アスレチックやカレッジと深い関わりのあるブランドといえばChampionではないでしょうか!?
1919年の創業以来、社名や素材の表記変更が何度も行われ、タグの種類も豊富です。
ヴィンテージアイテムの中では年代を判別しやすく、1度覚えればお買い物の際に役立つ事間違いなし!
40年代のタグ
40年代はタグにランナーがプリントされているデザインの「ランナーズタグ」です。
プリティーランナータグ、デカタグとも呼称され、下記のタグは今では滅多に見ることができない大変貴重なタグになります。
50年代のタグ
50年代もランナーズタグが使用されていますが、デザインに変化があります。
50年代中期のランナーズタグ。40年代のものと比べると色や文字に違いが見られます。
50年代中期~60年代初頭にかけてのランナーズタグ。以降のランタグと分けるため小文字ランタグという呼称もあります。
60年代のタグ
60年代のランナーズタグは「大文字ランタグ」という呼称もあります。
60年代初頭~63年頃のランナーズタグ。
63年頃~65年頃のランナーズタグ。大文字のCHAMPIONが下段に移動しています。
65年頃~67年頃のランナーズタグ。ランナーがCの中に入り 、ROCHESTER.NY.(ニューヨーク州ロチェスター)の所在地表記がなくなり、RN26094が追加されています。
67年頃~71年頃プロダクツタグ。CHAMPION KNITWEAR CO..INC.からCHAMPION PRODUCTS INC. に変更。
70年代のタグ
70年代はタグの中にバーがあることから、「バータグ」と呼ばれています。
71年~72年頃の初期のバータグ。バーとサイズのみのシンプルなデザイン。
71年頃~73年頃の中期のバータグ。素材表記が追加される。
73年頃~82年頃の後期のバータグ。さらに「FOR CARE SEE REVERSE」と表記されます。
80年代のタグ
80年代はタグのカラーがトリコロールになっている「トリコタグ」が付きます。
82年~88年の前期のトリコタグ。
84年頃~85年頃の後期のトリコタグ。「MADE IN USA RN26092」が前面に表記されます。
90年代のタグ
90年代からはプリントタグが刺繍タグに変わった「青タグ」になります。
おすすめヴィンテージアイテム
希少 40年代 Champion タンクトップ / メンズS
40年代プリティランタグが付くタンクトップです。タグの希少価値も高く、約80年の時を経過していながら、プリントのデザイン、ボディの状態共に衰え知らずの1枚です。
70年代 Champion マサチューセッツ大学 カレッジプリントTシャツ USA製 / メンズL
70年代バータグが付くリンガーTシャツです。チャンピオンで定番のカレッジプリントで、誕生当初から多くの商品が発売されています。
希少 80年代 Champion レアプリント Tシャツ USA製 / メンズXL
80年代トリコタグが付くプリントTシャツです。NAVY CREW=海軍水兵が卒業後25ぶりの再開を記念して作られたと思われる1枚です。1940年前後に海軍から依頼を受けて制作されたTシャツもこのTシャツと同様にチームカラーのネイビー×ゴールドが使用されており、配色&プリント共に希少なデザインです。
この夏も乗り切れるアクティブ派Tシャツ
いかがでしたか。
スウェットに負けず劣らず、Tシャツのクオリティーももちろん高いです。長年愛用していても味わいが出るタフなボディに、ネック部分はバインダーネックによりよれづらく、1960年代から採用されているCロゴのデザインも一目でチャンピオンとわかります。アスレチックウェアの機能性、カレッジウェアのデザインは不動の人気で、特に1930年代から形を変えながらも今なおある「T1011」モデル。オールUSA製にこだわり、アメリカでは“Heavy Weight T-shirts”の代名詞と呼ばれてきました。今からでも遅くありません!今年の夏はチャンピオンのTシャツを着て、暑さに負けないあなただけのコーデを楽しんでみるのはいかがでしょうか。