皆さんこんにちは、そらのです。
12月に入りまして、街は一気にクリスマスムードですね。
皆さん、素敵なクリスマスが過ごせますように。
そして、イルミネーションでキラキラとした街並みやクリスマスマーケットなどにはもちろんおしゃれをして出掛けたいですよね。
そんな皆さんにこの冬おすすめしたいのが「Barbour(バブアー)」のオイルドジャケットです。
最近では、古着で「Barbour(バブアー)」を楽しまれる若い世代の方々も多く見られます。
英国王室にも認められている、歴史あるブランド「Barbour(バブアー)」。
今回は、人気定番モデルの解説とスタッフおすすめコーデまでたっぷりとご紹介いたします。
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目次
英国生まれの老舗アウトドアブランド「Barbour(バブアー)」のオイルドジャケット
オイルドジャケットとは
生地の表面に植物性油や合成油を塗り込み、光沢や防水性、保温性を持たせたジャケットのことです。
デニムやレザーのように経年変化を楽しめ、しっとりとした独自の質感があります。
様々なブランドがオイルドジャケットを展開していますが、代表的ブランドとして最も知られているのが「Barbour(バブアー)」です。
他ブランドと比べて「Barbour(バブアー)」のオイルドジャケットは、最高級のエジプト綿に独自の防水オイルを施しており、アウトドアでの激しい使用に対応した機能性と耐久性を兼ね備えているため、絶大な人気を誇っています。
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「Barbour(バブアー)」について
「Barbour(バブアー)」誕生の歴史
「Barbour(バブアー)」は1894年創業で、創業130周年を迎える歴史の長いブランドです。
スコットランド出身のジョン・バブアー氏がイングランド北東部の「サウスシールズ」に防水衣料品店を開いたことから始まります。
「サウスシールズ」は漁師や港湾労働者の多い港町だったため、バブアー氏は彼らの為にオイルドコットンを使った防水ジャケットを販売しました。
それらが今回ご紹介する「オイルドジャケット」の原点です。
英国王室に認められたブランド
「Barbour(バブアー)」は、第一次・第二次世界大戦で英軍に服を提供していたり、「ロイヤルワラント」が与えられていたりとイギリスの歴史において最も重要なブランドであると言えます。
「ロイヤルワラント」とは「王室御用達」を意味する言葉で、認定されたブランドは王室の紋章を商品や広告などに使う事が出来ます。
イギリスで「ロイヤルワラント」を認定できるのは、エリザベス女王・エジンバラ公・チャールズ皇太子の3人のみとなっており、「Barbour(バブアー)」のタグに付いているワラントの数もそれぞれ異なります。
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【押さえておきたい】「Barbour(バブアー)」人気定番モデル8選
「Barbour(バブアー)」のオイルドジャケットには様々なモデル(型)が存在します。
ここからは、人気定番モデルとそれぞれの特徴をご紹介いたします。
①INTERNATIONAL(インターナショナル)
まずはこちら、「INTERNATIONAL(インターナショナル)」。
1936年にモーターサイクルのライダーのために開発され、誕生したモデルです。
フロントには大きめのフラップポケットを4つ搭載し、左胸のポケットは通称「マップポケット」と呼ばれています。
走行中に物を取り出しやすいよう斜めにデザインされており、マチの付いたポケットで大容量です。
無駄のない洗練されたデザインと高い機能性を兼ね備えた「INTERNATIONAL(インターナショナル)」は、アメリカの名俳優「スティーブ・マックイーン」が着用したことによって人気に拍車がかかり名品となりました。
このヒット作をきっかけに、「Barbour(バブアー)」は世界中に知られるブランドとなっていきます。
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②SOLWAY ZIPPER(ソルウェイジッパー)
1940年に誕生した「SOLWAY ZIPPER(ソルウェイジッパー)」。
こちらは乗馬やハンティング、フィッシングなどのカントリースポーツ用ジャケットとして初めて開発されたモデルでした。
長めの丈感とラグランスリーブ、内側にはハンティングで捕らえた獲物を入れる用のゲームポケットが付いているのも特徴です。
また、1974年に初めてエジンバラ公のワラントを与えられた記念すべきモデルとしても有名です。
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③NORTHUMBRIA(ノーザンブリア)
1979年に登場した「NORTHUMBRIA(ノーザンブリア)」は、釣りや狩猟など幅広く使えるフィールドジャケットとして生まれました。
また、唯一の極寒地仕様モデルとして知られています。
多くのモデルが6オンス生地ですが、8オンスのヘビーウェイトなオイルドコットンを使用していることが「NORTHUMBRIA(ノーザンブリア)」最大の特徴です。
内側のライニングにもウール地を使用することで、保温性に特化したジャケットとなっています。
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④GAMEFAIR(ゲームフェア)
80年代頃に初めて展開された「GAMEFAIR(ゲームフェア)」。
その名の通り、乗馬の「観戦用」として作られました。
シルエットはショートコートのような雰囲気で、全体的にスッキリとした仕様なので日常的なコートとしても着やすいです。
現在では廃盤となっており、古着でしか手に入らないというのも大きな魅力です。
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⑤BEDALE(ビデイル)
「Barbour(バブアー)」には「B」から始まる人気の3モデル(通称:3B)が存在します。
そのひとつがこちらの「BEDALE(ビデイル)」で、1980年に乗馬用のアウターとして登場しました。
馬に座った際に裾が広がるようにサイドベンツ仕様になっていたり、手元のフィット感が出るように袖口がリブ仕様となっています。
大きめのフラップポケットやスナップとジップで開閉するフロント部分は、先ほどご紹介した「SOLWAY ZIPPER(ソルウェイジッパー)」から継承されています。
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⑥BEAUFORT(ビューフォート)
1983年、「BEDALE(ビデイル)」に続いて登場したのが、この「BEAUFORT(ビューフォート)」。
こちらも、人気の3モデル「3B」のひとつです。
先ほどの「BEDALE(ビデイル)」は乗馬用として、一方「BEAUFORT(ビューフォート)」は狩猟用として開発されました。
最大の特徴は、①「BEDALE(ビデイル)」よりも長めに設定された丈感 ②背面の両サイドに備えられた「ゲームポケット」です。
①は元々スーツなどの正装で狩猟をすることが多かったので、スーツが汚れないよう長めの着丈が設定されています。
②の「ゲームポケット」は、狩猟で得た獲物を一時的に入れて運ぶためのポケットとして生まれました。
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⑦BORDER(ボーダー)
人気の3モデル「3B」最後のひとつが、こちらの「BORDER(ボーダー)」。
1982年に野外散策用として生まれたジャケットです。
「BEDALE(ビデイル)」や「BEAUFORT(ビューフォート)」のような基本の形を踏襲しつつ、左右の大きめなポケットのみの外観に変更され、スッキリとしたシンプルな印象に。
ビジネスシーンにも使いやすく、現行モデルも人気があります。
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JAM下北沢店スタッフおすすめ!「Barbour(バブアー)」着こなし3選
ここからは、先ほどご紹介した「BEDALE(ビデイル)」、「BEAUFORT(ビューフォート)」、「BORDER(ボーダー)」を使ったスタッフのおすすめコーデを3選ご紹介いたします。
ロングコート代わりにカジュアルな「BORDER(ボーダー)」を。
着用モデル
Takane Ariyoshi @takane_10
着用アイテム
Outer : Barbour(バブアー)オイルドジャケット ¥30,690(tax in)/RAB542982
Outer : デニムジャケット ¥13,090(tax in)/RAB513105
Bottoms : コーデュロイパンツ ¥7,590(tax in)
Accessory : サッカーマフラー ¥5,390(tax in)
着用ポイント
まずはこちらの「BORDER(ボーダー)」を使ったコーデ。
短丈のデニムジャケットをインナー使いし、コーデュロイパンツとサッカーマフラーを合わせたコーデ。
パンツは太すぎないものを選び、「BORDER(ボーダー)」特有のスッキリとしたシルエットに合わせて、Iラインを意識しています。
このように、ロングコートのような要領でカジュアルなジャケットやパンツの上から羽織ることが出来るので1着持っておきたいアイテムです。
「BEAUFORT(ビューフォート)」とシャツのレイヤードできれいめカジュアルに。
着用モデル
Yamato Sato @ymt.st
着用アイテム
Outer : Barbour(バブアー)オイルドジャケット ¥21,890(tax in)/RAB542957
Tops : Patagonia(パタゴニア) フリースベスト ¥9,790(tax in)/RAB545838
Tops : Polo Ralphlauren(ポロ ラルフローレン)長袖シャツ ¥5,390(tax in)/RAB553256
Bottoms : スウェットパンツ ¥6,490(tax in)/RAB439302
着用ポイント
お次はこちら。
ラルフローレンのシャツとパタゴニアのフリースベストをレイヤードさせ、上から「BEAUFORT(ビューフォート)」を羽織らせたコーデ。
ボトムスのスウェットパンツでバランスを取りつつ、きれいめなシャツとアウトドアのベストを組み合わせています。
ハーフコート丈で着ることが出来る「BEAUFORT(ビューフォート)」は、このようなきれいめとカジュアルのミックスコーデにおすすめです。
テックコーデに短丈の「BEDALE(ビデイル)」を合わせたアウトドアムード。
着用モデル
Ryota Nakato @n.ryota0718
着用アイテム
Outer : Barbour(バブアー)オイルドジャケット ¥21,890(tax in)/RAB544429
Outer : Arc’teryx(アークテリクス)ナイロンジャケット ¥14,190(tax in)/RAB553233
Bottoms : ナイロンパンツ ¥10,890(tax in)/RAB524902
着用ポイント
最後はこちら。
「BEDALE(ビデイル)」の短丈を活かして、アークテリクスをレイヤードさせたテックコーデに。
どちらもアウトドアジャケットなので、機能性はもちろん高いです。
きれいめなコーデに合わせることの多い「Barbour(バブアー)」ですが、上級者の方はこのような一味違う合わせを楽しまれてもいいのではないでしょうか。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は「Barbour(バブアー)」の定番人気モデルとスタッフおすすめの着こなし3選をご紹介させて頂きました。
ぜひ参考にして頂ければ嬉しく思います。
ただいま古着屋JAMでは全店で「Barbour(バブアー)」を取り扱っております。
ぜひ今年の冬は、お気に入りの一着を見つけにお近くの店舗までお越し下さいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。