こんにちは!あやです☺
本日もオススメ映画をご紹介してまいりたいと思います!!
本日はこちら↓↓
【シェルブールの雨傘】
【鮮やかな色彩演出で現在もなお支持され続けるジャックドゥミ監督の初のカラー映画】
以前紹介した、”女は女である”もてがけたジャックドゥミ監督による作品のひとつ”シェルブールの雨傘。
この作品は、現在もなお色彩設計で世の中のあらゆる場面に影響を与え続けているジャックドゥミ監督が初めてカラーで手掛けた作品になります。
劇中のシーンはどれもうっとりするほど色鮮やか。
ジャックドゥミ監督は多くの名作を残しているのですが
中でも日本で一番普及されているであろう
”シェルブールの雨傘”今回はその魅力に迫ってまいります。
【仏映画のレジェンド ジャック・ドゥミ監督】
1960年代の仏映画の代表する、ジャックドゥミ監督。
それまでに短編の作品はいくつか作成していましたが1960年”ローラ”で映画監督としてデビューを果たしました。
彼の父にあたるポール-グリモーはアニメーションとして活動しており、映像の世界は彼にとって身近なもでした。
そして、62年に”ヌーヴェルヴァーグの真珠”を公開、三作目に
初のカラー作品として今回のおすすめ映画としても紹介させていただいた”シェルブールの雨傘”が
公開されたのでした。
また、こちらもかわいいパッケージヴィジュアルで知ってる方も多いかと思います、”ロシュフォールの恋人たち”も彼が66年に手掛けた作品なのです。
そして70年には、フランス革命前から革命前期のベルサイユを舞台に作られた池田理代子による漫画作品”ベルサイユのばら”の映画化も手掛けたなども有名なお話です。
ジャックドゥミの手掛ける作品はどれも繊細な色彩設計で評価されるだけでなく、
時代背景に合わせた彼の訴えも表現されており、人々を惹きつけていたのでしょう。
【登場人物の心情を表すファッション】
この作品を見た方は声をそろえて「可愛かった!」と言うことでしょう。
その可愛いワンシーンワンシーンにも実は、色々な憶測が、そして完璧な色彩計画が施されているのです。
ヒロインに当たるジュヌヴィエーヴはピンクの衣装で登場します。
恋人のギイと幸せな時間を過ごすジュヌヴィエーヴは愛にあふれた華やかなピンクを身にまとうシーンが多いのですがギイとの別れ、そして再開に合わせて衣装が、寂し気なライトブルーに、
そしてラストシーンではダークカラーの衣装を 身にまとっています。
そして恋人のギイも同じく、さわやかな真っ青なシャツを着用して登場するのですが
ジュヌヴィエーヴとの本当の別れを知ったギイはまるで心が空っぽになった様子を表したかのように 真っ白のシャツで登場するのです。
一度見たことのある方も衣装をメインに伏線を辿ってみるのも違う見方ができるのではないかと思います。
エルルの商品でも劇中に登場する衣装を再現してみました。
水色のギンガムチェックに、トレンチコート。
まさに、劇中ジュヌヴィエーヴが着用していたコーディネートをそのまま再現させていただきました。
ギンガムチェックは一見幼い印象にも見えがちですが、トレンチコートなどシックなアイテムと
合わせていただくと、バランスよく着ていただけるかと思います。
一見派手な色味のワンピースもvintageだと、作りや形に品があるので年齢問わず色々な層の方に
着ていただけるかと思います。
Aラインのストンとしたシルエットがとっても可愛いです。
以上になります。
何か気になる映画がございましたら幸いです♡
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