ミリタリーアイテムとして大人気のフライトジャケット。今回は見た目がよく似た「A-2フライトジャケット」と「G-1フライトジャケット」をピックアップして比較!
両者の違いを知っていれば、季節に合わせたコーディネートが完成しますよ!古着好きの皆さんは要チェック◎
それでは、早速見ていきましょう。
目次
A-2フライトジャケットの特徴は?
A-2フライトジャケットは、ファスナー式を採用した初めてのフライトジャケット。素材はレザーで暖かいイメージがありますが、実はライトゾーン(10℃~30℃)の夏用フライトジャケットとして、陸軍航空隊に向けて開発されました。
第二次世界大戦時に活躍したA-2ですが、終戦後、本来軍に返却しなければならないにも関わらず、紛失扱いにして持ち帰ってしまうパイロットが続出しました。これはA-2の画期的で洗練されたデザインもさる事ながら、パイロットにとってのA-2とは一人前の証であり、誇りであり、宝物であったからです。
この様な背景から、A-2は「キング・オブ・フライトジャケット」として、多くのファンとパイロットに愛されている、空軍を象徴するフライトジャケットです。1988年にアメリカ空軍は再びA-2を供給しはじめた事からも「特別な1枚」である事がうかがえます。
春から秋に活躍するライトアウターとしておすすめです。
G-1フライトジャケットの特徴は?
G-1は、陸軍航空隊によるA-2の開発と同時期に、海軍航空隊によって開発されました。A-2と似ていますが、ゴートスキンとムートン襟を使用した摂氏-10~10度のインターミディエイトゾーンに対応しており、G-1は防寒性に優れています。
陸軍航空隊と海軍航空隊、この2つの航空隊は常にライバルとして競い合っていたため、お互い独自に開発したジャケットを採用することになったのです。この2つのアイテムも、航空隊と同様にライバルのような関係と言えるでしょう。
さらに、誰もが知る映画「トップガン」でパイロット役を演じたトム・クルーズの影響により、瞬く間に大流行したことでも知られていますよ◎
それでは、ディティールの違いを具体的に見ていきましょう!
ディティールの違い:襟
A-2フライトジャケット
G-1フライトジャケット
最も大きく違うところはA-2は夏用なのでレザー襟、G-1は海軍仕様により、寒冷地でも対応できるように襟がムートン仕様になっています。
ディティールの違い:バックスタイル
A-2フライトジャケット
G-1フライトジャケット
バックスタイルではA-2はレザーを1枚使った仕様になっていますが、G-1は狭いコックピットの中でも動きやすいようにアクションプリーツが施されています。
ディティールの違い:ポケット
A-2フライトジャケット
G-1フライトジャケット
A-2のポケットはスナップ式のフラップポケット。サイドから手を入れられるようになっています。G-1のポケットはボタンフライポケットになっています。
さりげなく使い分ければカッコいい!!古着好きをアピール
いかがでしたか?
見た目がそっくりなA-2とG-1。ですが対応気温や使われている素材、デザインなどが違っていて、ミリタリーアイテムの奥深さが窺えますね!
古着好きの皆さん、こだわりの見せ所ですよ!ぜひ、フライトジャケットを古着屋JAMにてお迎えしてみてはいかがでしょうか♪
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