vol.6 山内 洋輔 (店舗営業部 マネージャー)
ABOUT 『LIFE+α』
古着屋JAM スタッフのライフスタイルにフォーカスし、JAMスタッフの魅力を伝えるメディア『LIFE+α』。
今回は『LIFE+音楽』と題し、ライフスタイルに寄りそうモノやコトと、それにまつわるエピソードをご紹介。
Vol.6では、店舗営業部 マネージャーの山内さんと、お気に入りの音楽やプレイリスト作りに密着した。
聴くヒト
山内 洋輔 (店舗営業部 マネージャー)- Ssunglasses:Typhoonmart
- Tops:90’s Russell Sweat Shirt
- Bottoms:Levi’s 502 Black Denim Pants
- Shoes:Merrell HYDRO MOC
- Ring:1923 Class Ring
23年8月現在、全国に14店舗展開する「古着屋JAM」実店舗のマネージャー兼MDを務める山内さん。
「古着屋JAM」と聞いて想像するであろう、実店舗部門のJAMブランド統括を担当している。
JAM随一のナイスガイとしても有名で、その眩しいスマイルにやられた人も多いのではないだろうか。
— 普段の業務内容を教えてください。
古着屋JAMのブランドマネージャー兼ブランドMDをさせていただいています。
ブランドマネージャーとしては、店舗運営の管理、人材育成が主な業務になります。
日々、エリアマネージャー、店長に協力してもらいながら、自社の強みであるたくさんの品質の良い古着を通して、“古着ファッションの楽しさ・魅力・感動をお客様へ伝えること”を試行錯誤しながら取り組んでいます。
MDとしては、新しい発見や新しい提案を常にお客様へ提供する為に、各部署の方々に協力してもらい販売計画の作成、施策の立案、商品の仕入れ依頼、などを行っています。
LIFE + 音楽
古着とも親和性の高いカルチャーの代表格である音楽。
古着の歴史やファッションの変遷において、切り離すことのできない音楽だが、どのように山内さんは音楽や古着、ファッションにのめり込んでいったのだろうか。
— 音楽を好きになったきっかけは?
音楽を好きになったきかっけは正直あんまり覚えていないんですけど、洋楽ばっかり聴くようになったのは中学三年生か高校一年生の時に、地元の友達からDaft Punkを教えてもらって、ただただシンプルにカッコいい!!ってなったのがきっかけだったような気がします(笑)
そこから、その友達のお兄さんがバンドをしていて、その人達が自由でお洒落でカッコよくてどんどん音楽に惹かれていったなーと思います。
古着にハマったのもこのあたりで、やっぱり音楽とファッション、特にカルチャーの濃い古着は繋がりを強く感じますね。
— プレイリストを作るようになったきっかけは?
音楽は好きだったけど、昔からプレイリストをよく作っていたとかではなくて、18歳の時に免許を取ってドライブすることが趣味になっていた時に、ドライブ用のプレイリストを作ったのが今思えばきっかけだったと思います。
ナビも設定せずに気になる角を曲がる、目的地もないから終わりも別にないみたいな、自由な時間に気持ちいい音楽が流れているっていう、その空間やったり時間が好きだったからプレイリストをよく作るようになったのかなって思っています。
プレイリスト=空間やったり時間の表現、演出みたいなイメージで作るのが好きです(笑)
MYプレイリストを紹介してください。
80’s_mood📼 “最高な休日に聴く”
Play Muic
このプレイリストは外に飛び出したくなるような活発的な休日がイメージです。
始まりはDiana RossのI’m Coming OutからCyndi LauperのGirls Just Want to Have Funで快晴の朝、最高の目覚めで始まります。
そこから、MadonnaのMaterial Girlでハイテンションなまま準備してるイメージです(笑)
Phil CollinsのBehind the LinesからSqueezeのBlack Coffee In Bedあたりは車飛び乗ってドライブしたり、適当にパーキング止まって海辺でのんびりしたり、いい雰囲気のカフェ入ってとりあえずコーヒー飲んだり、、、
そこから、QueenのI Want To Break Free、Kajagoogoo & LimahlのNever Ending Storyは、こんな最高な休日が終わることへの少し悲しさと物足りなさと、でも最高な充実感を感じている瞬間みたいなイメージです。
そして、後半戦のKate BushのRunning Up That Hillから一日の終わり、映画のエンドロールみたいに幸福感と高揚感がありながらももう少し浸っていたい感覚で幕が閉じていく様な構成になってます(笑)
アメリカンなヒューマンドラマ映画一本見る様な感覚でよく聴いてます。
—プレイリストを聴くと、待ちに待った休日の思い出を想起させると同時に、どこからともなく来る80年代の高揚感を彷彿させられた。レトロなのに何故か新しく感じる80年代の“mood”を、是非ともファッションに取り入れてみては。
Lazy sunday🌼 “怠惰な日曜日に聴く”
Play Muic
今日は1日ダラダラ過ごしたい、でも何かしたい、でも動けない、って言う日曜日に垂れ流したいプレイリストです(笑)
そんな休日って怠惰な感情と何かをしたいって感情の起伏がすごいんですよね。なので、その起伏のままに曲順とかは決めてないです。
動こうかな、やっぱりやめておこうかなって感覚がランダムにくるみたいに、このプレイリストはランダム再生で聴きます。
TV Girlは高校の卒業旅行で沖縄へ友人6人で行った時に、「一人一枚ずつジャケ買いでアルバムを持ってこよう!」ってなって僕が選んで持って行ったっていう思い出があったり、Vampire Weekend、ベルセバ(Belle and Sebastian)、Breakbot、The 1975あたりは、その友人達と高校生の時に聴きまくってたアーティストです。
そんな自分にとって懐かしい曲が沢山入っていて、昔を思い出せるところもこのプレイリストを気に入っている理由の一つです。
音楽ってその当時の思い出やったり感情を甦らしてくれるっていう良さもあるなーってよく思います。
Mood_🥃 “家でしっぽり一人時間に聴く”
Play Muic
帰宅して、晩御飯、お風呂全て終わらしてフリーな時間をゆっくり過ごす用のプレイリストです。
好きな映画を映像だけただ流して携帯いじったり、本読んだり、好きなウイスキーちびちび飲んだり、、、良い時間ってやつです。
そんな時間はただ気分が良くて気持ちよくて眠くなるまでひたすら好きな事をしています。
そういう時間ほど僕にとって音って大事で、邪魔をしなくて空間をより良いムードにしてくれる演出的な曲が聴きたくなります。
そんな時にJazzやったりR&Bやったりを集めたこのプレイリストが丁度良いんです。
Nujabes、D’Angelo、MAHBIEやったり気持ちいい音、声のアーティストの詰め込みプレイリストです。
是非、一人でのお家時間、パートナーや奥さんとの幸せな二人の時間にBGMで流してもらいたいです。
Tears💧 “感情が落ちている時に聴く”
Play Muic
仕事やったり人間関係やったり、悩んで辛くなったりする事って誰でもあると思います。
誰かに話したくても何を話したいかもあまり分からなくて、ただボーッと虚しい気持ちに襲われる時につい聴いてしまう曲を集めたプレイリストです。
自分のそんな感情が音を出したらこんな感じじゃないかなってイメージで(笑)
包み込まれる様な空間系の曲が多いのは、落ちていて一人になって無感情になりたいけど、どこかに温かさを求めてる様な感覚から、そんな選曲になっているのかなと思います。
落ちている時って生活のノイズを消したくなるので、このプレイリスト聴く時はイヤホンしてノイズキャンセルして雑音、雑念消して聴き浸ります(笑)
早送りな毎日をたまに停止させる様なプレイリストかなって思っています。
このプレイリストの中でもFrank Ocean、Radio Head、James Blake、BROCKHAMPTONあたりはアーティスト自体がすごく好きで、日頃からよく聴いています。
—音楽×古着といったらバンドアイテム。是非、カルチャーや音楽を身に纏って親和性や相関性を感じてみては。
EDITOR’S NOTE
音楽とファッションの親和性の高さ、特に古着との蜜月関係は言わずもがなだ。
山内さんとはファッションの話を何回かする機会があったが、彼がファッショナブルなのは、音楽ないし様々なカルチャーを吸収し咀嚼しているからだと思っている。
古着やファッションを理解する上では、音楽に触れるのが最適解かもしれない。
自身の“LIFE”を豊かにする要素として、もっと色々なカルチャーに触れたいと再認識した次第だ。
— 次回の『LIFE+α』もお楽しみに
『LIFE+音楽』と題し、古着屋JAMのヒトのライフスタイルを紹介させていただいた。
今後も、様々な古着屋JAMのヒトとライフスタイルをご紹介予定。
次回の更新もお楽しみに。
profile
山内 洋輔
(店舗営業部 マネージャー)
“ヨウさん・ヨウくん”の愛称で親しまれる。
笑顔が眩しいナイスガイ。
音楽の他にも、映画鑑賞・ランニング・滝巡りなども嗜む。
WRITING:AKIRA FUJII