本日はレッドウィングのシューズケアをご紹介。今回はUSAから買い付けてきたモデル8インチ モックトゥ“877”を味のあるカッコイイブーツに仕上げていこうと思います。現状はご覧の通り泥や油にまみれた状態です。
アッパー部
タン
ソールにも所狭しと土がこびりついています。この土もブーツと一緒にアメリカから運ばれてきたんだなと思うと不思議な感じがしますね。油汚れも所々あるのでUSの作業員の方が履いてたんだろうな。。とか色んな想像が膨みます。
今回用意したものは至ってシンプル、豚毛のブラシx2とミンクオイルそして水と小さなブラシ。あとはタオルがあれば大丈夫です。
まずはブラシでザッザッと砂や汚れを落とすような感じで作業を進めていきます。
コバの部分にも汚れがたまりやすいので念入りに。
タンの隙間も同じように汚れを払っていきます。
ある程度表面上のホコリ等を落としたら、こびり着いた頑固な汚れを水につけたタオルで入念に磨いて落としていきます。
汚れが強い所は力強く指で擦る形で何度も何度も繰り返していきます。あまりにも汚れが取れない場合はクリーナーを使用するのも良いのですが、革が痛んでしまうので出来るだけ使わない方が良いみたいです。
次はコバの間やソールの合間に入った細かい汚れを落としていきます。その時に使うのがこの歯ブラシ型の小さなブラシ。
コバの部分は砂が入りやすいので小刻みに磨いて汚れを落としていきます。
ある程度奇麗になったら水に濡らしたタオルでサッと拭き取る形で仕上げていきます。
アウトソールが奇麗になりました。
汚れが落ちたら次は仕上げに入ります。
次はミンクオイル用に置いておいた豚毛のブラシとレッドウィングのミンクオイルを使用致します。
ミンクオイルをつけたブラシを全体的に馴染ます感じで磨いていきます。
指の体温でミンクオイルが解けてブラシよりも良く馴染みます。こちらも細かいとこや全体的に。
タン部も指とブラシで同じようにオイルを馴染ませます。
全体的にミンクオイルが馴染んできたら完成です。
左がケア前で右がケア後の写真です、ずいぶんと奇麗になりました。しなやかな革の感じが最高ですね。
同じようにもう一足作業していきます。出来上がりましたらオイルを乾かす為に一晩寝かせてあげて、翌日オイルを柔らかい布で拭き取ってあげて完成です。
長年履き込まないと出ないこの革の味が最高にかっこいいです。職人によって作られる最高級のワークブーツだから生み出されるこの質感はレッドウィングならではです。
今回使用したケア用品も安価でものすごく身近に手に入るシンプルなものばかりです。自分のブーツが汚れてしまっても「奇麗にしてあげてより良いものにしていく」それもブーツを育てていく楽しみの一つですね。
もとから味のあるブーツを購入するのも一つの手ですが、新品のブーツから何年もかけて育てていくと言うのも選択肢の一つです。
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•レッドウィング ファクトリーセカンドとは。
関西初!古着屋JAM 大阪堀江店「レッドウィング」発売開始!
今回取材に協力してくれた古着屋JAMのシューズのケア•検品を担当してくれているスギさんの私服コーデもWEB STAFF BLOGでご紹介させて頂いておりますのでそちらも是非CHECKしてみてください。
•古着屋 JAM WEBスタッフ コーディネート VOL.2