古着屋JAMにも秋冬物が大量入荷しました。
とたん、待ってましたとばかりに、パタゴニアのフリースをお手に取る方や試着される方が増えています。
古着の世界はやはり古い物の方が、価値があるとされて、高くなるのが常です。
そこでパタゴニアの年代のお話を。古着好きの方は当たり前の話かも知れませんが、パタゴニアの胸のマークや首もとのタグって、色々遍歴があって面白いんです。
では、70年代から続くパタゴニアのタグの遍歴紹介をします。
【白タグ】
1970年代中期~80年代初期まで使用されていた初期のタグ。
白タグや初期タグと呼ばれています。
JAMでもなかなか出てこないタイプで希少モデルです。
そして初期タグには二種類あり、雪山にかかる雲の感じが違います。
上のオレンジの夕焼け雲が70年代の前半
こちらの青とオレンジの2色が70年代の後半と言われています。
【デカタグ】
1980年代初期~80年代後半まで白タグと入れ替わって使用されたタグ。
その名の通り現行タグと比べると大きなタグです。
デカタグには二種類ありpatagoniaの右横にRマークありとRマークなしがあります。
上のRマークなしが80年代の前半
こちらのRマークありが80年代の後半と言われています。
【Rマークつきタグ】
1980年代後半~1994年ぐらいまでデカタグに入れ替わって使用されたタグで現行タグとほとんど変わりませんが、パタゴニアの右横の○の中がRとなっています。
【雪なしタグ】
1992年~94年ぐらいに使用された山の上に雪が積もっていないタグでこの3年間のみ使用されていましたが、どういった経緯で雪なしになったか不明です。
一説には偽物対策として製造されたのではないかともいわれています。
どちらにせよ、希少なタグになります。
【Rなしタグ】
1994年ぐらいから使用された現行のタグで、良く見るとpatagonia右横の○の中がRではなく点になっています。おそらくR省略のために点に変更したんだと思います。
タグだけでもこんなに違いがあるって本当に面白いですね。早速家にあるパタゴニアのタグをチェックしましょう!
当店もデカタグ、雪なし、Rマークなど豊富に取り揃えていますのでぜひご覧ください。