メンズのコーデは夏になるとシンプルになりがちで個性を出すことが難しくなります。
アクセサリーやシューズなどの小物で差をつけることも正解ではありますが値段が張りがちで手が出しにくいと思います。
そんな時におすすめなのが半袖シャツです。
選ぶ際のこだわりを持てるポイントが多く、着まわし方法も豊富なので周りとの差が付きやすいです。
今回はそんな半袖シャツを選ぶ際のポイントや着まわし方法を紹介します。
目次
半袖シャツの選び方
サイズ
サイズ感によってもたらしてくれる印象は大きく異なります。何が正解ということではないのでサイズごとに与える印象を説明します。
ジャストサイズ
身体に合ったサイズを選ぶのが一般的とされています。
清潔感のある印象でシャツのメリットを引き出してくれます。
また、近年のトレンドではジャストサイズのトップスが主流になってきています。
サイズに迷う方は迷わずジャストサイズを選びましょう。
肩のラインから指1~2本分落ちるものが好ましいです。
オーバーサイズ
ジャストサイズが主流になりつつあるとはいえ未だにオーバーサイズを好まれる方は多くいます。
オーバーサイズは少しこなれた可愛い印象があります。
シャツのドレス感に抵抗がある方はオーバーサイズをおすすめします。
素材
素材によって通気性や生地の落ち方が異なり、印象が変わります。それぞれの特徴やケアの方法を紹介します。
異なる素材が複合になっているものもあるのでぜひ参考にしてください。
コットン
多くの衣料品に用いられるので一番なじみの深い素材かと思います。吸湿性があり、放湿の時に気化潜熱を奪い、涼しく感じます。
肌触りが軟らかで、適度な保温性があります。
また、強度が十分にあるので洗濯・漂白が容易に行えます。
1本の繊維の太さにもよりますがコットンの強度を活かしたワシっとした生地の物が多く重たい生地を好む方にはおすすめの素材です。
リネン
実は最古の繊維であるリネンですが生産地や繊維の長さによって全く異なる風合いが生まれます。
コットンと比べて放熱性が良く、吸・放湿性に優れるので涼しいです。
また、シワになりやすい特徴がありますがそれを活かしたスタイルも可能です。
漂白は避けた方が良いですが洗濯機で気兼ねなく洗っていただけます。
上質なリネンだと想像以上に肌触りが良く、こだわり始めるときりがなくなります。
シルク
軽くて、しなやかで、上品な風合いを持っています。
また、染め付きが良く深みのある色合いが出ます。
肌に対して違和感がないこともシルクならではの特徴です。シルクの多くは摩擦に弱いため、水洗いを避けていただき、水洗いの場合は、中性洗剤、押し洗い、タオルで脱水、形を整えて陰干しをするのがおすすめです。
ケアは大変ですが雰囲気がとても良い素材です。
レーヨン
シルクを模してつくられた化学繊維になります。
生地の柔らかさからドレープやシルエットが綺麗に見えやすかったり、シルク同様に肌触りがとても良いですが水に対してめっぽう弱いです。
水分を含んだ状態で強い摩擦を受けますと「白化」するので
洗濯時にゴシゴシ擦ったり、固く絞る事は避けて下さい。
飲食物をこぼしたり雨に濡れた時は、こすらずに素早く乾いたタオルなどでたたいた後、乾燥させて下さい。
扱いに関してはシルクより手間がかかりますがシルク同様色やシルエットにこだわる方におすすめの素材です。
襟の形
レギュラーカラー
最もスタンダードな襟の形になり、ビジネスから冠婚葬祭まで幅広く着用できる万能な襟型といえます。
レギュラーカラーのものは裾がラウンドカットになっているものが多く比較的着丈が長くなっています。
オープンカラー
第一ボタンを開いて着る前提のものとなっており、よりリラックスした印象になります。
また、首元が開く分涼しくなっており夏には最適なディテールになっています。
また、ボックスシルエットの物が多くなっており着丈が比較的短くなっているので短丈のアイテムを探されている方におすすめです。
半袖シャツの着こなし方
一枚でざっくり
1枚をざっくり着る際に気を付けなければいけないのがサイズ感です。シンプルな着こなしになる分、意図のないサイズ感だと野暮な印象を受けてしまいます。
オーバーサイズなボトムスを引き立てるため、今回はトップスのサイズ感をジャストサイズに、することでどこか綺麗な雰囲気を演出しました。
【着用アイテム】
Tops:無地レーヨンシャツ RAB321835 ¥6,930 tax in
Pants:L.L.Bean デニムパンツ RAB327387 ¥6,930 tax in
shoes:Dexter コインローファー RAB276295 ¥10,890 tax in
cap:American Needle MLB LOS ANGELES DODGERS JAA000002¥5,390 tax in
ジャケット風に羽織り
タンクトップやお気に入りのTシャツの上からシャツをジャケットとして羽織ったコーデです。
昼夜の気温差が激しい時に特に重宝する着方です。
シャツだけでなくインナーのデザインでこだわりが出せるのも嬉しいポイントです。
今回はオーバーサイズならではの抜け感を意識してスケーターコーデを組んでみました。
【着用アイテム】
Tops:無地コットンシャツ RAB361814 ¥5,390 tax in
Inner:グラフィックTシャツ ※スタッフ私物
Pants:コーデュロイパンツ ※スタッフ私物
shoes:スニーカー ※スタッフ私物
長袖Tシャツとレイヤードで海外風に
長袖のTシャツの上から半袖シャツをレイヤードすることで海外ストリートの雰囲気を演出することができます。
最近ではUKストリートというキーワードも主流になっているので是非こちらの記事もあわせてご覧ください。
長袖Tシャツにレイヤードするので重い印象になり過ぎないようショートパンツで軽く整えました。
【着用アイテム】
Tops:無地シルクシャツ RAB324405 ¥6,930 tax in
Inner:Harley-Davidson 長袖Tシャツ RAB355164 ¥7,590 tax in
Pants:Dickies ハーフパンツ RAB297576 ¥5,390 tax in
shoes:スニーカー ※スタッフ私物
cap:American Needle NEW YORK BLACK YANKEES JAA000159¥5,390 tax in
あなたにあった半袖シャツを見つけてみて下さい
今回の記事のおさらいになるのですが半袖シャツは
- サイズ感
- 素材
- 襟の形
で選んでいただくのがおすすめで
- 1枚でシンプルに
- ジャケットとして羽織り
- 長袖Tシャツとレイヤード
これらの着こなしを抑えていただけると周りと差のつく、あなただけのおしゃれな半袖シャツコーデが見つかるはずです。
ぜひ今回の記事を活用して近くの店舗やオンラインショップで見つけてみてください。
【着用モデル】
名前:片倉 麗
身長:160cm
出身地:宮城県東松島市
好きな食べ物:豚足
好きなアーティスト:LIL SOFT TENNIS
好きな映画:バッファロー66
好きなブランド:Eddie Bauer
好きなファッション:スケーターファッション
最近買ったお気に入りの古着:OLD GAP L/S チェックシャツ
本人から一言:ラーメンが大好きなのでご来店の際は皆様のお勧めのラーメンを教えていただけると嬉しいです!