遍性を兼ね備えた、まさに『永遠の定番』です。
カジュアルからきれいめまで幅広いコーディネートに使えるので、一着持っておくと重宝します。
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2. ブーツカット(Bootcut)デニムとは?


ブーツカットとは、膝から裾にかけてわずかに広がるシルエットのこと。名前の通り、ブーツを履いた際に裾が靴の上に自然にかぶさるよう設計されているのが特徴です。
この控えめな裾の広がりは、脚をすっきり長く見せてくれる効果があるため、スタイルアップを狙いたい方におすすめになっています。
リーバイスの中でもブーツカットの代表モデルは 517。このモデルは1970年代に誕生し、クラシックな魅力を持ちつつも現代的なスタイルにもマッチするため、根強いファンが多く今まで語り継がれています。
着こなしとしては、短丈ジャケットや革靴と合わせると、程よいクラシックな印象にまとまります。
Levi’s 517 デニムパンツのオンラインショップはこちらから
3. フレア(Flare)デニムとは?

フレアデニムは、膝から裾にかけて大胆に広がる形が特徴で、1970年代のヒッピースタイルの象徴的なデザインです。
「フレア」という言葉は「広がる」という意味で、裾の広がりが強いほどより個性的で存在感のあるシルエットになります。
ブーツカットと混同されやすいですが、ブーツカットは控えめな広がり、フレアは強い広がりと覚えておくと分かりやすいと思います。
リーバイスの中でもフレアデニムの代表モデルは 646。がフレア系の代表的モデルで、裾が大きく広がるベルボトムスタイルが人気です。最近ではY2Kの影響で再び注目され、タイトなトップスと合わせるスタイルも人気になっています。
フレアデニムはファッション性が高く、コーディネートに個性を出したい人、レトロ感を楽しみたい人に向いています。足元はブーツなどボリュームのある靴でバランスを取るのがポイントです。
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着こなしのポイント
・ストレート
まっすぐなラインで、どんな体型にも合わせやすいので、シンプルに白Tやスニーカーで王道スタイルに。
・ブーツカット
膝下から裾にかけてやや広がり、脚長効果もあるので、革靴やウエスタンブーツで現代の70’sライクに。
・フレア
裾が大きく広がり、強い個性があり目を引くので、コンパクトな短丈トップスでバランスを。
Levi’sシルエット別デニムパンツを使ったおすすめの着こなし術3選
Levi’sのブーツカット・フレア・ストレートデニムパンツを使ったおすすめの着こなし術を3選ご紹介したいと思います。
Levi’sストレート:Levi’s501を使った王道カジュアルスタイル

Levi’s501のストレートデニムを使った王道カジュアルスタイルになっています。まっすぐなシルエットがどんな体型にも馴染み、シンプルながらバランスの取れた印象を与えています。
マスタードカラーのスタジャンを合わせることで季節感と存在感をプラス。ホワイトTとのコントラストでメリハリのある着こなしになっています。
足元はスニーカーでラフにまとめ、ストリート感を程よく演出しています。癖のないパンツだからこそ、トップスで遊びを加えても自然にまとまり、だれにでも真似がしやすいスタイルに仕上がっています。
着用アイテム
・JACKET『スタジアムジャンパー』 RAB601862 ¥20,790(tax in)
・PANTS『Levi’s501』 RAB908650 ¥16,390(tax in)
・SHOES『スニーカー』 私物
Levi’sブーツカット:Levi’s517を使った現代的な70’sライクスタイル

Levi’s517のブーツカットデニムを使った現代的な70’sライクスタイルになっています。膝下から裾にかけてほんのり広がるシルエットが脚を長く見せ、上品なラインを描いています。
足元にはウエスタンブーツを合わせていることで、デニムの裾が自然に被さっており、程よくクラシックな印象にもなっています。
トップスはホワイトTにネイビーのカーディガンを重ね、落ち着いたトーンでまとめながらも、アクセサリーで個性をプラス。ブーツカット特有のシルエットを活かした、大人の余裕を感じさせています。
着用アイテム
・TOPS『Tシャツ』 私物
・TOPS『カーディガン』 RAB950074 ¥10,890(tax in)
・PANTS『Levi’s517』 RAB800484 ¥30,690(tax in)
・SHOES『ウエスタンブーツ』 RAB964803 ¥13,090(tax in)
・CAP『キャップ』 私物
Levi’sフレア:Levi’s646を使った存在感抜群のスタイル

Levi’s646のフレアデニムを使った存在感抜群のスタイルになっています。裾にかけて大きく広がるシルエットになっているので、トップスにはコンパクトな短丈のボアジャケットを合わせ、バランスを調整しています。
淡いブルーデニムとキャラメルカラーのジャケットの組み合わせが柔らかい印象を与えつつ、キャップとサングラスでストリート感もプラスしています。
個性的なフレアを主役にしながらも、都会的でまとまりのある着こなしに仕上がっています。
着用アイテム
・JACKET『ボアジャケット』 RAB611606 ¥18,590(tax in)
・PANTS『Levi’s646』 RAB488632 ¥22,990(tax in)
・SHOES『レザーシューズ』 RAB970903 ¥11,990(tax in)
・CAP『キャップ』 私物
あなたのスタイルにぴったりの一本を見つけよう

今回のマガジンでは、Levi’sの三大シルエット『ブーツカット・フレア・ストレート』の違いについて徹底解説いたしました。
それぞれに異なる歴史背景や魅力があり、どれを選ぶかでスタイルの印象が大きく変わります。
時代を超えて愛されるLevi’sだからこそ、シルエットの違いを知ることで、自分にとっての『最高の一枚』見つかるはずです。


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