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Denim
「70年代好きにはたまらないフレアパンツ」
吉迫:コレ私推しのです。めっちゃ欲しい。
一同:(笑)
北村:吉迫さんカラーですね。
吉迫:ピッチ(幅)が太いのがめっちゃいい!
藤村:確かに。Marni(マルニ)のバッグみたいな感じやね。
吉迫:小指くらいの細めのピッチはあるけど、この太さはないですね。
北村:これでリーバイスっていうのがまた乙な感じですか?
藤村:乙だね、完全に。年代的にも70年代でヒッピーど真ん中。
吉迫:どんずば!タブも時代を感じる。光ってますねー!!!
一同:(笑)
吉迫:ポケットの数、形もいいですね。
藤村:うんうん。どんなトップスもってきても合うし、これからも長く愛用できるね。お洒落。ハイブランドでもありそうなデザインやし。
吉迫:裾上げもしてて、フレアすぎず丁度いい塩梅!いい具合でくたくたしてて掃きやすくなってる!
北村:金のBIG Eはなんですか?
藤村:白とか黒とかもあるんやけど、デニム以外の異素材生地に使われてるってこと!Sta-Prest(スタプレ)とか。
北村:ほ~、そうなんや~。
藤村:デニムは赤タブ。オレンジタブは量販アイテム。黒白が異素材系(コットン、ポリエステル)。このデザインが時代的に作りやすかったんやろうね。
吉迫:ですね。縫製しやすい感じとか、パチポケ(パッチポケット)のあたりなんかも。
北村:501はボタンフライですが、これはジップですね。
吉迫:この時代でこのパンツは、ほぼジップじゃないですか?
藤村:そうやね。505の前のモデルとかってジップあるんだけど、洗うとガタガタになってジップ不良おこすからボタンフライに変更したんやね。
北村:時代ごとでニーズに合わせて考えられているのがいいですね~。
「さすがリーバイス。縫製やシルエット全てが別格。」
藤村:50年代のリーバイスのショートホーン!おそらくセットアップ
吉迫:着た時の感じバランスみてもたぶんセットアップ!これはもうやばい!みんなの憧れ。
北村:ホーンって角が長いか短いかで年代かわりますよね?
藤村:そうそう。この年代のショートホーンはレザー、ムートンとかでウエスタン系が多い。サイドのジップがいいね。
吉迫:他のブランドのランチパンツと作りが格段に違う。さすがリーバイス。抜群です。ボタンの欠品もないしね!
北村:作りは何が違うんですか?
吉迫:シルエット、バランス、布の使い方、縫製が全然違いますし、ベルトループもあるしめちゃくちゃ丁寧!長く着れるように作ったんやろうなという感じはしますね。
藤村:ダメージとか色落ちとか含めてかっこいい。ヒゲもうっすら生えてるし
吉迫:メンズとレディースのランチパンツのヒゲの付き方が違うくて面白いんですよね。
藤村:うん、メンズと違ってハイウエストらへんに細かくサーっと入っていていいね~お洒落!ヘビーオンスじゃないので、シーズン問わず選べるね。
吉迫:レディースのショートホーンは見れるだけでも珍しいし、レディースの人が着れるこういうショートホーンないと思うから本当におすすめですね!
藤村:これは、本当いい。お洒落。
「オーナーの生き方で結果が変わるヴィンテージデニムの醍醐味が満載」
吉迫:ブランドは王道のペイデイ!良い色、良いサイズですね。
藤村:これくらいの小さいサイズは日本に結構あるね。海外の方からしたら小さいから。
北村:オンラインショップでもその辺りのサイズからよく売れてます。
吉迫:サイズが合えば、実店舗でも売れますね。こんだけ色残りもあったらすぐ売れますよ。てか、これ仕事内容伺えますね?(笑)
藤村:確かに。後ろにハンマー、金具とか入れて作業してたんやーとか。ポケットにその跡付いてるね。
北村:そういうの面白いですね!デッドストックとか入荷してきたらデニムパンツもそうですけど、一から育てるのも乙ですね。
藤村:その人の生き方で結果変わるもんね~。そういうのがヴィンテージデニムの醍醐味。
吉迫:海を渡ってきましたね!
北村:ですね。目の前にあるのは歴史そのもの。
一同:深い~
吉迫:普通にオーバーオール流行ってるから、どうせやったら数より、良い品物狙うのがおすすめですね。
藤村:うん。デニムも枯渇してきてるし、買いたくても買えなくなるしね~。XXとかも落ち着くか、上がり続けるかのどっちかだね。