【MOVIE】LIFE+ホラー映画 vol.4 杉野 真貴 (商品部 店舗商品準備課 課長)

vol.4 杉野 真貴スギノ マキ (商品部 店舗商品準備課 課長)

ABOUT 『LIFE+α』

古着屋JAM スタッフのライフスタイルにフォーカスし、JAMスタッフの魅力を伝えるメディア『LIFE+α』。

今回は『LIFE+ホラー映画』と題し、ライフスタイルに寄りそうモノやコトと、それにまつわるエピソードをご紹介。

Vol.4では、商品部 店舗商品準備課 課長の杉野さんと、彼女が愛してやまないホラー映画に密着した。

観るヒト

杉野 真貴 (商品部 店舗商品準備課 課長)

  • TOPS:00s 悪魔のいけにえ(原題:The Texas Chain Saw Massacre)T-Shirt
  • DRESS:BEAMS
  • BOTTOMS:CHALAYAN
  • SHOES:MARNI

店舗の商品準備を担当する商品部 店舗商品準備課の課長を務める杉野さん。

古着屋JAMの強みである、商品の「ボリューム・バリエーションの多さ」「状態の良さ」を、全国の店舗で実現しているのは、彼女たちの働きがあってこそだ。
 

— 普段の業務内容を教えてください。

海外から入荷した服を店舗に送るための準備をしています。主に担当しているのは『商品のジャンルを仕分ける』『商品に値段をつける』『商品にタグを付ける』『商品を出荷する』この4つになります。
 

LIFE + ホラー映画

ホラー映画のパンフレット–コレクションの映画のパンフレットたち

普段からバンドTシャツなどの、カルチャーのある古着を着ているイメージがある杉野さん。

ホラー映画が好きと聞いたときは、普段とのギャップでかなり驚いたが、話を聞いていくうちに彼女のバックボーンや “好き”が見えてきた。

普段ホラー映画を全く観ない(観れない)、エディターの疑問をぶつけてみた。

パソコンで映画を観ている場面

— ホラー映画を好きなきっかけは?

ホラー映画を好きになったきっかけの映画は、『悪魔のいけにえ(1974)』でした。最初はそれこそ仕事中で、Tシャツの値段をつける時に“このTシャツって高いけど、そんなに面白い映画なんかな〜”くらいのノリでした。

それで、家に帰って観てみたら思っていた以上に面白くて、そこから有名どころからB級まで色々見るようになりました。改めて思い返すと、小学生の時から友達と放課後ホラー映画を見たりよくしていました。

中〜大学生の時は怖いMV集をネットサーフィンしては、自分の好きなバンドを探り出したりしていました(笑)元々おどろおどろしい感覚の映像を見たり、そういった音楽を聴くのは好きでした。

 

— 杉野さん的ホラー映画ベスト3 それぞれの理由や見どころを教えてください。

死霊のはらわた2のTスウェット

3位『死霊のはらわた2(1987)』

3位は『死霊のはらわた(1981)』です。死霊のはらわたは、なんといっても悪霊のビジュアルが最高なんです。

この映画はスパイダーマンで有名なサムライミ監督のホラー映画で、男女のグループが別荘で休暇を過ごすのですが、そこで見つけた怪しげなテープレコーダーを再生すると森の悪霊が蘇ってしまう。。というものです。

悪霊は、男女グループのメンバーに次々と取り付くのですが、ビジュアルが本当に気持ち悪くてチープです(笑)

ある意味ホラーの一番大事とも言える霊のビジュアルがチープで笑ってしまうので、ホラー好きじゃなくても見やすいという点ではおすすめの映画です!

またこのスウェットはシリーズの2のものになります。シリーズで見れるのも醍醐味ですね(笑)

 
悪魔のいけにえのTシャツ

2位『悪魔のいけにえ(1974)』

2位は『悪魔のいけにえ(1974)』です。悪魔のいけにえは前述でもあったように、ホラーをよく見るきっかけになった映画です。

この映画を初めてみた時は、映画の冒頭にいかにも主人公っぽく写されている人物が早い段階で殺されてしまって、“ここから誰が主人公になるんや。。全く展開が読めない。。”という映画の構成にすごく面白さを感じました(笑)

見どころとしては晩餐会のシーンですね。殺人一家と生き残りの女の子で晩餐会をするのですが、“殺人一家は嫌がって叫ぶ女の子を見て興奮→嫌がる女の子の顔ドアップ”のシーンが最高です。Tシャツのプリントがそのシーンです。

 
マーダーライドショーのTシャツ

1位『マーダーライドショー』

1位は『マーダーライドショー(2003)』です。この映画の監督はヘヴィメタル界のカリスマのロブゾンビです。

ロブゾンビが制作している映画は、映画というよりはMVっぽいノリのものが多いので見易いです。この映画でも殺人一家が出てくるのですが、これまたキャラ立ちがすごくて、一度見たら忘れないと思います(笑)

内容としては、ハロウィン前夜に男女4人で出かけて、途中寄り道したところで『ドクターサタンの伝説』を聞いて、伝説が気になり発祥の地へ向かったら。。。って感じです。

この寄り道したところでタイトルにある『マーダーライドショー』という展示兼乗り物を体験します。この映画は初めにも話している通りMVっぽくて勢いがすごいので、言葉に表すのが難しいです(笑)とても面白いので是非観てください。

— これって「26ヴィンテージ市」で出してたやつですよね!

そうです!めっちゃいいのあるやんってなって販売開始前からスタンバってました(笑)ホラーTってあんまりないので、ネットで見かけるとテンション上がります!

「26ヴィンテージ市」とは?

 

— どんなタイミングでホラー映画を観るんですか?

ホラー映画Tシャツの集積

特に見たくなるタイミングで言うと気持ちが落ち込んでいる時です。

単純に好きなものでテンションを上げたいと言う気持ちで見るときもありますが、“死=恐怖”に触れることで人間はアドレナリンが出るそうなのでこの点も含めてストレスを発散しています。

好きな映画のTOP3にはスプラッター系が入っていますが、実はホラー映画の中でスプラッターはあまり得意な方ではないです。

普段よく見るホラーで言うと有名どころで言うと『エクソシスト』のような悪魔祓い系が好きで、宗教に関係するような話をよく見ることが多いです。ただ、気分が落ち込むとスプラッターを観たくなるので、何回も繰り返してみるとなるとスプラッターが多いです(笑)

— 杉野さんは映画TとかバンTに造詣が深いイメージ。相関性とかありますか?

家でホラー映画鑑賞中

きっかけの部分でも触れていますが、怖い映像や音楽に興味があったのでネットサーフィンしては自分の好きなものを探し出していました。

怖いMV=メタルやハードコアが必然的に多くなりますので、そういったハードな音楽を好きになることが多かったです。

映画に関しては基本的にホラーが多いです。というのも一番好きなジャンルというのはもちろんですが、元ネタを探し出したりするのが好きなので、色々関連づけては映画を見て“このシーンは、あの映画をリスペクトして作ってるんやな、、”と感じた時はとても興奮し、またホラーを見て関連づけて。。の無限ループをしているので、みる回数がとても多いです。

例えば『スクリーム』という映画では、映画内でホラー映画オタクのキャラが登場するので、知らなかった映画を色々と教えてくれるのでサブスクで見れる範囲のものは見たりしていました。

あとは、ホラー以外ですとロマンス系も見ます。映画全部トータルして1番好きな映画は『タイタニック(1997)』です。

 

— お気に入りのバンTや映画Tを紹介してください。

My Bloody ValentineのT差hつ

お気に入りのTシャツですが、まずはMy Bloody Valentineですね。

このバンドは元々旦那さんが好きで知ったのですが、そもそもこのバンド名の由来が『血のバレンタイン(原題:My Bloody Valentine)』というホラー映画で、そこから興味を持ちました。

最初は映画がメインで好きになったのですが、プリントもかっこいいものが多いのでTシャツを集めたいと思ってます。

 
タイタニックのTシャツ3枚

次は映画で一番好きな『タイタニック(1997)』です。

これは3枚持っていて(両面プリントのものはブート)、旦那さんも一番好きな映画なので2人で合わせて着たりしています(笑)

EDITOR’S NOTE

ベッドで映画を観るイメージ

シゴトをする中で生まれた疑問やきっかけが、好きなモノ・コトに繋がっているというのも、「古着」の面白さや醍醐味だなと再認識させられた。

タイタニックのTシャツが本当に3枚いるかどうかはさておき、この記事をここまで読んでくださってる方は、そういう買い方をしてる人の割合も高いはず(?)なので、共感できるのでは。

夏こそヒヤッとしたい貴方、ホラー映画Tシャツ挑戦してみてはいかがだろうか。

— 次回の『LIFE+α』もお楽しみに

『LIFE+ホラー映画』と題し、古着屋JAMのヒトのライフスタイルを紹介させていただいた。

今後も、毎月月末に様々な古着屋JAMのヒトとライフスタイルをご紹介予定。

次回の更新もお楽しみに。

 
映画・ムービーTシャツ一覧
–古着屋JAMオンラインでもcoolなムービーTを取り揃えております。

 

profile

  古着屋JAM 杉野 真貴

杉野 真貴

(商品部 店舗商品準備課 課長)

愛称は“すぎちゃん”。趣味は映画鑑賞や音楽イベント、服のリメイク・製作など。商品部のムードメーカーで、彼女の周りは笑いが絶えない。

WRITING・PHOTO:AKIRA FUJII

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