みなさんこんにちは、古着屋JAM原宿店スタッフの藤本です。
9月も半ばに入り、気温は段々と落ち着き秋物を探されている方も多いと思います。
私自身も、秋物探し始めました。
まず手に取ったアイテムがシャツです。薄手のもの厚手のものがあり気温感によって選ぶことが可能で、とてもおすすめです。
シャツと言っても、デニム・ワーク・ミリタリー等、様々な種類がございます。
そこで、古着屋スタッフがおすすめするのが【ネルシャツ】です。秋に着るシャツとしてはピッタリなアイテム。
今回はアメカジの定番アイテム【ネルシャツ】について徹底解説していきます。
是非、最後までご覧くださいませ。
目次
前回ブログ
前回はオールインワンを使った古着屋店員によるおすすめコーデを4選ご紹介いたしました。
こちらも合わせてご覧ください。
ネルシャツとは?
ネルシャツとは、表面を起毛させたコットンやウールなどの生地を使って作られた柔らかく暖かいシャツの事を指します。語源は「柔らかく軽い毛織物」という意味の「フランネル」の略です。ですので別名フランネルシャツとも言われます。
本来、ネルとフランネルに意味の違いはないのですが、ネルシャツはコットンを用いた薄手の織物で、フランネルシャツは一般的にウールを用いた厚手の織物と区別されるそうです。店舗やブランドによっては生地で呼び分けているところもあるみたいです。
ネルシャツの起源
アメカジの代表アイテムのネルシャツですが、その起源は17世紀のウェールズにて、農民が雨風で体が冷えないよう着用していた事が発祥だと言われています。
なんとネルシャツの起源はアメリカではなくヨーロッパだったんですね。
ネルシャツの特徴
保温性の高さ
生地の表面が起毛しているため、他の素材のシャツと比べて保温性が高くて暖かいのが特徴です。
起毛させることにより、細かい繊維が肌の表面から出る熱を外に逃げるのを防いでくれます。
着心地が良い
起毛させることにより、起毛素材特有の伸びや柔らかさがあるのも特徴です。
ふんわりと柔らかい着心地になります。
汎用性が高い
デザインが様々な為、幅広いジャンルのコーデと合わせられます。
また、ネルシャツ=チェック柄のシャツと認識している方もいるみたいですが、無地や総柄などのチェック以外の柄も存在します。
ネルシャツがアメカジの定番アイテムになった理由
上述したようにネルシャツの発祥はアメリカではなくヨーロッパでした。では何故アメカジの代表アイテムになったのか。
20世紀になるとアメリカに渡り、『BIG MAC(ビッグマック)』や『FIVE BROTHER(ファイブブラザー)』など様々なワークウェアブランドがネルシャツをワークシャツとして生産するようになりました。
20世紀後半になると、ジーンズがファッションアイテムとして受け入れられるようになったのと同じようにして、ネルシャツも普段着として親しまれるようになり、アメカジの定番アイテムの1つとなりました。
また、1980年代後半から1990年代のロックシーンを席巻したバンド「ニルヴァーナ」のボーカル「カート・コバーン」がしていたコーディネートで、ボロボロのネルシャツに古着のTシャツ、ダメージジーンズというグランジスタイルが当時の若者によく真似られました。こうしてファッションアイテムとして人気になったのも、ネルシャツがアメカジの定番になった理由の1つとして挙げられます。
古着屋で見かけるネルシャツのおすすめブランド
『BIG MAC(ビッグマック)』
1920年代にアメリカの大手デパートメントストアである『JC Penney(ジェイシーペニー)』が手掛けるストアブランドとして誕生しました。
ネルシャツといえばのブランドです。一度は古着屋で目にしたことがある方も多いと思います。
『FIVE BROTHER(ファイブブラザー)』
1890年創業の老舗ブランド。色褪せることのないスタンダードなデザインは100年以上たった今も多くのファンを魅了し続けています。
こちらもネルシャツといえばのブランドです。厚手のネルシャツが代表的なアイテムとして知られています。
『Ralph Lauren(ラルフローレン)』
1967年創業のアメリカを代表するトラッドスタイルブランド。
シャツと言えば思い浮かべる方も多いと思います。
トラッドスタイルに落とし込むなら間違いないブランドです。
『L.L.Bean(エルエルビーン)』
1911年にレオン・レオンウッド・ビーン氏が自分用のハンティングブーツを発明した事が原点のアウトドアブランド。
バーズアイニット・トートバッグ・ビーンブーツが有名ですが、ネルシャツも多数見かけます。
『patagonia(パタゴニア)』
1973年にイヴォン・シュイナード氏が創業したアウトドアブランド。
patagoniaのネルシャツはデザインやカラーが他ブランドと違うものが多いイメージです。
『GAP(ギャップ)』
1969年にドン&ドリス・フィッシャー夫妻がGap1号店をサンフランシスコにオープン。
今となってはOLD GAPという言葉があるくらい古着好きの方には堪らないブランドです。
※画像の物はOLD GAPではございません。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はアメカジの定番アイテム【ネルシャツ】について徹底解説いたしました。
古着屋JAM全店、オンラインショップでもネルシャツが入荷しています。
みなさんも是非、お気に入りの1着を探してみてください。
また次回のブログでお会いしましょう。
お知らせ
JAM原宿店は、毎週「月、火、水、木」が入荷日となっております。
是非気軽にお立ち寄りください。皆様のご来店を心よりお待ちしております!
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