皆さんこんにちは、こんばんは。古着屋JAM福岡店スタッフの山口です。
6月が始まり暖かい季節が訪れようとしています。オールシーズン活躍する、デニムパンツについてご紹介いたします。今回は古着を着るなら定番かつ、人気なLevi’s505のUSA製と現行の違いからサイズ別履き比べまでご紹介しますので最後まで是非ご覧ください。
目次
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Levi’s 505 ってどんなモデル?
1954年に505の原型である「501ZXX」が発売されており、この頃にワークシーンで愛用されてきました。リーバイスがファッションシーンでも受け入れられるようになり、そこでの販路拡大を試みて開発されたのがこのモデルです。
リーバイスは西海岸発のブランドで販路拡大するためにボタンフライに馴染みの薄い東海岸での展開となりました。改良を重ね、501の特徴をそのまま残しつつ、象徴であるボタンフライをジップフライに変更し、誕生したのが「501ZXX」となります。その後、「501ZXX」をベースに1967年に「505」が誕生しました。今や半世紀以上続く、リーバイスの超ロングセラーモデルとして世界中で愛されています。
501と505の違い
501を原型に作られた505ですが、501は太ももから裾が一直線のシルエットが特徴のレギュラーストレートと呼ばれるタイプになり、505は太ももから裾にかけて少しずつ細くなっていくテーパードシルエットが特徴です。他にも501はボタンフライに対し、505はジッパーフライになっており、バックポケットの形がなどにも違いがあります。
Levi’s 505 のUSA製と現行の違い
Live’s505のUSA製は67年から90年代でしか生産されておらず、希少価値の高いものといえます。90年代以降は更に進化したモデルや昔から愛されてきた人気のある復刻モデルなど、様々な種類を楽しむことができます。
Levi’s505のUSA製と現行はモデルによって細かなディテールや色落ちに違いはありますが、シルエットには然程違いはありません。505はサイズによって同じモデルでもガラッと雰囲気の変わるアイテムで反対に501は様々な顔を持ち、年代やモデルによりシルエットが異なります。
505のデニム生地は生産元やモデルによって縫製、加工、バックポケットのステッチの色やアーキュエイトのデザインも異なり、タグ以外のディテールで年代判別することもできます。
Levi’s505 サイズ別履き比べ
ここではリーバイス505のサイズ別で履き比べしたものをご紹介いたします。505はサイズによって雰囲気や着こなしが変わるので参考にしてみてください。また、年代によって色落ちの仕方や雰囲気の違いまで、徹底解説いたします。
W31 L32 USA製 90s
着用アイテム:Levi’s505 ¥10,890(tax in) rab700888
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モデル:nakayama kotarou 170cm
モデルは身長170cmのメンズでウエスト31のパンツが丁度で履けるサイズになっております。レングスも32ですが靴に溜まるくらいでラフに履け、バランスの良いシルエットです。
505はジャストで履くとストレートなシルエットが印象的で、若干のテーパードが綺麗な印象にしてくれます。
505は501と比べ、バックポケットが少し縦に長いデザインに仕上げられている為、ヒップアップや脚をすっきりと見せる効果があります。
こちらのパンツは90年代ということもあり、色落ちの雰囲気も良く、アメカジ等のカジュアルなスタイルにも合わせやすい一枚です。ジャストサイズですっきりとした印象なので綺麗に履きこなせ着回し力のあるパンツになっています。
W36 L32 メキシコ製 現行
着用アイテム:Levi’s505 ¥6,490(tax in) rab623849
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モデル:nakayama kotarou 170cm
こちらはウエスト36とゆったりめなサイズになっており、先程の505と比べ、よりカジュアルな印象になりました。サイズが大きくなったこともあり、レングスは先程のパンツと同じ32ですが、裾の溜まり方はかなり重ためな印象です。
ウエストが大きい分、テーパードシルエットが強調され、同じ505でも違う印象になります。普段、少し大きめなサイズのパンツを履く方やジャストサイズに抵抗がある方にはおすすめなサイズ感です。
バックシルエットはフロントシルエットと比べ、裾が溜まらず、下に綺麗に落ちている為、ストレートなシルエットになります。身長170cm前後の方だとレングス32は裾を溜めて履くことやロールアップして履くこともでき、着回しに重宝する丈感になっております。
バックポケットも先程のもの比べ、サイズが大きくなっていることにより控えめな印象です。
こちらは現行の505ですが色落ちの雰囲気も良く、古着感のあるデニムに挑戦したい方には価格もリーズナブルでおすすめです。着こなしもジャストサイズからオーバーサイズ、共に相性が良いのでデニムパンツのサイズ感やシルエットで悩まれている方は505の自分のサイズより少し大きめなパンツを選んでみてはいかがでしょうか。
W40 L34 USA製 90s
着用アイテム:Levi’s505 ¥16,390(tax in) rab485369
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モデル:nakayama kotarou 170cm
こちらはウエスト40とかなり大きめなサイズで、ここまで大きめなサイズだとシルエットも崩れてしまいそうですが、余ったウエストを両サイドに寄せて履くと、より太いシルエットになり、違和感なく履きこなせます。
レングスも34とかなり長めな丈ですが、505はテーパードシルエットな為、ストレートなパンツと比べると足首で止まってくれるのでオーバーサイズも履きこしやすいです。また、505のストレートなシルエットとテーパードシルエットの良さが合わさり、太めなパンツとしてもかっこよくきまる、万能さも505の魅力のひとつです。
レングスが34ということもあり、テーパード部分がわかりずらくはありますが、よりストレートなシルエットになるのでレングス次第でお好みの形を見つけることができます。
こちらは90年代の505で色落ち感とオーバーサイズの組み合わせが、よりカジュアルな着こなしになります。ストリート系やB-boyなスタイルが好きな方におすすめです。
あとがき
皆様いかがでしたか。今回はLevi’s505についてをご紹介しました。福岡店にはまだまだ沢山のデニムパンツがございます。オンラインからその他のアイテムもご購入いただけます。季節問わず、軽めなアウター類や様々なTシャツ、多数アイテム取り扱っています。また、古着屋JAMではレギュラーからヴィンテージまで幅広く取り扱っておりますので、どんな方でも楽しむことができます。福岡、天神、大名にお越しの際は、是非古着屋JAM福岡店に足をお運びくださいませ。以上、山口でした。