今回は前回の「Levi’s デニムジャケット1st~2nd編」に引き続き、デニムジャケット3rd~4th編をご紹介します。労働者だけでなく、全米の若者たちの間で急速に広まった現代までに至るデニムジャケットです。
557XX (通称3rd) 1962年~1966年
1962年に大幅なモデルチェンジをしたデニムジャケットが557XXになります。ファースト、セカンド、サードの中では1番シルエットのバランスが良く、完成度の高いデザインです。いくつか種類がございますので、説明してゆきます。
※ちなみに557のブランケット付きを”559”といいます。
557XX (紙パッチ ギャラ入り) 1962年頃まで
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557XX (紙パッチ ギャラなし USA表記なし) 1962~1963年頃まで
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557XX (紙パッチ ギャラなし USA表記あり) 1962~1963年頃まで
※写真無し
557 (XX表記なし) 1963~1966年頃まで
⇒ 557XX (通称3rd) ≪ 商品一覧 ≫
558XX 1962年~1966年
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※ちなみに558とは557の着丈が長いバージョンの事です。
70505 (4th) 1966年~1971年
最後は1966年から誕生したデニムジャケット70505です。洗練されたフォルムは現代のデニムジャケットの標準モデルとして知られています。
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557/70505 (ダブルネーム) 製造期間 数か月
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70505 (デカ紙パッチ) 製造期間 数か月
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※一般の70505紙パッチの大きさは557XXに比べて小さいですが、70505デカ紙パッチは557XXと同じ大きさです。
70505 (収縮率表記なし) 1967~1969年頃まで
70505 (収縮率表記あり) 1969~1971年頃まで
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71205 1966年~1971年
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※71205とは70505の着丈が長いバージョンの事です。
⇒ 70505 (通称4th) ≪ 商品一覧 ≫
2回にわたりVINTAGE Levi’s デニムジャケットを紹介していきました。ちなみに3rdと4thの区別には説がたくさんありまして、557/70505 (ダブルネーム)までを3rdと呼ぶ人もいれば、70505にポケットが付いてからが4thと呼ぶ人もいます。製造期間が短いものは区別が難しいといわれてるんです。面白いですね。
次回はLevisのジーンズ(デニムパンツ)の型番を紹介していこうと思います。お楽しみに!