衣替えの季節は要チェック◆失敗しないアイロン選びと当て方!

衣替えの季節に気になるのが、保管しておいた衣類のシワ。そんな時に活躍するのはもちろん”アイロン”ですが、皆さんはアイロンの掛け方、知っていますか?

今回は、衣替えのシーズンにぜひ役立てていただきたい”アイロン”の使い方をふりかえり。皆さんがよくご存じのスチームアイロンと、よりコンパクトでハンディな衣類スチーマーの違いを比較しながらご紹介いたします!

「アイロンはバッチリ」という皆さんも、これを機に一緒に復習しませんか?

それでは、ご覧ください。

”スチームアイロン”と”衣類スチーマー”の違いは?

アイキャッチ2家庭用アイロンとしておなじみのスチームアイロン。基本的にアイロン台が必要な作りになっており、折り目付けやシワ伸ばしも安定して行えます。また、スチーム性能も高くかけ面も広いため一度に多くアイロンをかける場合などに向いています。

一方で、衣類スチーマーはハンガーにかけたまま手軽にアイロンを当てることができます。シワをさっと伸ばしたり、脱臭効果なども期待できます。スチームアイロンと違いプレスをしないため、ふんわりと仕上げたい時にも活躍。デリケートな服やカーテン、ソファーにも使用でき汎用性も◎。

 

意外と知らない?”スチームアイロン”の正しい使い方

ワークパンツスチームアイロンは、アイロン台を必要とするため、スラックス・シャツ・ジャケットなどパキっとさせたいアイテムに向いています。

意外とやりがちなのが、アイロン台の上に所構わず置いたり、アイロンを何往復もさせること。多くの方がアイロンをこのように使っているかと思いますが、これは×。当てた個所から余計なシワが増えたり、腕が疲れ効率も悪くなってしまいます。

ポイントは”広げる””小さなパーツから””押さえる””引っ張る”です。

① まずはアイロン台の上にシワなくきれいに広げましょう。この段階でしっかりシワなく広げるのが重要です。

② 小さな面積のパーツから当てて行きましょう。大きな身幅から当てるのはNG。細かい所を当てる際に、せっかくあてた身幅などの大きなパーツにシワが出来るのを防ぐためです。

③ アイロンを何度も服の上で滑らせるのではなく、服に対して垂直に自分の体重をかけるイメージでしっかり押さえながら当てるのがコツ。

④ アイロン台を利用しながら、空いた片方の手で縫い目の辺りからしっかり服を引っ張ることでよりきれいに、早くシワが取れます。

 

使いやすさ◎!”衣類スチーマー”の使い方

アイキャッチ衣類スチーマーは、ハンガーにかけたままでもスチーマーを当たることができるため、ニット、ブラウスなどのデリケートな洋服やふんわりと仕上げたい時に向いています。

しかし、スチームでやけどをしてしまったり、シワが取れないからと、かけ面を近付けすぎて生地が焼けたり、溶けたりという経験はないでしょうか。

スチーマーのポイントは”素材””引っ張ること””距離”です。

① 洋服についている品質表示を確認し、スチームが可能かどうかをしっかりチェック。

② ハンガーにかけた洋服はハンガーが動かない安定した場所にかけて行います。スチームを当てるパーツを下に引っ張りながらあてること。引っ張る部分はスチームアイロンと同様に大事なポイントです。

③ 距離感は1cm程度を目安に離すと◎。どうしてもシワが伸びづらい場合は、かけ面を洋服にあてながらかけていきます。中温、低温指定のあるものは、必ず目立たないところに当ててみて生地にダメージがないか確認すること。素材によってはスチームの跡がシミになるものもあるので、直接当てる場合はミトン、当て布を利用するとGOOD。どちらも100円均一で購入できます。

スチームアイロンと衣類スチーマーの共通点は”引っ張ること”
洋服は洗濯や着用を重ねることで生地の網目が詰まったり、バランスが変わったりします。洗濯の後に縮んだりヨレたりするのはこれが原因の一つ。ここで引っ張りながらアイロンを当てることで詰まってしまった網目を広げることができます。これにより縮んでしまった服などが元の状態とまではいきませんが、少しでも元の形に戻すことができます。

 

”素材”にも気を付けましょう!

品質表示最後に、アイロンを当てる時の注意点を素材別にご紹介します。

アイロンには高温・中温・低温があり、素材によって適切な温度が違います。下をご覧ください。
高温(180~210度)はコットン・リネン、
中温(140~160度)は合成繊維などのナイロン・ポリエステル、
低温(80~120度)はデリケートな素材のシルク・レーヨン。

コットンなどの様に、厚みがありしっかりとした生地は丈夫なため高温でOK。ナイロンやポリエステルの様につるっとしていて比較的薄い生地は中温、高級なドレスやブラウスなどに使われるシルクなどは繊細なため低温を選びましょう。

今回は代表的な素材に絞ってご紹介しましたが、混紡なども存在するため必ずしも上記の温度が当てはまるとは限りません。各素材が「100%の場合のみ」、上記をご参考にしてみてくださいね!基本は品質表示に従うと◎

 

正しいアイロンがけで衣替えはバッチリ!

BLOGアイロンいかがでしたか?

アイロンがけは身だしなみとしても大切なことですが、シワのない服で新しいシーズンをスタートできると、なんだか気持ちも引き締まりませんか?アイロンがけの正しい方法を知っておくことで、いつでも”真っさら”な気持ちで一日を迎えることができますね!♪

皆さんも2種類のアイロンを使い分け、衣替えを完了させましょう!

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