メンズ・レディース問わず大人気の「フリースジャケット」は、引き続き目が離せません。
アウターにもインナーにも使えるということもあり、秋冬のマストアイテムの1つとも言えます。
今回は、そんな「フリースジャケット」の魅力やコーデから、パタゴニアやノースフェイスといった、おすすめブランドまでご紹介していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
フリースとは?
元来、フリースとは、羊一頭から刈り取った、ひとつながりの羊毛のことを指します。
しかしながら、現在のフリースのほとんどは、石油が原料のPET(ポリエチレンテレフタラート)と呼ばれる、ペットボトルと同じ原料の、ポリエステルの一種から作られた繊維素材です。
石油由来のポリエステル繊維を起毛加工し、繊維自体に保温性・強度・撥水性を後付け加工することができ、非常に幅広い用途で使用されています。
1970年代にモールデンミルズ社が開発し、アウトドア用品を手掛けるパタゴニアとの共同開発で、フリースの元祖ともいえるシンチラフリースが開発されました。
軽く、暖かく、扱いやすいフリースは瞬く間に広がり、今日では最も一般的に使用されている素材の一つとなっています。
フリースジャケットの魅力
ここからは、そんな機能性の高いフリース素材を使った「フリースジャケット」の魅力についてご紹介いたします。
「フリースジャケット」の魅力①保温性が高く暖かい
「フリースジャケット」の一番の特徴と言っても過言ではないのは、高い保温性です。
パイル地の表裏を起毛させ、繊維と繊維の間に暖かい空気を含むことにより、体から放出される熱を逃さず、外気を遮断するので、高い保温性を実現しています。
フリースの毛足が長ければ長いほど、多くの空気を含むため、より暖かいとされています。
「フリースジャケット」の魅力②軽量で動きやすい
ブランドによって異なりますが、「フリースジャケット」は軽量のものが多いです。
フリース生地の原料となるポリエステル繊維は、繊維の体積を増やすように軽い布地に織り込まれ、起毛処理するため、軽量さを実現することができます。
軽量のため、着脱して持ち運ぶことが多いアウトドアシーンやスポーツシーンにおいても重宝されていて、着こんでも重くならないのは非常に魅力的です。
「フリースジャケット」の魅力③どんなシーンでも使いやすい
アウトドアシーンで使用されることを想定して作られた「フリースジャケット」ですが、色鮮やかなものから、タウンユースでも着用できるスタイリッシュなものまで多種多様です。
アウトドアブランドからも、シンプルなデザインで、保温性や通気性、ストレッチ性が高いものが数多くリリースされているため、幅広いシーンに対応できるウェアの一つとなっています。
フリースジャケットのメンズコーデ5選
ここからは、「フリースジャケット」を使ったコーデをご紹介いたします。
「フリースジャケット」を使ったメンズコーデ①
ブラックの「フリースジャケット」を使ったコーデ。オールブラックでまとめることによって、カジュアルテイストになりがちな「フリースジャケット」も、シティボーイ感あふれる雰囲気を演出できます。
「フリースジャケット」を使ったメンズコーデ②
グレーの「フリースジャケット」を使ったコーデ。パタゴニアの名作「フリースジャケット」である、シンチラスナップTは、インナーとしても大変頼れる存在です。
「フリースジャケット」を使ったメンズコーデ③
ミリタリーの「フリースジャケット」の、通称“ベアジャケット”を使ったコーデ。深みのあるブラウンはコーデに馴染みやすく、ミリタリーアイテムのため機能性はピカイチです。
「フリースジャケット」を使ったメンズコーデ④
総柄の「フリースジャケット」を使ったコーデ。アウトドアシーンを想定して作られた「フリースジャケット」は、色柄が豊富で、綺麗な発色も嬉しいポイント。コーデのアクセントにピッタリです。
「フリースジャケット」を使ったメンズコーデ⑤
「フリースジャケット」の名作、パタゴニアのレトロカーディガンを使ったコーデ。ネルシャツと合わせてアウトドアミックスに仕上げながらも、インナー見せやタックインでカジュアルすぎない印象に仕上げています。
フリースジャケットのおすすめブランド10選
ここからは、「フリースジャケット」のおすすめブランドを紹介いたします。
ぜひ、お気に入りの1着を見つけてみてください。
パタゴニアの「フリースジャケット」
「フリースジャケット」といえば、まずパタゴニアを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
前述の通り、1985年に現在の「フリースジャケット」の元祖となるシンチラを開発したパタゴニアは、現在でも「フリースジャケット」の代名詞として君臨し続けています。
レトロXやシンチラスナップTなど、様々な「フリースジャケット」の名作を輩出したパタゴニアは必見です。
ノースフェイスの「フリースジャケット」
1968年に、カリフォルニア州サンフランシスコで設立されたノースフェイスは、高機能ながらも無駄のないミニマルなデザインが特徴です。
同ブランドの名作「フリースジャケット」であるデナリジャケットやデナリフーディーは、現在でも高い人気を誇っています。
ラルフローレンの「フリースジャケット」
1967年、ネクタイの販売業からスタートしたラルフローレンは、イギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジした、アメリカントラッドやアイビーファッションを代表するブランドです。
コロンビアの「フリースジャケット」
1983年にオレゴン州で誕生したコロンビアは、アウターやスポーツウェア、バックパックなどのアウトドアアイテムを製造・販売しています。
独自開発テクノロジーを数多く生み出し、多くのアウトドアブランドに影響を与える品々をリリースし続けています。どこかレトロテイストなデザインが多く、カジュアルスタイルにも使いやすいブランドです。
エルエルビーンの「フリースジャケット」
1912年にレオン・レオンウッド・ビーンにより設立された創業100年を超える老舗ブランド。
カジュアルファッションからアウトドア用品やトラベル用品までを取扱っており、クラッシックなファッションアイテムに定評があります。
トミーヒルフィガーの「フリースジャケット」
1984年にデザイナー自身の名を冠し手設立したアメリカのアパレルブランド。
カジュアルであるながらも、どこか上品さを兼ね備えた物が多いのが特徴です。幅広い年代の人々に支持され、ビジネスシーンからスポーツシーンに合うアイテムまでリリースしています。
チャンピオンの「フリースジャケット」
1919年にアメリカのニューヨーク州で創立されたのが、チャンピオン。
リバースウィーブといったスウェットが代名詞のブランドですが、「フリースジャケット」もシンプルなデザインや使い勝手の良さから、高い人気を誇ります。
ノーティカの「フリースジャケット」
1983年にデビッド・チュウという在米中国人デザイナーが旗揚げしたブランド。
メンズ・レディース・キッズといったアパレルに限らず、アクセサリーや香水、インテリアといった幅広いジャンルまで手掛けるブランドです。
アディダスの「フリースジャケット」
スポカジスタイルの定番アイテムでいつの時代も高い人気を誇ります。
レトロテイスト溢れるスタイル、センスあるデザインや配色がとてもオシャレで幅広いスタイルにマッチします。
ミリタリーの「フリースジャケット」
「フリースジャケット」を選ぶなら、ミリタリーものを選ぶこともおすすめです。
ECWCSという米軍が開発した極寒冷地被服のレイヤリングシステムに組み込まれたミッドレイヤー用の「フリースジャケット」です。
重ね着を前提とした、スッキリとしたシルエットが特徴。ミリタリーらしい、無駄のない機能的なつくりが魅力的です。
この冬おすすめのフリースジャケットで冬を乗り越えて!
「フリースジャケット」は、高い保温性を持ちながらも、軽量で扱いやすい点が人気を博し、現在でも数多くのブランドからリリースされています。
冬の凍えるような寒さでも、軽くて暖かい「フリースジャケット」であれば容易に乗り越えれます。
古着屋JAMでは、そんな「フリースジャケット」を多数取り揃えております。是非、お気に入りの一着を見つけてみてください。
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