季節が深まり、アウターが主役となる季節。
今年の秋冬、古着屋JAMでは「JAM TRADING 感謝祭 2025」を開催中です。
今回のテーマは、“素材で魅せる、秋の3大アウター”
レザーの重厚感、ダック地の無骨さ、そしてフリースの軽快さ。
各店舗スタッフがそれぞれの個性で、これらのアイテムを主役にしたスタイリングを提案しています。
今回はその中から6店舗のスタイリングをピックアップし、
レザー、ダック、フリース、それぞれの素材が持つ個性をぜひご覧ください。
目次
ダック地ジャケット編
【熊本店】フェードブラックのダック地ジャケットでつくる上品ワークスタイル
carharttのダック地ジャケットを主役にした、熊本店のスタイリング。
長年着込まれたようなフェードブラックの色味が魅力で、ワークアイテムながらもどこか落ち着いた印象を与えます。
インナーには、ブラック×キャメルのボーダーニットをセレクト。
無骨なダック地に柔らかな色味を差し込み、バランスの取れたカジュアル感を演出。
さらに、パンツには、センタープレス入りのブラックスラックスを合わせることで、全体をすっきりとまとめ、ワークとトラッドを掛け合わせた上品なムードに仕上げています。
キャップやブラックブーツなどの小物使いも統一感があり、ラフすぎず、かといって決めすぎない“抜け感”が印象的。
ダック地のラフさを残しつつ、現代的にアップデートされた熊本店らしいスタイルです。
styling item
jacket1:carhartt size XL
【EAA507272】¥19,690 (tax in)
tops1: carhartt size M
【RAB596687】¥6,490 (tax in)
pants: Levi’s size W34
【RAB894956】¥9,790 (tax in)
【福岡店】赤を活かしたストリート×ワークスタイル
福岡店スタッフは、carharttのダック地ジャケットを主役に、
赤のTシャツで差し色を効かしたストリートスタイルを提案。
ジャケットのフェード感と、鮮やかなトップスのコントラストが印象的です。
ワイドシルエットのデニムとブラックレザーシューズを合わせることで、カジュアルながらも全体が引き締まった印象に。
ルーズな雰囲気の中に統一感を出し、都会的な抜け感を表現しています。
インナーに選んだTシャツは、ヴィンテージ特有の色褪せが魅力。
ダック地ジャケットのブラウンと掛け合わせることで、クラシックなワークスタイルにストリートの遊び心を加えております。
さらに太めのブラックベルトやローカットシューズなどの小物が、全体を引き締めるバランスの鍵に。
古着らしい無骨さ×トレンドのストリート感を融合させた、福岡店らしい自由な解釈のスタイリングです。
styling item
jacket1:carhartt size L
【EAA512546】¥28,490 (tax in)
tops1: select T size L
【RAB905952】¥4,290 (tax in)
pants: Levi’s 569 size W34 L34
【RAB923247】¥6,490 (tax in)
【名古屋店】落ち着いたトーンで魅せる大人のワークスタイル
名古屋店スタッフは、carharttのダック地ジャケットを中心に、トーンの抑えた配色でまとめた上品なワークスタイルを提案。
グレーのインナーとコーデュロイパンツを組み合わせ、素材の表情で奥行きを生み出しています。
ワークウェア本来の無骨さを保ちながらも、色味と素材感の統一によって洗練された印象に。
赤キャップを差し色に加え、スタイル全体に軽さをプラスしています。
名古屋店らしいポイントは、ワークを上品に落とし込むスタイリング感覚。
グレーのスウェットで季節感を出しながら、carharttの無骨さを引き立てる落ち着いたトーンのコーディネートに。
素材の重なりが自然と秋らしさを感じさせます。
またブラックのローファーを取り入れることで、“アメカジ×ヨーロッパ古着”の中間的なニュアンスを演出。
重たすぎず、街に馴染むモダンワークの代表例と言えます。
styling item
jacket1:carhartt size L
【EAA512546】¥40,590 (tax in)
レザージャケット編
【広島店】レザージャケットで魅せる、クリーン&クラシックな抜け感スタイル
ブラウンレザーを主役に、黄色のカーディガンとストライプシャツを重ねた広島店のスタイリング。
全体を明るいトーンでまとめ、重たくなりがちなレザーを軽やかに着こなしてます。
ホワイトパンツで抜け感を作り、クリーンかつ柔らかい印象に仕上げた秋らしいコーディネートです。
レザーの持つ艶感を活かしながらも、トーンのバランスで抜け感を作ったスタイル。
インナーの黄色のカーディガンは、秋の季節感を感じます。
ストライプシャツを挟むことで、奥行きと清潔感を両立しています。
ホワイトパンツを添えることで、重たくならず軽やかな空気感に。
足元にはブラウンのレザーシューズを合わせ、全体の統一感を高めながらも、ホワイトパンツで清潔感をキープ。
レザーアイテムを「重く見せない」配色バランスは必見です。
styling item
jacket1:leather jacket size L
【EAA496616】¥20,790 (tax in)
tops1: Brooks Brothers size 14 1/2
【RAB962036】¥7,590 (tax in)
tops2:IZOD size S
【RAB531745】¥6490 (tax in)
pants: white cargo pants size L
【RAB789079】¥11,990 (tax in)
【仙台店】深みのあるブラウンレザーでつくる無骨なミニマルスタイル
レザージャケットを主役に、トーンを抑えたワントーンでまとめた仙台店スタッフのスタイリング。
落ち着いた印象の中に素材の表情が引き立ち無骨さと品の良さを兼ね備えたコーディネートです。
レザーの艶感を活かすため、あえて黒~チャコールで統一。
太めのLevi’s silverTab “baggy”と重心を落としたシルエットが、レザーの存在感を自然と引き立てています。
インナーにはチャコールグレーのニットを選び、素材のコントラストで奥行きを演出。
レザーという素材感の重厚感を”トーンバランス”で軽く見せた、仙台店らしい都会的な着こなし。
無骨さを残しながらも、カジュアルすぎないまとまりが魅力です。
styling item
jacket1:CHEROKEE size XL
pants: Levi’s silverTab size W38 L30
フリースジャケット編
【明治通り店】カモ柄フリースで楽しむ軽やかなストリートスタイル
あたたかみのある素材感と個性的な柄が印象的な、リアルツリー柄のフリースジャケット。
アウトドアの要素を取り入れつつも、街に馴染むカラーとシルエットでまとめた、明治通り店らしい軽快なスタイルです。
落ち着いたトーンの中にオレンジの差し色が映える、今季おすすめのコーディネートです。
いつものスウェットやパーカーと重ねるだけで、季節感がしっかり出せるのがフリースの魅力。
裏地のオレンジがさりげなく見えることで、地味になりがちな秋冬コーデに明るさを加えています。
グレーのチャンピオンパーカーと合わせてトーンをやわらげ、カジュアルながらもまとまりがある印象に。
うごきやすいナイロンパンツと合わせ、よりストリートらしい抜け感をプラス。
ネイビーのNIKEパンツとグレーのスニーカーが全体のトーンを整え、オレンジソックスが、差し色としても効いています。
スポーティな要素と自然な柄を組み合わせた、ほどよく”力の抜けた”着こなしです。
ただの防寒具で終わらない、主役として着られるフリース。
軽くて暖かいだけでなく、デザイン性が高いため、アウトドアにも街にも対応できる万能アイテムです。
一枚で印象が変わるので、秋冬のスタイルに変化をつけたい人におすすめです。
styling item
jacket1:fleece jacket size L
【RAB952655】¥7,590 (tax in)
tops1: Champion size M
【RAB838377】¥4,290 (tax in)
pants: NIKE pants M
【RAB818580】¥5,390 (tax in)
あとがき
今回の「JAM TRADING 感謝祭 2025」では、全国6店舗がそれぞれの視点で秋のスタイリングを提案しました。
ダック地、レザー、フリースといった素材を通して、同じ季節でも異なる着こなしを楽しめることを改めて感じています。
それぞれの店舗が、自分たちの空気感を大切にしながら表現していました。
また、今回の感謝祭に合わせてアイテムの入荷も順次行われます。
10/3からはレザージャケット、10/10からはcarharttジャケット&スタジャン、そして10/17からはフリースジャケットが順に登場します。
それぞれの素材の持つ魅力を、ぜひ店頭やオンラインで体感してください。
JAMの各SNSでは、今回紹介したスタイリングや新入荷アイテムを使った着こなしも随時発信しております。
ブログとあわせてご覧いただくことで、より幅広いスタイルをお楽しみいただけます。
古着の魅力は、同じアイテムでも着る人や合わせ方によってまったく違う雰囲気になることです。
今回の感謝祭が、その自由さや奥行きを感じるきっかけにならば幸いです。