vol.2 中原 真 (仕入部国内業務課 課長)
ABOUT 『LIFE+α』
古着屋JAM スタッフのライフスタイルにフォーカスし、JAMスタッフの魅力を伝えるメディア『LIFE+α』。
今回は『LIFE +グラベルロード』と題し、ライフスタイルに寄りそう乗りモノと、それにまつわるエピソードをご紹介。
Vol.2では、仕入部国内業務課 課長の中原さんと、愛車のBREEZER BIKES社が手掛けるグラベルロードバイク「RADAR EXPERT」に密着した。
乗るヒト
中原 真 (仕入部国内業務課 課長)- OUTER:LLBEAN アノラックパーカー
- TOPS:USED スウェット/NIKE ACG ベスト
- BOTTOMS:Levis 505
- SHOES:VANS オーセンティック
海外買い付けや商品仕分け、卸営業などを担当する仕入部で国内業務課の課長を務める中原さん。
社内で最もアツい男は誰か?と質問されたら、ほとんどの人は彼の名前を挙げるであろう。
それを疑わないほど、に真っ直ぐにアツい男だと撮影の短い時間でも感じるほどだった。
アツい一面のほかに、2児の父であり、釣り・スケートボード・自転車など多彩な趣味を持つ一面も。
— 自転車に乗るときのコーデのポイントは?
「靴はVANSが多いです。今回は違いますが、靴紐が絡まらないから靴紐が無いスリッポンタイプが好きですね。」
「今の時期ならアウターは着脱しやすくて軽くてコンパクトになるものがマストです。自転車は漕いでいると暑くなるので、脱ぎやすくてそれでいて嵩張ると邪魔になるので。」
「後はその時々に応じて自分の好きなものを着ています。夏なら釣り系のTシャツだとか着ていますね。
今の時期なら写真にも写っていますがブラックバスの描かれたスウェットなどですかね。
釣り系の古着を集めているので兎に角釣りに関する服が多くなってます(笑)」
乗りモノ
MAKER:BREEZER BIKES
MODEL:RADAR EXPERT
マウンテンバイクを世界で初めて作ったジョー・ブリーズのブランド「BREEZER BIKES」。
伝説的なブランド背景や、他社にはないツボをついた商品展開で人気を博す同ブランドの中でも、デイリーライドからグラベルライドまで網羅する「RADAR SERIES」。
サイクリングという行動そのものの、様々な楽しみ方を教えてくれるマスターピース的な一台だ。
既に様々なカスタムが施された姿を見るに、彼とどのような“LIFE”を送っているのかを想像するは容易い。
LIFE +グラベルロード
こだわりの詰まったカスタムが施された、この一台と中原さんがどんな“LIFE”を送っているのか。
インタビューを進めるうちに、彼のライフスタイルの変化とともに合わせた自転車への考え方も垣間見えた。
— 自転車を好きになったきっかけは?
「元から自転車は好きだったんです。
でも最初は今みたいなグラベルロードじゃなくてロッドブレーキの自転車いわゆる、運搬車や実用車にハマっていました。
スケートボードをしている時にライフスタイルもスケートボードのスタイルも、色々な価値観もすごく尊敬できて魅力的な先輩スケーターがいたんです。」
–愛車の実用車
「その人が乗ってる運搬車がものすごくカッコよくて。その影響で実用車に乗り始めたのがきっかけで本格的に自転車にハマりました。
同時期に実用車にハマった別のスケーターの先輩と実用車の魅力についてスケートボードそっちのけで喋ったり、一緒に街をぶらぶらして運搬車や実用車を見つけるたびに近づいて観察したり。もう気持ち悪い領域ですね(笑)」
グラベルロード+家族のハナシ
–この日の夜の撮影のため、お子さんにも撮影にご協力いただいた。
「転機があったのはやっぱり2人目の子供が産まれてからですかね。
子供乗せの電動自転車も持ってるんですが、それに子供2人乗せて公園や買い物に行ってたんです。奥さんが(笑)
その時は恥ずかしながら、車の免許をまだ持っていなかったので、
僕は実用車でついて行ったり子供乗せ自転車を僕が漕いだりしてました。」
–焚火をぼーっと眺めるのも醍醐味の一つ。
「その時に、何か子供乗せ自転車欲しいなと。
でもかっこいいのがいいなとなって調べ出したら、目についたのがグラベルロードでした。
タイヤも太くて子供乗せても安定しそうだし、何よりキャンプにすごく興味があったんです。
でも車は無いし自転車キャンプいいなって。実際グラベルロードは自転車キャンプしてる方が結構いてすごくかっこよく見えて。
もうグラベルロード買うしかないってなりました。」
仕事仲間とのチャリキャン
「先日、仕入部の仲間と大阪府内のキャンプ場に試しにチャリで行こうってなって行きました!
大阪府内なので距離もそこまで無く正直舐めてました。
途中までは意気揚々と行ってたんですが、最後にえげつない峠道を登らないとキャンプ場に辿り着けなかったんです。
そこで皆もうしんどすぎて帰ろうと言い出したんですが、せっかく来たので頑張ろうと。
みんなで励まし合いなんとかキャンプ場までたどり着きました。その時の達成感は物凄かったですね。」
–仕入部メンバーとのチャリキャンの様子
「ただ、食糧を何も用意していなかった。。
舐めてたので、キャンプ場についてから麓のスーパーまでもう一度チャリで買い出しに行く予定だったんです。
結局、皆疲れ果てすぎて買い出しはタクシーで行きました(笑)」
—中原さんは夜な夜な仕事仲間と、このチャリで釣りにいったり、焚火をしているそうだ。
特に焚火をしているときの“何もしないボーっとする時間”が最高らしい。ストレスが溜まったり行き詰ったりした際に行きがちなのは、ここだけの話。
EDITOR’S NOTE
ライフステージの変化に合わせて、元から好きな自転車の種類も変わってきた中原さん。
しかも、好きという思いは変わらず年々増していっているのだなと、彼の熱量からビシビシと伝わってきた。
彼がJAMイチ、アツい男と噂される理由が垣間見えた。
— 次回の『LIFE+α』もお楽しみに
『LIFE +グラベルロード』と題し、古着屋JAMのヒトのライフスタイルを紹介させていただいた。
今後も、毎月月末に様々な古着屋JAMのヒトとライフスタイルをご紹介予定。
次回の更新もお楽しみに。
※4月1日から法改正により、自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されましたが、本記事で掲載しております写真は4月1日以前に撮影されたものです。
※焚火に関しましては、火気使用が可能な場所で行っております。
profile
中原真
(仕入部国内業務課 課長)
「古着屋JAM」仕入部国内業務課 課長。2児の父であり、釣り・スケートボード・自転車など多彩な趣味を持つ一面も。古着屋JAMイチ、アツい男。
WRITING:AKIRA FUJII
PHOTO:TAKUMI ENDO