古着好きなら誰もが何本も持っているであろうヴィンテージジーンズ。ですが、意外と困ってしまうのが、そのお手入れ方法。「そもそも洗ってもいいの?」「大切にお手入れしたいんだけど・・・」など、疑問や不安を持つ方も多いのではないでしょうか。今回は、あの有名なジーンズメーカーのリーバイス(Levi’s)がおすすめするお手入れ方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
そもそも、ジーンズって洗ってもいいの?
実は、ジーンズは定期的に洗うのがおすすめです。もし全く洗わないでいると、汗や皮脂などの汚れが生地を傷めてしまう原因に。実は、リーバイスのCEOであるチップ・バーグ氏は、2014年にカリフォルニア州で行った講演にて「1年間ジーンズを洗っていない」ことを告白!ですが、リーバイスは「洗わないこと」を勧めているわけではありません。リーバイスCEOおすすめのお手入れ方法は次の3点。
その1:洗濯機で洗わないこと!
ジーンズは洗濯機で洗わないようにしましょう。デニムの藍はインディゴ染料で出来ており、色落ち・色移りしやすいのが特徴。洗濯機で洗うと色落ちの原因になります。
洗う際は、お湯を使うと色落ちしやすいため、水で手洗いするのが最適!ここで「氷水」を使うとより色落ちしにくくなります。
(※実はお湯の温度が高いほど皮脂は落ちやすくなる、という矛盾も。)
その2:部分洗いをしましょう!
汚れがついてしまった場合は、スポンジや歯ブラシに洗剤を付けて部分洗いを。洗剤は、オシャレ着洗い用の中性洗剤を使うといいでしょう。弱アルカリ性洗剤は色落ちの原因になってしまいます!
最近はデニム専用の洗剤が出ているので、そちらを使うもよし。
全体的に洗いたい場合は、洗濯桶に水を入れ洗剤を溶かし、そこにジーンズを10分ほど浸すだけ!あとは水を2、3回入れ替えながらすすぎましょう。オシャレ着用の洗剤は何度もすすがなくてOK。
その3:乾燥機は使わないこと!
乾燥機を使うと、デニム生地に負担がかかり縮みの原因に。なるべく使わないようにしましょう。
ジーンズを洗ったら、裏返してから、色あせ防止のため直射日光には当てず、風通しのよい場所で陰干しがベスト。
ピンチハンガーを使いジーンズを筒状にして釣干しにすると、中に空気が通るので乾きが早くなり、生地の縮み予防にもなります。
どうしてもラクしたい・・・というあなたに
手洗いは面倒だけど色落ちやダメージは防ぎたい・・・というあなたに、洗濯機で洗う際の絶対に守るべき最低限のポイントを伝授!
それは、「強い直射日光」「お湯洗い」「塩素系漂白剤」を絶対に避けること!
裏返しにしてネットに入れ、洗濯機で洗ってから陰干しに。そうすることで少しでも色落ちやダメージを軽減できます。
ご紹介したのは、数多くあるお手入れ方法のほんの一部
デニムに対する考え方は実は人それぞれ。ダメージをよしとする方もいれば、ダメージをなるべく与えたくないという方も。
今回はリーバイスおすすめのダメージを抑えるお手入れ方法をご紹介しました。
ですが、色落ちや破れも、デニムならではの「味」になっていくかもしれません。そんな「味」を求めたい方は洗濯機で大胆に洗ってみたり、乾燥機を使ってみたり、様々な方法を試してみてください!
自分のスタイルにあったお手入れ方法で、じっくりとあなたのデニムを育てていきましょう☆
あなただけのお手入れ方法で、あなただけのリーバイスを
リーバイスと言えば、誰もが知っているジーンズメーカーですが、ベンデイビスというゴリラマークで有名な老舗アメリカワークブランドの創設者、サイモン・デイビスはリーバイスで働いていたことがあるそうです!
古着屋JAMでは、リーバイスの定番モデル501や、90年代を代表するシルバータブの豊富な品揃えはもちろん、ベンデイビスも取り扱っております。全てがJAMのバイヤーによって海外で1着1着厳選された逸品◎この機会にリーバイスやベンデイビスのアイテムをぜひ古着屋JAMで入手してくださいね!