NIKE(ナイキ)のタグから年代がわかる◆歴史を読み取るタグの変化は古着ならでは!

スニーカーが多くのファンを魅了し続けているブランド『NIKE(ナイキ)』。

世界中に愛好者が多数存在し、価値のあるスニーカーはプレミア価格になることもあります。

そんなスニーカーが有名すぎるナイキですが、トレーナー、Tシャツ、ナイロンジャケットなどのウェアももちろん大人気です。

今回は、ウェアに付けられた”タグ”から、ナイキの歴史を読み取っていきます。

ぜひ、ご覧ください。

大人気シューズブランド・ナイキの歴史【ロゴ誕生の秘密】

古着屋JAMのナイキナイキのロゴのデザインは、ナイキ設立者のナイトがポートランド州立大学で講師をしていた時に出会ったキャロライン・デビッドソンが1971年に制作。
ナイトは、グラフィックデザインを専攻していたデビッドソンにロゴのデザインを依頼しました。

当時、デザインの仕事をして間もなかったデビッドソンは、スウッシュ(SWOOSH)のデザイン料として請求したのは僅か35ドルだったと言われています。
今の人気を考えると破格のデザイン料です。

後にデザイン制作がデビッドソンから代理店に移った1983年9月、スポーツブランドとしてナイキを成功させていたナイトからの呼び出しを受け、彼はナイトからダイヤモンド入りの金のスウッシュリングとナイキ株(具体的な株数は不明)を受け取ったという逸話があります。

ちなみに社名の由来は、同社社員のジェフ・ジョンソンが夢で見たギリシャ神話の勝利の女神『ニーケー (Nike)』からきており、その像はルーブル美術館に展示されています。

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1970年代 ナイキの前身ブルーリボンスポーツ社が由来【BRSタグ】

ナイキは、1964年2月に設立された【BRS(ブルーリボンスポーツ)社】を前身として、1971年に誕生しました。
オレゴン大学の元陸上選手であったフィル・ナイトと、そのコーチ、ビル・バウワーマンが、オニツカタイガーと連携しシューズの開発を進めますが、それがのちに競争となり、自社ブランドとしてナイキを立ち上げたことに始まります。

70年代初期のタグには、ナイキの前身となった社名「BRS」がタグの表記に入ります。
黒地に赤の刺繍で風車が大きく描かれているのが印象的です。
このタグは、市場に出回ることが滅多になく、大変希少なタグと言われています。

この他70年代には、筆記体の”NIKE”とオレンジ色のスウッシュが描かれた”筆記体タグ”と呼ばれるものが存在します。

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1970年代後半~80年代前半 オレンジのロゴが印象的【オレンジタグ】

オレンジタグは、前期と後期に分かれており、ほんの少しの違いが見られます。

▼オレンジタグ前期

古着屋JAMのナイキ前期はレジスターマークと呼ばれるRのマークがロゴの横に表記されます。

 

▼オレンジタグ後期

古着屋JAMのナイキ前期でご紹介したレジスターマークが、後期では”TM“マークに変更されます。

 

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1970年代後半~80年代 シンプルな2色使いでクールに【紺タグ】

こちらの『紺タグ』も、先ほど紹介したオレンジタグと同様に前期と後期に分かれます。
こちらは一目で違いが分かりますね。

▼紺タグ前期

古着屋JAMのナイキオレンジタグとデザインはほぼ変わらず、白地に紺のロゴとスウッシュが入ったタグになります。
ナイキでは、数が少ないと言われているイングランド製のアイテムでも使用されています。

 

▼紺タグ後期

古着屋JAMのナイキ1980年代に入るとタグの色自体が紺色になり、刺繍が白、もしくはシルバーになります。

 

⇒古着屋JAMのナイキ 紺タグ商品一覧

 

人気急上昇中の1990年代!赤色ロゴがインパクト大!【銀タグ】

古着屋JAMのナイキ近年、人気急上昇中の1990年代からは、銀タグをご紹介します。
タグのカラーがシルバーになり、ロゴが赤色の刺繍に変化します。

 

⇒古着屋JAMのナイキ 銀タグ商品一覧

 

▼変わり種タグにも注目

古着屋JAMのナイキこちらは90年代の『ナイキチャレンジコートタグ』と呼ばれています。
名テニスプレーヤー”ジョン・マッケンロー”のシグネチャーモデル『チャレンジコート』からの流れを受け継いだテニス系のタグです。

このほかにも、テニス系タグには、チェッカーフラッグタグと呼ばれるものもあり、90年代はタグの種類が豊富です。

→古着屋JAMのナイキ チャレンジコートタグ商品一覧

 

あなたの好きな年代は?タグのデザインにもこだわりたい♪

古着屋JAMのナイキいかがでしたか?

古着好きの方も、古着を勉強中の方も、ついつい心を惹かれる魅力たっぷりの”タグ”。

そのアイテム、そのブランドが歩んできた歴史がタグという小さなディテールにたっぷりと詰まっています。

皆さんがお持ちのナイキのタグは、どんなデザインでしょうか?ぜひ、チェックしてみてください。

ナイキをもっと知りたい!あなたへのおすすめがアメリカ・オレゴン州ポートランドにある【Nike World Campus(ナイキ・ワールド・キャンパス)】と呼ばれるナイキ本社です。

なんとナイキの歴史を見学出来る無料のミュージアムがあります。

本社正門は、90年代の靴箱を彷彿とさせるデザインで、ファンにはたまらない施設となっています。

古着屋JAMの商品は、全てが当社のバイヤーによって海外で買い付けられた一点物。
気に入ったデザインのものがあれば、すぐにご購入いただくことをオススメいたします。
また、販売するにあたり、入念なケア・検品を施しておりますので、お客様には安心してご購入いただけます。
ぜひ、古着屋JAMでナイキのアイテムをご覧の際はタグにも注目してみて下さい。

 
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