皆さんこんにちは、古着屋JAM熊本店の吉富です。
梅雨も明けて、本格的に夏本番ですね。
夏になると沢山のお店で目にするキャップ。
アクセントにもなり、夏のコーデにワンポイントとしてその人らしさを出してくれるアイテム。
ですが、キャップを洗濯すると型崩れしたり色落ちが早かったりと困った経験のある方も多いのではないでしょうか。
今回はそんなお悩みの為に、キャップの洗い方からケアの仕方まで詳しく説明していきたいと思います。
また、キャップを使用したコーディネートまで紹介したいと思いますので是非最後までお付き合いください。
夏のキャップコーデや人気の『’47』について詳しく説明しております記事もありますので是非ご覧ください。
目次
キャップの洗い方
早速ですがキャップの洗い方について説明していこうと思います。まず前提として確認しておきたいのが洗濯表示タグ、水洗いできるかどうかを見ておきましょう。
また、水洗いできないウールや合皮ファー、麻、レザーなどはクリーニングに出すのがおすすめです。
洗濯機を使用した洗濯方法
まずは、洗濯機を使用した際のキャップの洗い方について説明します。できる限り手洗いをおすすめしますが、時間に余裕がないときもあると思います。そんな時におすすめの洗濯方法です。
①装飾品のチェック
装飾品の付いているキャップは取り外し可能であれば取り外し、取り外せない装飾品であれば裏返して洗濯してください。
②洗濯ネット使用する
必ず洗濯ネットに入れてから洗濯しましょう。そうすると型崩れも防止できますし、毛玉を防ぐこともできます。
ここで、普通の洗濯ネットで大丈夫なのかと疑問に思う方も多いと思いますがご家庭にある洗濯ネットで大丈夫です。
出来ればキャップ用の洗濯ネットが好ましいのですが、すぐに用意したい方は100均に販売してある円柱型の洗濯ネットでも代用できます!
また、洗濯する際にキャップの中にタオルを詰めて行うと、型崩れ予防にもなります。
③洗濯機で洗う
いよいよ洗濯機に入れて洗うのですが、洗剤は中性洗剤(オシャレ着用)を使用し、『ドライコース』や『手洗いコース』、などのデリケートなものを洗う際に使用するコースを選択しましょう。
また、柔軟剤に含まれる界面活性剤は、繊維をコーティングし柔らかくしてくれますが、逆に繊維の強度を弱めるため型崩れしやすくなります。乾いた後も元の形に戻りにくくなるため、柔軟剤の使用の際は分量に気を付けることが大事です。
④乾かす
乾かす際は、脱水、乾燥機の使用はせずに風通しの良い日陰に干すことをおすすめします。
あまりにも日の当たる場所で乾かすと変色の原因となりますので気を付けたいポイントです。
手洗いをする際の洗濯方法
続いてはキャップを手洗いする際の洗濯方法を紹介していきます。手洗いは時間や手間がかかりますが、型崩れを防いだり、生地を傷めにくいというメリットがあります。
また、特に汚れが気になる部分をピンポイントで洗うことができるので効果的に汚れを落とす事ができます。
①気になる汚れを落とす
夏になると気になる汗ジミは重曹や中性洗剤を使用して汚れを浮き上がらせます。その後にブラシなどを使い優しくこすります。この時に汚れを取ろうと強くこすり過ぎると生地が痛みますので注意してください。
キャップの汚れといえば女性の方は特にファンデーションの汚れが気になることもあるのではないでしょうか。
ファンデーションの汚れにはクレンジングオイルや中性洗剤をなじませたあとにブラシなどでこすると落ちやすいです。
②手洗いをする
バケツや洗面器に水か30℃程度のぬるま湯を張ります。
その中に中性洗剤(オシャレ着用)を適量入れてしっかりと混ぜ合わせます。
キャップを洗面器に入れて優しく型崩れしないように押し洗いをします。お湯は2,3回替えて手洗いを繰り返してください。またこの時洗い流しをしっかりしましょう。
③乾かす
洗濯後のキャップをタオルで包み挟むように水気を取っていきます。タオルが水分を吸収しなくなってきたらタオルを変えて同じ作業を繰り返します。
最後は洗濯機使用の際と同様風通しの良い日陰で乾かしてください。
キャップのケア方法
これまでキャップの洗濯方法を紹介してきましたが、毎回毎回洗うことはできませんし、色落ちしちゃいますよね。
なので、簡単にできる日々のケア方法を紹介していきたいと思います。
①ブラッシング
まずは手入れには欠かせないブラッシング。
ゴミやほこりなどが原因で匂いが発生することもあります。
匂いが気になるとどうしても洗濯したくなりますよね。
匂いを事前に防ぐためにもブラッシングやコロコロを日頃から心掛けると良いでしょう。
ブラッシングを選ぶ際は毛質の柔らかい物がオススメです。
②キャップの額部分(スベリ)のみ洗う
キャップを使用した後、全部洗濯するほどではないけど汚れを落としたいと思う時はありませんか?
そんな時は部分洗いをするのがオススメです。
中性洗剤などをなじませブラシでこすり、すすいで乾かすだけでキャップ全体を洗わずに済むのです。
スベリの部分のみ洗うことで型崩れ、色落ちなどを防ぎます。
③保管方法
キャップも他の衣類と同様に保管場所に注意が必要です。
直射日光や高温多湿は避けた方が良いでしょう。
防虫剤を使用し、虫食いなどを防ぐこともできます。
また、同じ形のキャップなどは重ねて保管すると型崩れを防止することができます。
型崩れした場合の対処方法
どんなに気を使っていても、型崩れをしてしまうことがあるかもしれません。そんな時の対処法を紹介します。
スチームアイロンを当てる
キャップから約3cm∼5cmほど離し、スチームアイロンの蒸気を当てます。その時にキャップの型や上記の写真のようなキャップと同じ大きさくらいのかご等にはめて蒸気を当てると良いでしょう。
形を整える
スチームアイロンで蒸気を当てた後、キャップの熱が冷めないうちに形を整えて冷めるまで待ちましょう。
スタイリング紹介
キャップを使用したスタイリングを組んでみましたので参考にしてみてください。
スタイリングアイテム
・jacket: ¥8,690(tax in) rab634470
・t-shirts: ¥3,520(tax in) loa336678
・pants:¥6,930(tax in) eaa415294
・cap:¥4,290(tax in) rab785077
・eyewear:¥5,280(tax in) jaa000443
最後に
いかがでしたか?
今回はキャップの洗濯方法、ケア方法にフォーカスして紹介してみました。
夏になると出番の増えるキャップ。綺麗に使って綺麗に保管したいですよね。そんな時に少しでも参考にしていただけると嬉しいです。梅雨が明けた今、夏に備えてキャップを探す人も多いのではないでしょうか。
古着屋JAMではキャップはもちろんハットやビーニーまで幅広く揃えておりますので是非お越しくださいませ。