【徹底解説】ハリントンジャケットとは？おすすめのコーデやブランドをご紹介！

季節の変わり目である今、夏から秋に向けてのアウターをお探しではないでしょうか？

これから寒暖差が出始める時期、「ハリントンジャケット」がおすすめです。

時代を超越した定番のアイテムで、厚すぎず薄すぎない生地とクラシックな印象が魅力となり、秋の万能アイテムとなることでしょう。

今回は、ハリントンジャケットにフォーカスを当て、特徴から誕生したきっかけ、着こなし術など、初心者の方にも分かりやすく徹底解説していきます。

また、お持ちのTシャツと併せてご覧いただくと新しい気づきもあるかと思います。

是非最後までご覧くださいませ。

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ハリントンジャケットとは？

ハリントンジャケット（Harrington Jacket）は、1960年代にアメリカのテレビドラマで主演俳優が着用したことをきっかけに広まった、ショート丈でウエスト丈のブルゾンです。

軽量でクラシックなスタイルが特徴で、特にゴルフジャケットとして開発されたバラクータの「G9」が代表的です。

軽量なアウターであり、着丈はウエスタン丈までが基本です。素材は綿・ポリエステル・ウール・スエード・フリースなどで幅広く作られており、裏打ちはタータンチェックやチェック柄なのが伝統的なスタイルです。

ハリントンジャケットの歴史

1930年代のゴルフジャケットにルーツを持ち、軽量で動きやすいため、スポーツシーンで活躍しました。

日本では「スウィングトップ」と呼ばれますが、これは日本で当時全盛期を迎えていたブランド「ヴァンヂャケット」が創造した和製英語で、海外では通用しません。

「ハリントンジャケット」のルーツとも言えるバラクータ「G9」が誕生したのは、1937年の英国。ドラマでの着用から、およそ30年以上も前にリリースされていました。そのG9は50年代にアメリカへと輸出され、たちまち人気を誇り定着していったのです。

60年代に「LIFE」誌の表紙に、スティーブ・マックイーンがバラクータのG9を着て登場したのもまた、ハリントンジャケットの人気を高めた要因の一つです。

それから長い間、多くのセレブのアイコン的アイテムとして親しまれていきました。

ハリントンジャケットの特徴

ハリントンジャケッにはブランドや素材によって様々な種類があります。それぞれの特徴を理解することで、あなたに合った一着を見つけることができます。

1.汎用性の高さ

ハリントンジャケットは洗練されたデザインと汎用性の高さから、様々なコーディネートに合わせすいアイテムです。

ジャケットの襟の形状やウエストの調整可能なボタンが、スポーティな印象からクラシックなスタイルまで幅広いコーディネートに適しています。

2.耐久性と実用性

耐久性と実用性もハリントンジャケットの魅力の一つです。

素材には通気性のあるコットンやポリエステルが使われ、季節を選ばず着用できるため、長期間愛用することができます。

また、突然の雨に適応しやすい点も利点の一つです。

3.エレガントなデザイン

ハリントンジャケットはシンプルでありながらもエレガントなデザインが特徴的です。これは時代を超越したスタイルとしての地位を確立させる一因となっています。

ベースカラーやライニングのデザイン、そして裾や袖のリブ仕上げなど、細部にまでこだわりが感じられます。

ハリントンジャケットが有名なブランド

1.Baracuta(バラクータ)

RAB634687/¥25,190(tax in)

バラクータは、ハリントンジャケットの代名詞とも言える老舗ブランドです。1937年に誕生した「G9」モデルは、現在でも変わらぬ人気を誇るオリジナルモデルです。

フレーザーターターのライニング(裏地)を採用し、英国らしい伝統的な雰囲気を演出できるだけでなく、撥水加工が施された高品質なコットンを使用し、防風や防水にも対応していることが特徴で、大きな魅力の一つです。

価格帯は５万円前後からの設定で、品質と歴史的価格から多くの人気を誇っています。

「バラクータ　ハリントンジャケット」一覧を見る

2.McGREGOR(マックレガー)

RAB635718/￥11,990(tax in)

1921年に、アメリカでデビット・ドニガーにより「マックレガー」は創業されました。

1945年にバラクータと並び称される名作スイングトップである、ドリズラージャケットを販売。

“ドリズラー(Drizzler)”とは、英国で細雨や霧雨の意味の“Drizzle”に由来しています。

ジェームズディーンが、映画『理由なき反抗』で着用されたことから、世界中にその人気が広まったとされていますが、実際は同社の別のジャケットと言われています。

「マックレガー　ハリントンジャケット」一覧を見る

3.RALPH LAUREN(ラルフローレン)

RAB702385/￥20,790(tax in)

1967年、ネクタイの販売業からスタートした「RALPH LAUREN(ラルフローレン)」は、イギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジした、アメリカントラッドやアイビーファッションを代表するブランドです。

上述したバラクータやマックレガーのハリントンジャケットに比べて、品数も多いため、ハリントンジャケットを初めて購入される方にもおすすめのブランドです。

ラルフローレンらしい、トラッドでスポーティーなイメージは、ハリントンジャケットと非常に相性が良いです。

「ラルフローレン　ハリントンジャケット」一覧を見る

4.LACOSTE(ラコステ)

EAA544460/￥10,890(tax in)

1933年、「LACOSTE(ラコステ)」は、テニスプレイヤー、ルネ・ラコステによってフランスで創業されました。

ポップでスポーティーな印象のラコステは、ハリントンジャケットと非常に相性の良いブランドです。

ワニマークのロゴが、ハリントンジャケットにポップな印象を与えるので、「ハリントンジャケットがダサい」とは言わせない魅力に溢れています。

「ラコステ　ハリントンジャケット」一覧を見る

ハリントンジャケットを使用したコーデ紹介

古着屋JAM原宿店の、おすすめハリントンジャケットを使ったコーデをご紹介いたします。

1.アイビーコーデ

Model：murata_yu

オレンジのチェックシャツとネイビーのネクタイでプレッピーにまとめつつ、シルバータブのデニムとブーツで90sライクなラフさをプラスしました。ベージュのハリントンジャケットが全体を中和し、こなれたアメカジスタイルに。キャップでカジュアルさと抜け感を出したことがポイントです。片足のデニムをブーツから出すことで、現代的なスタイルに仕上げました。