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ジーンズの代名詞。リーバイスの王道モデル501・505特集
1853年アメリカ・サンフランシスコで創業された「リーバイス」は、ファッションアイテムとしてのジーンズを世に広めた歴史あるブランド。
長い歴史の中で作り続けられる種類豊富なジーンズの中でも王道といえる型番が、「501」「505」です。
今回は知っておきたい、リーバイス501/505を比較した違いや歴史をご紹介。
ジーンズ選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
リーバイス「501」と「505」の歴史
リーバイス「501」の歴史
初めて1890年にロットナンバーがつけられたリーバイス501は、ジーンズの基本形とも呼ばれるモデル。
もともとはワークウェアとして使用されていたジーンズをファッションアイテムに導き、アメリカの若者の間で高い人気を集めました。
登場した当時の501はサスペンダーボタンや1つだけのポケット、シンチバック(ジーンズのウエストを諦めるための調節バンド)が付けられ、今とは少しデザインが違っています。
リーバイス「505」の歴史
リーバイス505とは、1960年代後半になりファッションアイテムとして初めて作成されたモデル。
505はとてもバリエーションが多く、中でも60年代に作られたものはヴィンテージとして今でも高い価値があります。
トレンドに合うデザインやシルエットからか、ここ数年洋服好きの間で人気が再度高まっている注目しておきたいジーンズです。
リーバイス「501」と「505」の違いとは?
リーバイス501/505の違い(1)フロントデザイン
501フロントデザインの特徴とは
リーバイス501には、「ボタンフライ」という構造が取り入れられているのが特徴です。今のジーンズはジッパータイプが多くあまり見かけることがないので、歴史ある501ならではのポイントです。
一見違いは分からないものの、高い強度や体に沿ったシルエットを作り出せるというのがメリット。また定番のジッパーとは違い、ワークウェアの名残を感じさせる無骨な印象が与えられます。
505フロントデザインの特徴とは
リーバイス505のフロントデザインには、多くの人が使いやすいようにとジッパーフライが導入されているのが特徴的。
ボタンフライは慣れていないと着脱しにくいところがデメリットでしたが、ジッパーに改良されより気軽に楽しみやすくなりました。
ジッパーで強度は下がってしまうもののファッションアイテムとして使用する際には問題なく、今では王道であるフロントデザインです。
リーバイス501/505の違い(2)シルエット
501シルエットの特徴とは
リーバイス501の「レギュラーストレート」シルエットはジーンズの基本形といわれており、直線ですっきりとしたフォルムが特徴です。
フィット感のあるウエストと深めの股上がお尻周りをすっきり見せるので、ジャストサイズで着用するのがおすすめ。
ワークウェアとして使用されていた歴史あるジーンズの良さを残しつつも、クラシカルでおしゃれな印象を与えるシルエットです。
505シルエットの特徴とは
バリエーションが多いリーバイス505ですが、基本的には裾に向かって曲線を描くテーパードシルエットが採用されています。
そのため501とは違いウエスト周りにたっぷりとゆとりがあり、リラクシーで楽な着心地が特徴的。
テーパードシルエットは近年注目を集めるデザインなので、トレンドライクでファッショナブルな印象を与えられるのが魅力です。
リーバイス501/505の違い(3)ポケットフォルム
501ポケットフォルムの特徴とは
一見同じようにも見えるポケットフォルムの違いは、後ろ姿の印象を大きく変えるのでチェックしておきたいポイント。
501のポケットは作られた年代ごとにデザインが少しずつ違いますが、真四角に近い形状をしているのが特徴的といわれています。
ベーシックなポケットが、カジュアルな雰囲気を演出。ファッションの中で、メンズライクなかっこよさを意識したいときに大活躍します。
505ポケットフォルムの特徴とは
501のフォルムとは違い、よく見てみると少し縦に長いデザインに仕上げられているリーバイス505のポケット。
ヒップアップや脚をすっきりと見せる効果があり、メンズだけでなくレディースファッションでも人気を集める理由の一つです。
ポケットフォルムはモデルによって特徴はあるものの、作られた年代によって少しずつ変化するので同じ型番でもしっかりとチェックしておくのが◎。
リーバイス「501」と「505」着こなしの違い
リーバイス「501」の着こなし
ジーンズの無骨さを生かすタイダイTコーデ
無骨な雰囲気が特徴的なリーバイス501ジーンズに、赤が印象的なスニーカーをプラス。ストレートなパンツなら、ボリュームのある靴を合わせてもすっきりシルエットが整えられます。
古着ジーンズのクラシカルな雰囲気をあえてバンドTで外せば、気軽に楽しみやすい装いに。フィット感のあるリーバイス501でメリハリがつけられるので、トレンドらしくオーバーなトップスを合わせるのが◎。
定番のスウェットコーデ
歴史ある古着ジーンズのトラッドな特徴を生かして、オーバーサイズのスウェットも大人っぽく着こなせます。存在感のある赤いスウェットが、カジュアルさと上品さを中和させ大人な雰囲気を演出するコーディネートが完成します。
ジーンズの王道であるリーバイス501がトレンドライクに見えるよう、オーバーサイズのスウェットをチョイス。着崩すことでこなれ感が生まれ、シンプルながらもおしゃれ見えするシルエットに。
ジーンズシルエットを生かすシンプルコーデ
リーバイス501のすらっとしたストレートラインを生かし、上半身はあえてラフに合わせたコーディネート。インナーをタックインすることで、よりスタイルよく見えます。
スニーカーなども似合いますが、レザーシューズを合わせるとより高級感のある古着ジーンズコーデが完成。おしゃれ度をよりアップさせるために、アクセサリーを加えるのが◎。
リーバイス「505」の着こなし
カジュアルに505を楽しむコーデ
あえて定番のデニムジャケットではなくベストを合わせて、個性の光るカジュアルファッションに。
インナーに派手なプリントの白Tと、プリントから抽出した赤いバンダナを覗かせて差し色を上手に活かしたまとまりのあるコーデ。
革靴とベルトなど小物でしっかり引き締めた上級者コーデの出来上がりです。
ブラック505で作るストリートコーデ
美脚効果のあるリーバイス505は、丈の短いジャケットを合わせることでよりスタイルアップできます。ゆるやかなテーパードラインがシルエットを整えてくれるので、デニム素材なのに上品な印象を与えられます。
足元はスニーカーを合わせて、やんちゃながらに大人っぽさのある着こなしに。
定番505に遊び心をプラスするシャツコーデ
落ち着いた色合いのオープンカラーシャツは、作業着として使われていたジーンズにぴったりなアイテム。無骨な雰囲気を活かしつつ、カジュアルなシャツスタイルを楽しめます。
カジュアルな服装にスパイスを加えるため、靴やアクセサリーで引き締めるのがおしゃれ度を高めるポイント。王道であるリーバイス505で、いつもとは違った遊び心ある着回しが完成します。
リーバイス「501」と「505」おすすめ商品
リーバイス「501」おすすめ商品
歴史ある60年代ものの501/ビッグE
60年代後半から70年代にかけて生産されていた、歴史あるリーバイス501の「ビッグE(赤タブ)」。ポケットの横についた、赤タグの大文字E表記が目印になっている人気モデルです。
w41サイズとかなり大きめのサイズなので、501の特徴であるストレートラインを押さえつつラフに着用可能。
60年代ものの希少なリーバイス501で、王道アイテムなのに周りと差がつけられるおすすめ商品です。
50年代ものの希少レアな501/XX
40年代後半から60年代にかけて作られた、リーバイスの中でもヴィンテージマニアが注目する501XXモデル。
ジーンズの内側につけられた隠しリベット(鋲)が特徴的でとても希少価値が高く、滅多にお目にかかれない商品です。
すっきり着用できるw31サイズは、リーバイス501特有のクラシカルな印象が際立てられるフィット感あるストレートシルエットに。
リーバイス「505」おすすめ商品
最旬コーデになじむ王道505
ポケット内側のシングルステッチとビッグEタグ(赤タブ)の組み合わせが特徴的な、60年代もののヴィンテージリーバイス505。
鮮やかなブルーカラーでカジュアルにもきれいめにも着回しでき、最旬コーデに取り入れやすいおすすめ商品です。
お尻周りをカバーできるウエストサイズとゆるやかなテーパードラインで、ジーンズなのにリラクシーな着用感が魅力。
美シルエットにこだわる505/66前期
大きめのバッグポケットで後ろ姿まですっきりと見せられる、歴史ある70年代ものの古着ジーンズ。
定番の型番であるリーバイス505の中でも66前期(1973年頃から1976年頃までに作られた501)はとても希少価値が高く、ヴィンテージ好きの方はチェックしておきたい商品です。
ウエスト周りは79cmでフィット感あるサイズなので、505の特徴であるテーパードラインと合わさって脚をすらっと長く美シルエットに見せられます。
リーバイス501・505をおしゃれに着こなして周りと差をつけよう
今回はリーバイスの人気型番である、501/505を比較した違いや歴史についてご紹介しました。
501/505はジーンズの王道モデルではあるものの、ディテールの違いで印象が変わるので、自分の服装やイメージにあった商品を選んでみてください。
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