『Ralph Lauren(ラルフローレン)』のシャツは、古着でも人気が高く、ブランドを代表するアイテムです。
その人気は凄まじく、アメリカ人であれば1着は持っていると言われているほど。
今回は、そんなラルフローレンのシャツについて種類やコーデについてご紹介いたします。
目次
ラルフローレンのシャツはなぜ人気?
1968年にラルフ・ローレン氏が独立を機に、メンズブランドとして立ち上げたのが、『ポロ ラルフローレン』です。
彼のアイデアで、大ヒットしたネクタイに続き、成功を収めたシャツは、代表作と呼ばれるまでのアイテムとなっています。
当時、Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)は、ポロ競技用ウェアをベースに、製造したシャツを『ポロカラーシャツ』という名称で販売していました。
それをラルフローレンが取り入れ、オリジナルのボタンダウンシャツとして発売したところ、瞬く間に大ヒットを記録しました。
その後、ボタンダウンを始めとする様々なシャツアイテムがラルフローレンの人気アイテムとなっていきます。
今や、アメリカントラディショナルを代表するブランドであり、古着の定番アイテムとしても人気があります。
ラルフローレンの古着定番シャツアイテム
ここからは、ラルフローレンの古着定番アイテムの中でも、おすすめのシャツを6種類ご紹介します。
1.ボタンダウンシャツ
上述でもご紹介したラルフローレンの代表作『ボタンダウンシャツ』です。
今では、フォーマルなシーンでも着用されることがありますが、スポーツウェアがベースという背景から、実は『カジュアルシャツ』という位置づけです。
【CLASSIC FIT】
年代:90年代~
程良いゆとりがあり着用しやすい定番のシルエット。
【CUSTOM FIT】
年代:90年代~
CLASSIC FITより身幅が狭い着用しやすい定番のシルエット。
【SLIM FIT】
年代:00年代~
モデル名の通り細身でCUSTOM FITよりさらに身幅がシェイプ、着丈もスッキリした細身のシルエット。
【BIG SHIRT】
年代:80年代~
モデル名の通りオーバーサイズでの着用を前提に制作されたモデル
他のオーバーサイズのシャツより着用した際のサイズバランスが良く、オーバーサイズで着用できるモデル。
【BLAKE】
年代:90年代~
CLASSIC FITよりも更に大きくルーズなシルエット。BIG SHIRT程の大きさでオーバーサイズ着用できるモデル。
【BLAIRE】
年代:90年代~
BIG SHIRT,BLAKEようなゆとりがあるシルエットで、ルーズなサイズバランスが特徴のオーバーサイズで着用できるモデル。
【TILDEN】
年代:90年代~
BIG SHIRTよりも身幅が大きく、全体的なシルエットは大きい。胸ポケットが付いている物が多い。
GOLFラインにも使われている事があるモデル。
【YARMOUTH】
年代:90年代~
他のモデルのボタンダウンシャツのなかでもドレスシャツ寄りのつくりになっている。CLASSIC FITよりゆとりがあるシルエットでBIG SHIRT,BLAKE程のサイズ感。
2.ポロシャツ
左胸にポニーロゴの刺繍がはいったラルフローレン永遠のスタンダードがポロシャツです。
鹿の子素材を使用し、後ろ着丈をやや長めに設定しています。
カラーとデザインの豊富さは、他に類を見ないほどのバリエーションです。
3.オックスフォードシャツ
ボタンダウンシャツの中でも、代表的なアイテムがこのオックスフォードシャツです。
ゆったりとしたシルエットに、バックのボックスプリーツで動きやすいデザインとなっています。
また、程よく厚みがありながら、通気性が良く、シワになりにくいことから、シャツ地として重宝されています。
4.ラガーシャツ
イングランド発祥のラガーシャツは、激しいスポーツでの着用を考え、吸水性がよく、フロントボタンには、ゴム製のものが使用されています。
その伝統的なスポーツウェアを見事にファッションに落とし込んだのが、ラルフローレンのラガーシャツです。
本格的なディテールやワッペンなどのデザインは、アメトラを代表する同ブランドだからこそのクオリティーです。
5.ネルシャツ
ワークウェアとして普及していたネルシャツが、1970年代頃からファッションアイテムとして定着するようになります。
アメカジブームの火付け役とも言われる同アイテムは、もちろんラルフローレンでも人気です。
デニムシャツもラルフローレン定番アイテムの一つです。
デニム生地で仕立てられたシャツは、生地に厚みがあり、ドレスシャツなどと比べると丈夫で、使いやすいです。
特に古着のデニムシャツは、ジーンズと同様に着用による経年変化を楽しんでいただけます。
ラルフローレンのシャツと合わせたいイチ押しアイテム
ラルフローレンには、シャツ以外にも数多くの人気アイテムがあります。
今回は、古着屋JAMイチ押しアイテムを3つご紹介します。
・スイングトップ
ポロラルフローレンで、1980年代頃から製造されており、90年代には、原宿のストリートウェアとしても、人気を博しました。
ラルフローレンのスイングトップは、当時から変わらないスタンダードなデザインが近年、再注目を集まています。
・ニットセーター
程よいゲージで編まれたコットン素材のニットセーターに、ブランドロゴが刺繍された同アテムは、シャツ同様に定番です。
アメリカントラディショナルを象徴するような星条旗や1991年に誕生したテディベアのブランドアイコン”ポロベア”など、長年多くのファンから愛されるデザインも数多く存在します。
・チノパン
ラルフローレンが全ての衣装を手掛けたことでも有名な映画『アニー・ホール』で、ウディ・アレンが着用したことで、人気アイテムになりました。
裾にかけての穏やかなテーパードが特徴で、数十年以上たった今も色褪せることのない名作です。
ラルフローレンのおすすめシャツコーデ
ラルフローレンのシャツを使った古着屋JAMおすすめコーデをご紹介します。
ぜひ、参考にしてみてください。
おすすめのメンズシャツコーデ
・柄シャツも上品な印象
柄物のラルフローレンのシャツは、ショートパンツを合わせても上品にまとまります。
レザーシューズとハットのカラーを統一することで、柄物のシャツもスッキリと見えます。
・白シャツは柄物アイテムと好相性
迷彩柄のミリタリーパンツやタイダイ柄のTシャツなど、柄物アイテム中心のコーデでも、ラルフローレンの白シャツを羽織っていただくだけで、コーデ全体がうまくまとまります。
おすすめのレディースシャツコーデ
・これぞラルフローレンコーデ
ラルフローレンの代表的なアイテム、ボタンダウンシャツとチノパンを合わせて、トラッドな印象に仕上げています。
・レディースコーデには、羽織るだけで◎
メンズライクなラルフローレンのシャツは、ジャケットのような感覚で羽織っていただくのもおすすめです。
ゆったりとしたサイズ感のシャツもベルトでシルエットを調整すれば、コーデにメリハリを付けられます。
ラルフローレンの愛され続ける魅力
ラルフローレンは、全世界に店舗を構え、今では、世代を問わず愛されているブランドです。
同ブランドがデザインしたシャツを始めとする様々なアイテムは、何十年も前の古着であっても、トレンドとして再注目を浴びるほど魅力的です。
ぜひ、古着屋JAMでもチェックしてみて下さい。