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テーラードジャケット・総柄・長袖シャツ・スラックスパンツ・ベルボトム・ファー 60・70年代のファッションアイコン『ザ・ビートルズ』スタイル / 月JAM2月号コラム

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何かがすり減るような想いを抱いたときに、優しくささやくように耳元に届いた音楽。

繰り返す日常を淡々と過ごしていると変化や刺激を求めたり、逆に癒しや安らぎを求めたり、何か心の栄養となるものを得ようとするのは人の本能です。

喉が渇けば潤したい、手先が冷えれば温めたい、身体が本能的に何かを求めることと同じように音楽を求めていたときに、たまたま耳に止まり心をほぐしてくれた曲があります。

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TheBeatlesの『Blackbird』。

この曲はジョン・レノンとポール・マッカートニーによるナンバーとされていますが、事実上はポールの単独作品です。

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68年に発売された10枚目のアルバム『The Beatles(通称:ホワイトアルバム)』に収録されていますが、シングル曲ではなく派手さもない、どちらかと言えばマニアックな曲。

私がこの曲に惹かれた理由は、アコースティックギターでの指弾きによる優しいストロークと中間的で穏やかな曲調、そして“ブラックバード”を主として唄われる詞の世界。

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Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

黒い鳥が歌っている 夜の死の中で
その折れた翼をつかって 飛ぼうとしている
君の人生でずっと
君は待っていただけだったね ことの起こりの瞬間を
(一部抜粋)

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ポール曰く「黒人女性の人権擁護や解放について歌っている」とのこと。

世の情勢が大きく動いていく中でも音楽をつくり続けた彼らの、作品とファッションの変化。

ジャケットにおいても、サイケデリックで華やかなものが多い時代でしたが、そんな中での真っ白なデザインが余計に際立ち、新鮮な印象を与えています。

ビートルズがリリースしたアルバムを通して見ても明らかに1枚だけ違いますね。

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当時はちょうどヒッピーカルチャー全盛期・文化的大革命時代が収束に向かう頃です。

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ビートルズといえば、初期のキレイに切りそろえられたの重めのマッシュヘアや真っ黒のスリムなモッズスーツ姿が印象的ではありますが、時代によって作品性やファッション性も少しずつ変化が見られます。

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▲デビュー当初

『YellowSubmarine』のアニメーションにも見られるようにカラフルでサイケな柄のシャツやネクタイ、ベルボトム、顔にまとわりつくようにのびたヒゲと髪の毛。4人それぞれの自由なスタイリングが目立つ時代もありました。

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▲1967年頃

その後、69年リリース12枚目アルバム『Abbey Road』以降、シックでスタイリッシュでありつつも、各々の個性がさりげなく放たれたスタイルへと変化していきます。

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▲『Abbey Road』ジャケット

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▲1969年頃

テーラードジャケット、ノーカラージャケット、スラックスパンツにはじまり、花柄・幾何学的な総柄・マルチカラーのブラウス・長袖シャツ、ニットベスト、ファー、ベロア、ベルボトム、スカーフ、ハット・・・と、時の経過とともにめまぐるしく変化していくビートルズのファッション。

ビートルズそのものの歴史を味わうとともに、時代を象徴する彼らのスタイルをお手本に、60~70年代ファッションにトライしてみましょう!

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(Text:WEB STAFF Tsugumi Akimitsu)

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